皆さまの想いとともに。。。 | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

東日本大震災より12年以上経過した今も、飯舘村のワンちゃん猫ちゃん鶏さんたちに寄り添い続け、変らぬご支援を賜り心より感謝申し上げます。

 

 

2023年10月1日現在の避難状況
(飯舘村HPより)※()内、前月比
県外避難者数:  157名(±0名)
県内避難者数:3035名(△4名)
村内帰還者数:1218名(△4名)
 
 

東日本大震災による福島第一原発事故による被災地、飯舘村には、12年が経過した今も、未だにボランティアのご飯を待っているワンちゃんや猫ちゃんたちが残されているのです。

 

 
歳月が経つにつれ、家の主人が他界し、代替わりしたお宅では家屋の解体や、野生動物の寄り付きを嫌うなどの理由から餌場の撤去が行われ、数少なくなった餌場では、野生動物も出現するようになり、餌場から姿を消したり、無残な死を遂げた子がいます。
 
 
そのような状況下、当会では、餌場の提供をして頂いている親交の深い飼い主さんや家主さんと情報を共有し、不妊手術がなされていない新顔ちゃんが姿を現した場合には、他のボランティアさんとも意見交換を行い、不妊去勢手術後、状態にあわせて保護を行ったり、もとの餌場に戻しています。
 
 
定例の活動では、給餌・支援活動がメインとなりますが、時間が許す時は、不妊去勢手術のための捕獲や、それを機に保護したり、季節に合わせた環境改善などもイレギュラー活動として行っております。
 
今回は連休を利用して、給餌活動と前回の活動で保護できなかった餌場の捕獲を予定しております。
 
 
 
 
 
 
image捕獲現場前の車が1台しか通れない道路が平日は工事中で、その影響なのか、姿をなんとか確認できているのが茶とらちゃんだけだそうで、若三毛やもう1匹の三毛ちゃんは姿が見えていないそうです・・・
 
若三毛ちゃんは大変ありがたいことに里親さまに手を挙げていただいております。
茶とらちゃんと三毛ちゃんは引き続き、受け入れてくださる方を募集しております。
皆さまのお力をお貸しいただけますよう重ねてお願い申し上げます。
 
今日の東京は日差しが強く、半袖でも暑いくらいでしたが、昼間と夜との寒暖差はその分激しくなります。
 
今夜から向かう飯舘村も、明日からの3日間の最低気温が6~10℃、最高気温が22~24℃で、寒暖差が15℃近くあります。
 
歳を重ねてきた子達の体にはとても厳しいです・・・
動物は人と違い言葉を話すことができず、自ら救いの手を求めることができません。

 

その場所で来てくれることを信じて、ずっとエンジンの音を、足音を待ち続けているのです。

 
厳しい寒さの前に、
命あるうちに、安全な場所に保護できるように!
どうか3匹の猫ちゃんたちが姿を現してくれますように!
猫神様、お空組の子どもたち・・・、
力を貸してください。

 

 

当会では預かりさまにご協力いただきながら、保護した子を人馴れさせ、新たなご家族とのご縁を繋ぎ、枠が空いた分だけ、次の子を保護しているような状況です。
 
もどかしい気持ちでいっぱいですが、あの子達の目を忘れることなど決してできません。
 
年齢も10歳前後の猫ちゃんで、人馴れに時間がかかり、夜鳴きもするかもしれない。
ノンキャリアかどうかも保護しなければわからない。
簡単でないことは承知しております。
それでも、ここであきらめては、何のために飯舘村で活動してきたのかわからなくなります。
あきらめることなどできない。
 
ご支援者の皆さま、ご協力者さま、ボランティアさんとともに繋いできた大切な命・・・
 
当会では「命ある」うちに、
「姿を確認できている」うちに
頑張りすぎるくらい頑張ってきた子達を穏やかに安心できる場所で過ごさせてあげたい。
 

 

 
 

飯舘村の保護予定の子達の歳は一番歳をとっている子で10歳前後になります。

それぞれの子の詳細につきましては、保護後、メディカルチェックを行ってからお伝えさせていただいております。

とても難しいお願いだとは重々承知しておりますが、ご支援者の皆さまととともに繋いできた命、どうかお力をお貸しください。

 

どうか命あるうちに保護させてください。

 

叶うならば、安心して眠れる寝床と、彷徨うことなく毎日のご飯を口にできるようにしてあげたい。

どうかお力をお貸しください。

 
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☆現地入りメンバー

kishimoto、natsumint

 

今日は午前中の最後の診療に間に合うように、お薬の追加で下痢が治まらない「まんちゃん」を掛かりつけの病院へ搬送。

そのまま入院して治療をお願いすることになりました。

 

帰宅後、「まだおさん」や活動でお世話になるボランティアさんに連絡を済ませ、活動の準備を。

 

21時過ぎに仕事を終えたメンバーと合流し、ガソリンを満タンにして、常磐道へ。 

 








途中のPAで「まだおさん」と合流し、新たに製作頂いた給餌BOXと修理をお願いしていた捕獲器2台を受け取らせていただきました。


今回、新たに新調していただいた給餌BOXで破損した4ヶ所の交換は全て完了となります。

これも「まだおさん」のおかげです。


その上、猫ちゃんのドライフードを27kgもご支援いただきました。


遅い時間にもかかわらず、飯舘村の子どもたちのために重ね重ね感謝申し上げます。

 

 

そして、

いつも道路情報を気にかけてくださる「りんさん」、この度も情報をお寄せいただきありがとうございました。


様々な形で支えていただき、当会の活動は成り立っております。


午前2時、拠点に到着。

これから仮眠に入ります。


明日、若三毛、三毛ちゃん、茶とらちゃんが姿を現し保護できますように。

 



「さくらちゃん」の捜索につきましては、今まで行った貼紙を頼りに、情報が入り次第、現地対応することと致します。

 

 

※活動行程について

今まで飯舘村のボランティアさんとの情報共有のため行程を記載しておりましたが、随時、情報を共有しながら活動を行っているため、万一の事態を防ぐため、行程の詳細は記載しないものと致しますのでご了承くださいませ。

 

3日(金):捕獲・打合せ

拠点(捕獲器準備)~捕獲~拠点(仕分積込み)

4日(土):給餌・支援・ヒアリング・打合せ

拠点(準備)~12号線南側(監視カメラ付替)~12号線北側(監視カメラ付替)~拠点(片付け)

5日(日):動物病院

捕獲できた子の初期処置予定

 

※今回の活動では初日に捕獲、二日目を給餌とヒアリング、三日目は捕獲できた子の病院搬送、初期処置を予定しております。

 

 

 

お忙しい中、給餌BOX型を新調し、捕獲器の修理を行ってくださった「まだおさん」、給餌BOX型の捕獲器の移動や餌の回収など、ご協力くださった村のボランティアの皆さん、ご協力に感謝申し上げます。


 

皆さまに託していただいた想いとともに、メンバー一同、安全第一で、より多くの命をつなぐことができるよう、これからも最善を尽くしてまいります。

 

現地入りを支えてくださっている全ての皆さまへ心より感謝申し上げます。

 

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※支援物資到着のご報告の件でございます。


月ごとの状況にあわせ、オフィスとヤマト営業所止め、福島県飯舘村拠点の三ヶ所に分けて物資の募集をさせて頂いております。

「ヤマト運輸さん以外」からオフィスへ、ヤマト運輸さん営業所止めへ、福島県飯舘村拠点へご手配いただいた物資ともに伝票整理がこれからとなります。

ブログ上、「支援物資の御礼」の記事内にてご報告させて頂きます。
その旨、予めご了承くださいませ。

 

※支援物資御礼の記事で記載しているハンドルネームの件でございますが
迷惑メッセ等で不快な思いをされている方がおりましたら
ハンドルネームからイニシャルへ変更させて頂きますので
メッセージにてご一報頂ければと思います。

 

※メッセージへのご返信が遅れており申し訳ございません。

順次お返事申し上げますので、少々お待ちくださいませ。

 

 

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