京都 六波羅蜜寺の手ぬぐい!(オフィシャル手ぬぐいNo.014) | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

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元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

【企画者の視点⇒】
全ての仕事にユーモアを!


今日もオフィシャル手ぬぐいです!
そしてやっぱり僕ならではの視点を付けることにしました(笑)

続いては六波羅蜜寺。

ご存じ空也上人像があることで有名なお寺です。今では周囲を民家に囲まれた非常に小さなお寺ですが、平安・鎌倉期の国宝、または国宝級の仏像がゴロゴロしているから京都は恐ろしい…

目玉は当時空也上人が彫り、市中を引いて回ったという十一面観音立像ですが、これは秘仏のため12年に一度のご開帳でしか見られません(昔の人はよく考えています。だって本当の秘仏だったら見せる必要ないですから!)。他にも平清盛坐像やら重要文化財がゴロゴロしています。

そして肝心要の空也上人像は、やはり独特なコミカルさを持っていますよね。
この像と一晩向かい合ったら、絶対夜中に歩きだすに決まっています(笑)。それぐらい写実的です。
でもこの当時の仏師全般的に言えるのですが、どこかユーモアが含まれているんですね。
空也上人の口から出ている6人の阿弥陀仏が南無阿弥陀仏を表しているこのセンス!脱帽ですよね。

photo:01



モチロン手ぬぐいにも空也上人が描かれていますね。
この手ぬぐいのポイントはともかくこの赤のラインですね!これが強烈に異国っぽさを出しています。いい感じですね。出会った時、ニヤリとしてしまったことを一番ハッキリと覚えています。

僕の記憶だと境内にあの世への入口となる井戸があったと思ったのですが、調べてみたら見当たらなく、近くの六道珍皇寺にある。記憶違いだったかなと思いつつ、また訪れる機会があったら確かめてみようと思っている今日この頃です!