皆さまの想いとともに。。。 | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

東日本大震災よりまもなく13年が経過しますが、飯舘村のワンちゃん猫ちゃん鶏さんたちに寄り添い続け、変らぬご支援ご協力を賜り心より感謝申し上げます。

 

 

2024年3月1日現在の避難状況
(飯舘村HPより)※()内、2023.12月比
県外避難者数:  156名(±0名)
県内避難者数2965名(△46名)
村内帰還者数:1205名(△4名)
 
 

東日本大震災による福島第一原発事故による被災地、飯舘村には、13年が経過した今も、未だにボランティアのご飯を待っているワンちゃんや猫ちゃんたちが残されているのです。

 

 
歳月が経つにつれ、家の主人が他界し、代替わりしたお宅では家屋の解体や、野生動物の寄り付きを嫌うなどの理由から餌場の撤去が行われ、数少なくなった餌場では、野生動物も出現するようになり、餌場から姿を消したり、無残な死を遂げた子がいます。
 
 
そのような状況下、当会では、餌場の提供をして頂いている親交の深い飼い主さんや家主さんと情報を共有し、不妊手術がなされていない新顔ちゃんが姿を現した場合には、他のボランティアさんとも意見交換を行い、不妊去勢手術後、状態にあわせて保護を行ったり、もとの餌場に戻しています。
 
 
定例の活動では、給餌・支援活動がメインとなりますが、時間が許す時は、不妊去勢手術のための捕獲や、それを機に保護したり、季節に合わせた環境改善などもイレギュラー活動として行っております。
 
当会では預かりさまにご協力いただきながら、保護した子を人馴れさせ、新たなご家族とのご縁を繋ぎ、枠が空いた分だけ、次の子を保護しているような状況です。
 

飯舘村で保護予定の子達は一番歳をとっている子で10歳前後になります。

それぞれの子の詳細につきましては、保護後、メディカルチェックを行ってからお伝えさせていただいております。

 

とても難しいお願いだとは重々承知しておりますが、ご支援者の皆さま、ご協力者さま、ボランティアさんとともに繋いできた大切な命・・・

どうか命あるうちに保護させてください。

 

叶うならば、安心して眠れる寝床と、彷徨うことなく毎日のご飯を口にできるようにしてあげたい。

 

当会では「命ある」うちに、
「姿を確認できている」うちに保護し、
頑張りすぎるくらい頑張ってきた子達を穏やかに安心できる場所で過ごさせてあげたい。
 
どうか皆さまのお力をお貸しくださいませ。
 
 
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そして、

悲しいお知らせになります。

 

最近は訪問しても寝ていることが多く、耳が不自由なせいもあって、近付いても声をかけなければ気付かなくなってしまったムーちゃん。

 

気付くと、しっぽブンブン丸に変身して、体いっぱい喜びを現わしてくれていたムーちゃん。

 

3月5日にタロウちゃんやお母さんの待つお空へと旅立ったそうです。

 

飯舘村の子どもたちはボランティアととともに歳を重ね、本当に一緒にがんばってきた同志のような存在です・・・

 

ムサシ、ムーちゃん・・・

たくさんの想い出をありがとう。。。

お空の上で、また会おうね!

 
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☆現地入りメンバー
kishimoto、natsumint

本日、午前中に血尿が出ている「まんちゃん」を掛かりつけの病院へ搬送。

活動中はお預かりいただき、インスリンの注射や投薬をお願いしていますが、あわせて尿・エコー検査を行っていただくことになりました。

 

「まんちゃん」自身は食欲も元気もあり、見た目や行動は全く普段と変わりないのですが、いったいお腹の中で何が起きているのか・・・

「まんちゃん」待っててね・・・

 

病院を出た後は、ホームセンターに向かい、お腹の弱い「ゆずちゃん」のドッグフードなどを購入。

 

帰宅後は、ここ半月くらい、仕事と活動で会の事務仕事が全くできていなかったため、税理士の先生に提出する経理資料を準備。

 

そして、

飯舘村のこどもたちの温かごはんを用意するためのポットや活動道具を用意。

 

22時前に仕事を終えたメンバーと合流し、ガソリンを満タンにして東北道へ。 

 

途中のSAで夕食を済ませ一路飯舘村へ。

 

 

 

 

仮眠先のまでい館に到着しました。

 

高速道の温度計は0℃、川俣町と飯舘村の境は-3℃、仮眠先のまでい館は-5℃です。

山の上はさらに3℃くらい低くなります。

 

限られた時間での活動になりますが、明日は子どもたちに心も体もポカポカになってもらえるように最善を尽くしたいと思います。

 

様々な形で支えてくださっているご支援者の皆さまのおかげで当会の活動は成り立っております。

 

飯舘村の子どもたちのもとへ通い続けることができていることに、改めて感謝申し上げます。

 

それでは、仮眠に入ります。

明日はお天気に恵まれますように。

たくさんの子どもたちと出会えますように。

 

 

「さくらちゃん」の捜索につきましては、今まで行った貼紙を頼りに、情報が入り次第、現地対応することと致します。

 

 

※活動行程について

今まで飯舘村のボランティアさんとの情報共有のため行程を記載しておりましたが、随時、情報を共有しながら活動を行っているため、万一の事態を防ぐため、行程の詳細は記載しないものと致しますのでご了承くださいませ。

 

9日(土):給餌

拠点(仕分積込み)~12号線南側(監視カメラ付替)~12号線北側(監視カメラ付替)

10日(日):飯舘村隣町動物病院より預かりさま宅へ猫ちゃん搬送予定

 

 

皆さまに託していただいた想いとともに、メンバー一同、安全第一で、より多くの命をつなぐことができるよう、これからも最善を尽くしてまいります。

 

現地入りを支えてくださっている全ての皆さまへ心より感謝申し上げます。

 

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※支援物資到着のご報告の件でございます。


月ごとの状況にあわせ、オフィスとヤマト営業所止め、福島県飯舘村拠点の三ヶ所に分けて物資の募集をさせて頂いております。

「ヤマト運輸さん以外」からオフィスへ、ヤマト運輸さん営業所止めへ、福島県飯舘村拠点へご手配いただいた物資ともに伝票整理がこれからとなります。

ブログ上、「支援物資の御礼」の記事内にてご報告させて頂きます。
その旨、予めご了承くださいませ。

 

※支援物資御礼の記事で記載しているハンドルネームの件でございますが
迷惑メッセ等で不快な思いをされている方がおりましたら
ハンドルネームからイニシャルへ変更させて頂きますので
メッセージにてご一報頂ければと思います。

 

※メッセージへのご返信が遅れており申し訳ございません。

順次お返事申し上げますので、少々お待ちくださいませ。

 

 

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