【企画者の視点⇒キチンとウリはPRすべきです!(笑)】
最近、和歌山県の高野山に行く機会がありました!
以前から興味があったのですが、関東からだとなかなか和歌山までは簡単には行けない(笑)
ちなみに和歌山は二度目。CAMPERS時代に白浜と熊野大社には行っているんですね。
それにしても高野山、山上の宗教都市ですね!ビックリしました。昔はもっと凄かったんだろうなと想像しちゃいます!
正門、金堂も良かったのですが、丹生都比売(にうつひめ)神社が素晴らしかった!それから「こうやくん」がよく出来ているだけに、微妙でした(苦笑)
ちなみにこの日、僕らは奥の院の近く、宿坊 赤松院というところに泊まったんですね。宿坊なので食事とかは期待してはいけません。全般的にも期待してはいけません。でもちょっと期待外れだったわけです。(苦笑)
建物や庭や襖とかは素晴らしいんですね。でも、まあ専門ではないのは分かりますが、食事やおもてなし、全体的な空気感はイマイチでした。宿坊ってこんなものなのかなと。もっとちゃんとやればいいのに、と思ってしまうのは僕だけでしょうか…いえ、同行の皆全員の意見でした!
翌朝、これも微妙だった朝のお勤めに参加した後で、なんだか昔は相当キチンとしていたんじゃないかと思える大広間で食事していたんですね。特に何も言われることもなく。
でもって不意に横を見ると、目の前に愛嬌のある虎がいたんです。なんだかいっぱい置かれている床の間に。随分と可愛い虎だなあと思って見ているとその横に寺宝•左甚五郎作の文字が…
「ん…」
一瞬目を疑ってしまいました…
「えっ…」
そしてもう一度見てみると、やはりそこには左甚五郎の文字が…
いやあビックリしました!
江戸初期の伝説の彫刻師です!あの日光東照宮の眠り猫を手掛けた彼です。
ちなみに後から知ったのですが、この赤松院、旅行ツアーのコースにも入るほど人気なんですね。いやあ驚きました!
でもって宿泊者だから独占して見ちゃいました!同行の皆は左甚五郎を知らなかったので、ますます独占です!
でも、宿泊者には伝えるべきですよね!キチンと。気付いたの、恐らく僕だけですから。でもって狩野法眼の掛け軸も有名らしいのですがキチンと見られませんでしたから。というか写真の後ろの掛け軸がそうなんだろうな(笑)
ところで夕食食べた場所のあの襖、ものすごく見事だったのですが、誰の作なのでしょうか…
それにしても高野山、奥の院の有名人オンパレードなお墓の数々にもビックリしたのですが、奥行きが深いです!