続いて向かったのが、土石流災害現場のすぐ近くにお住いの猫ちゃんの餌やりさん宅です。
土石流災害により、餌やりさんや飼い主さんがいなくなってしまった猫ちゃんたちのために活動当初よりご協力いただき、ご飯やお水を与え、たくさんの猫ちゃんの命をつないでくださいました。
命をつないでくださった猫ちゃんの中には飼い主さんやご親族のもとへ戻ることができた子もいます。
そして、こちらにご飯を食べにくる子の中で不妊去勢手術が必要な子がいれば、Iちゃんが病院の予約の都合に合わせて定期的にTNRを行ってくださっています。
その中で出てきたご相談について、どうすべきか・・・
Iちゃんから連絡があり、今回、向かうことになりました。
内容を移動の電車の中で箇条書きに整理・・・
まずは、焦らずにできることから一つずつ、一緒に環境改善に取り組んでいこうということになりました。
Iちゃんが事前に用意してくださっていた物資を利用し、この日は、その第一歩！
そのあとは、仲道地区と岸谷地区をまわり貼紙の確認。
こちらは全て撤去してくださっていました。
移動の途中、土石流災害が発生した現場を通りましたが、以前は土石流に巻き込まれた被災家屋と流れ出た土の色ばかりが目につきましたが、今は、残された被災家屋と丈が伸びた草が目に留まり、時の流れを感じます。
多くの尊い命を奪った土石流災害、二度と同じようなことが起きてはならない。
活動を終え、Iちゃん宅へ。
玄関で出迎えてくれたのは熱海で保護した金魚さんたち。
みんな大きくなって元気に泳いでいます！
そして、
捕獲できた熱海の母猫ちゃんと仔猫ちゃん、そして、沼津で捕獲されたキジシロちゃん。
熱海の母猫ちゃんは一年がかりでやっとの捕獲です。
Iちゃんとご主人のペアは、やっぱり最強！
母猫ちゃん、これからは自分のためのにゃん生を送ってほしいです。
最初は固まっていた仔猫ちゃんも、紙を割いたオモチャで一緒に遊ぶようになりました。
捕獲器を見ながら、飯舘の捕獲現場の話しに・・・
一度捕獲器に入った子達は、捕獲器を設置してもスルーする子が多く、どうしたら良いかということになり・・・
餌や餌を入れる容器だったり、使用する捕獲器など、飯舘の子達がいる餌場を想像しながら打合せ。
Iちゃんのご主人が試作した捕獲器を近々次の現場で使うそうなので、その結果を見てから、飯舘の子達に使えるかどうか考えてみることになりました。
次回の熱海の活動は、環境改善の進捗具合を見ながら、Iちゃんからの相談、必要に応じて対応してまいりたいと思います。
同じ想いの方とできることをつなげて、
足りないところを補い合いながら、
より多くの命を繋ぐために！
一般社団法人民間災害時動物救済本部（CDCA）
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CDCA民間災害時動物救済本部
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（CDCA活動報告はこちらより）
2022/10/31現在
10月の活動日程
※保護っ子ちゃんの体調、メンバーの勤務スケジュール等により延期となる場合がございます。
＜台風15号静岡県活動＞
●10月22日（土）出発、22日（土）活動
＜熱海活動＞
● 10月29日（土）活動
＜福島県沖地震活動＞
● 行方不明の猫の情報が入り次第現地対応予定
＜飯舘村活動＞
●CDCAnatsumint隊
・保護のための捕獲、イレギュラー活動
10月13日（木）出発、14日（金）活動
・給餌・支援活動
11月4日（金）以降出発予定に変更
●物資到着期日：10月22日（土）～25日（火）必着
●物資送り先
※配送業者様問わず飯舘村、当会拠点になります。
〒960-1633
福島県相馬郡飯舘村臼石字町270-1
山田様内
CDCAnatsumint隊西澤宛
090-4881-3143
↑（伝票記載の電話番号になります）
●物資のお問合せにつきましてはこちらまで
↓
090-3815-2924（西澤）
●10月の仕分積込作業：なし