動画 CDCA民間災害時動物救済本部 福島県飯舘村現地支援活動2023年4月1日 | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

CDCA民間災害時動物救済本部 natsumint隊

福島県飯舘村現地支援活動 

2023年3月31日(金)出発、

4月1日(土)活動ダイジェスト動画

 

 

 

 

(by kishimoto/11:24)

 

 

2023年3月31日(金)出発、

4月1日(土)活動

 

(YouTubeバージョン)

 

以下、メンバーコメントより

 

月末、年度末の金曜日はバタバタな1日、

道路もあちらこちらで渋滞。

 

仕事を終えて帰宅して慌てて準備、いつもより遅くなりましたが、都内で隊長をピックアップして福島県飯舘村へ!

 

夜中の3時頃、飯舘村の道の駅「までい館」に到着、3時間ほど仮眠して拠点へ。

仕分け積み込みをして活動開始!

 

◎ある給餌箇所に現れた未去勢の茶白くん、なかなか会えないのですが、今回、給餌の準備中に現れました。

直ぐに捕獲器を準備、入ってくれました。

風邪の治療とあわせて去勢手術になります。

 

◎ひとつ、とても残念なお知らせが・・・

いつもダミ声で出迎えてくれていた三毛猫ちゃん。

数週間前、秋田犬の遺棄がありました。

周辺を放浪していた秋田犬は飯舘村のボランティアさんにより保護されましたが、時を同じくしてミケちゃんは姿を消しました。

家の敷地から出ることはなかったミケちゃん、元気な姿を見せてほしい・・・

ずっとずっと祈る思いです。

 

◎訪問前にご連絡をいただいたお宅。

いつも元気いっぱいだったプー助ちゃん・・・

お母さんからたくさんの思い出をお聞きしました。

避難解除になったエリアでも、飼い主さんが戻らないお宅がほとんどの中、プー助ちゃんの飼い主さんはいち早く帰村され、プー助ちゃんは幸せだったと思いたい。

日除けのお手伝いをしてくださった

「愛ちゃん&しんちゃん」

「ボランティアのKsan」

「kksan」

ありがとうございました。

 

◎前回の活動時、また、今回の活動で複数の住民の方からの情報や相談。

ご高齢の男性の独り暮らし、猫を20匹くらいお世話をさせれていて、不妊去勢がされているかは不明。

ご高齢の飼い主さんについては、住民の方々がサポートしているが、猫のことが心配とのこと。

早速、場所をお聞きして向かいました。

かなり入り組んだ道を迷いながら進み、まさに山奥のポツンと一軒家、雪が降る冬場の支援が頭をよぎる。

車を降りるとワラワラと現れる猫たちの姿・・・

独り暮らしの飼い主さんともお話をすることができ、猫たちは全て不妊去勢済、妊娠してそうな子もいませんでした。

最近2匹が行方不明となり現在15匹で、15歳1匹、11歳2匹、3~4歳が12匹。

今後、住民の方と意見を交わしながら、フード支援等、サポートを行っていくことになりました。

 

◎活動初期、室内に高齢の子、具合の悪い子などが残されていたお宅。

家屋の一部を残して建て替え、震災から12年、訪問すると猫のケージが見えました。

若いお母さんと小さなお子さんと産まれて数ヶ月の赤ちゃんと一緒に一人暮らしのお父さんが住む家に帰村。

ケージに入っていた5匹の猫は多くのボランティアが通っていた初期の頃にいた子の子孫だそうです。

5匹の猫はみんな未去勢とのことで、まだケージで去勢手術に連れて行くとのこと。

引き続き、お外の子のサポートもあるので訪問します。

 

◎給餌と支援先のお宅。

室内で飼われている猫2匹をお預かり、捕獲した茶白くんと一緒に隣町の動物病院へ去勢手術のため搬送。

茶白くんのリターンと飼い猫2匹のお戻しは、後日、村のボランティアのK山さんが引き継いでくださいました。

K山さんありがとうございました。

 

帰村されたお宅、されてないお宅、ボランティアが頼りなお外の子たち・・・

減らない犬や猫の遺棄・・・

帰村宅では生活支援が必要なお宅が多い。

帰村しても車が無ければ生活ができない現状。

もっともっと人のボランティアと動物のボランティア、行政が連携していければ良いのですが・・・

 

復興のための豪華な箱物は赤字、移住政策は定住に繋がらない現実。

数少ない帰村宅、支え合う仕組みを!

 

いくら不妊去勢が大事と言っても飯舘村に動物病院は一軒もありません。

 

モヤモヤして考えながら帰ってきました。

 

今回も皆様のご支援をありがとうございました。