前回の投稿で、2024年は波乱の幕開けで、きっと大波小波がくることを覚悟しつつも「風立ちぬ、いざ生きめやも」の心境で生きていこうと書きましたが。

いやいや、風立ちすぎでしょう~💦

元旦に起きた能登地震。2日に起きた羽田空港での飛行機衝突。そして4日には山手線内の切りつけ事件。

いつもは、箱根駅伝にきゃーきゃー言っているのだけど、もう箱根駅伝応援にも身が入らなかったです・・・。

 

英語の勉強のために見ているアメリカやイギリスのニュース番組でも、「Staring from Japan」ということで、日本のニュース2つ(能登地震と飛行機衝突)がトップニュースで報道されていました。「Twin Tragedy」と二重の悲劇が起きたということで、かなりの時間を使って報道していましたねえ。安倍派の裏金問題とか岸田首相のいろいろな発表とかは完全スルーしていたけれど・・・。

特に能登地震は、原発は大丈夫なのか!?という観点の報道を含んでいましたね。やっぱり東日本大震災の時の怖い経験がありますからね。私も石川県で地震が起こったと知り、すぐ柏崎刈羽原発は大丈夫なのか??と思いました。日本海側は太平洋側に比べて地震が少ないから(相対的にって意味だけど。実際には結構地震起きてますからね)原発は大丈夫などと思っていていいのか!?と不安になるような今回の能登地震です。

そして、時間が経つにつれ明らかになってくる被災地の現状・・・。

ニュースを見ているとくら~い気持ちに。

暗くなるけど、気になって、テレビやネットでニュースを追い続け。

そして、ますます暗くなる・・・。

いかん、いかん💦。

ショッキングな事件が起きると、ついつい暗いニュースをずっと追い続けて、テレビやネットから離れられなくなってしまう。

コロナ感染拡大時やロシアのウクライナ侵攻の時に陥ったドゥーム・スクローリング(Doomscrolling)の状態になっているぞと、自分を叱りました。

 

ドゥーム・スクローリングは、コロナ感染拡大が深刻化していった2020年に世界で広がったSNS病の一種で、インターネットやSNSでネガティブな暗い情報を集め続けてしまうこと。 「ドゥーム(Doom)」は最悪、「スクローリング(Scrolling)」はSNSのスクロールのことです。

 

 

被災地の現状に目を向け、寄り添い、支援の道を探すことは大切だと思いますが、ずっと暗いニュースを追い続けているのはよくない。

それに、心温まる出来事もちゃんとあるのだ。

暗い出来事ばかりではない。

 

現在開催されている全国高校サッカー選手権。3回戦で石川県の星稜高校と千葉の市立船橋高校が対決しましたが、星稜高校はこういう事態ですから応援団が試合会場に来ることはできなかったのです。そこで星稜高校はXで関東在住の人達に応援を呼びかけたのですが、それに応じたのは関東在住の星陵関係者だけではなかった・・・。日大藤沢や岡山学芸館など他の高校の部員たちが試合会場に詰め掛けて星稜高校を応援してくれたのでした。しかも、星稜カラーは黄色なので、黄色をアピールするために黄色のゴミ袋をかぶっていた・・・。泣ける。急遽用意された応援団席券は完売したそうです。試合は、星稜1一4市立船橋で、星稜高校は負けてしまったけれど。スポーツの力を見せてくれた心温まるお話です。

 

こういう救われる出来事もある。

星稜高校を応援にいくことも、立派な被災地支援だと思う。

私も、暗い顔して暗いニュースばかり追っていないで、どういう被災地支援ができるのかを模索する方にエネルギーを使いたいと思います。