皆さまの想いとともに。。。 | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

 

 

 

 

 

2011.3.11東日本大震災より、まもなく12年になります。

上記写真は前回、活動時のものになります。

 
2023年2月1日現在の避難状況
(飯舘村HPより)※()内、前月比
県外避難者数:  159名(△3名)
県内避難者数:3138名(△28名)
村内帰還者数:1226名(△2名)
 
歳月が経つにつれ、家の主人が他界し、代替わりしたお宅では家屋の解体や、野生動物の寄り付きを嫌うなどの理由から餌場の撤去が行われ、数少なくなった餌場では、野生動物も出現するようになり、餌場から姿を消したり、無残な死を遂げた子がいます。
 
歳を重ねてきた飯舘村の子供たちにとって、今年も厳しい冬となっています。
 
そのような状況下、当会では、餌場の提供をして頂いている親交の深い飼い主さんや家主さんと情報を共有し、不妊手術がなされていない新顔ちゃんが姿を現した場合には、他のボランティアさんとも意見交換を行い、不妊去勢手術後、状態にあわせて保護を行ったり、もとの餌場に戻しています。
 
その餌場に設置されている命をつなぐ大切な給餌BOXもかなり劣化が進み、ボランティアさんにより、その都度応急処置が施されてきましたが、この寒さで蓋が凍って割れてしまうような状況です。
 
1月の活動では飲み水がほとんどの場所で凍っており、鶏さんも猫ちゃんもワンちゃんも喉が渇いていたようで、猫ちゃんは温かミルクを夢中で飲み続け、鶏さんも新しいお水を与えると直ぐに飲みはじめていました。
たくさんのお水を置いても直ぐに凍ってしまうので、ボランティアさん同士情報を共有し、行ったときに姿を見かけたら置いてあげることにしました。
 
2月の活動でも喉越しの良いウエットや温かミルクで喉の渇きを癒してあげたいと思います。
そして、ほんの一時でも人の温もりを感じ心がポカポカになってくれたら嬉しいです。
 
 
定例の活動では、給餌・支援活動がメインとなりますが、時間が許す時は、不妊去勢手術のための捕獲や、それを機に保護したり、季節に合わせた環境改善などもイレギュラー活動として行っております。
 
当会では預かりさまにご協力いただきながら、保護した子を人馴れさせ、新たなご家族とのご縁を繋ぎ、枠が空いた分だけ、次の子を保護しているような状況です。
 
もどかしい気持ちでいっぱいですが、あの子達の目を忘れることなど決してできません。
 
年齢も10歳前後の猫ちゃんで、人馴れに時間がかかり、夜鳴きもする。
ノンキャリアかどうかも保護しなければわからない。
簡単でないことは重々承知しております。
それでも、ここであきらめては、何のために飯舘村で活動してきたのかわからなくなります。
あきらめることなどできない。
 
ご支援者の皆さま、ご協力者さま、ボランティアさんとともに繋いできた大切な命・・・
 
当会では「命ある」うちに、
「姿を確認できている」うちに
頑張りすぎるくらい頑張ってきた子達を穏やかに安心できる場所で過ごさせてあげたい。
 
 
引き続き、飯舘村の猫ちゃんの受け入れ先を緊急募集致します。

それぞれの子の詳細につきましては、保護後、メディカルチェックを行ってからお伝えさせていただいております。

とても難しいお願いだとは重々承知しておりますが、ご支援者の皆さまととともに繋いできた命、どうかお力をお貸しください。

 

どうか命あるうちに保護させてください。

 

叶うならば、安心して眠れる寝床と、彷徨うことなく毎日のご飯を口にできるようにしてあげたい。

どうかお力をお貸しください。

 
 
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☆仕分け積込みメンバー

(コロナのため仕分け積込作業なし)

 

☆現地入りメンバー

kishimoto、natsumint

 

 


17日(金)の夕方、一仕事終えてから不足分のフードの買い出しへ。

近場にホームセンターがないので、知り合いの獣医さんから自転車をお借りして、高齢の猫ちゃんが口にしやすい、粒が小さくて薄い15歳からと20歳からの「銀のスプーン」を求めて行きましたが、販売されていたのは成猫ちゃん用のものだけ・・・

仕方がないので、そちらを購入。

 

メンバーが仕事を終えて合流したのが日付が変わって間もなく。

スタンドでガソリンを満タンにして東北道へ。

 

 

途中、安達太良SAで給油し、松川PA経由で、道の駅「までい館」に直行し、そのまま仮眠。


今日の飯舘村はお天気に恵まれ給餌日和です。

これから拠点に向かい仕分け積み込みを行い活動開始です。


 

設置中の監視カメラは、前回の活動で正常に機能していることが確認できましたので、データを回収し、電池交換をして再設置です。

保護できるその日まで、監視カメラを設置し続けます。

 

「さくらちゃん」の捜索につきましては、今まで行った貼紙を頼りに、情報が入り次第、現地対応することと致します。

 

 

※活動行程について

今まで飯舘村のボランティアさんとの情報共有のため行程を記載しておりましたが、随時、情報を共有しながら活動を行っているため、万一の事態を防ぐため、行程の詳細は記載しないものと致しますのでご了承くださいませ。

 

17日(土)

拠点支援物資仕分積込・活動道具積込12号線北側~12号線南側給餌・監視カメラデータ回収)拠点(片付け)

 

※天候や悪路などにより、行程を変更する場合があります。

 

 

 

皆さまに託していただいた想いとともに、メンバー一同、安全第一で、より多くの命をつなぐことができるよう、これからも最善を尽くしてまいります。

 
ほんの一時でも、あの子たちのお腹と心を満たしてあげたい。
どうか温かなごはんと人の温もりを届けられるように、お天気に恵まれるようお祈りくださいませ。

 

現地入りを支えてくださっている全ての皆さまへ心より感謝申し上げます。

 

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※支援物資到着のご報告の件でございます。


月ごとの状況にあわせ、オフィスとヤマト営業所止め、福島県飯舘村拠点の三ヶ所に分けて物資の募集をさせて頂いております。

「ヤマト運輸さん以外」からオフィスへ、ヤマト運輸さん営業所止めへ、福島県飯舘村拠点へご手配いただいた物資ともに伝票整理がこれからとなります。

ブログ上、「支援物資の御礼」の記事内にてご報告させて頂きます。
その旨、予めご了承くださいませ。

 

※支援物資御礼の記事で記載しているハンドルネームの件でございますが
迷惑メッセ等で不快な思いをされている方がおりましたら
ハンドルネームからイニシャルへ変更させて頂きますので
メッセージにてご一報頂ければと思います。

 

※メッセージへのご返信が遅れており申し訳ございません。

順次お返事申し上げますので、少々お待ちくださいませ。

 

 

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CDCA 代表理事 西澤ひと美

090-3815-2924  

 

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