みーちゃん がんばっています! | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)
2月20日(土)にかかりつけの動物病院を受診し、次は二週間後の3月6日(土)を予定していた「みーちゃん」の受診。
 
2月24日(水)、仕事から帰宅して間もなく、今までに見たことがないくらい激しく目をパチパチし始めたと思った途端、痙攣が始まりました。
 
上を向いたまま、目をパチパチしながら手をバタバタしているので、「みーちゃん」、「みーちゃん」、「だいじょうぶだよ!」と声をかけているうちに徐々に落ち着く。
 
痙攣の後、息苦しそうに「はぁはぁ」していましたが、それも直ぐに収まり、夕方のシリンジに入ったお薬もゴックンし、大好きな「ミオのトロトロ」もほぼ完食!
 
「みーちゃん!」しゅごいね!
 
 
 
 
 

2月25日(木)、仕事から帰宅すると、ケージの中で頭を下げたまま動かない。
19時半頃にご飯を与えようとするが、寝ていて起きないので、シリンジで薬だけ与える。
 
布団にホカロンを入れて一緒に寝ながら声をかけていると目を開けたのでケージに戻す・・・
 
すると、お水を自分で飲みはじめ、ムースのウエットを口にすることができた。
 
しばらくすると、また、伏せをしたまま寝てしまう。
 
結局、この夜は怖くてインシュリンが打てなかった。
 
 
 
2月26日(金)、この日は飯舘入りを予定していたので、仕事はお休み。
 
「みーちゃん」は朝から下を向いたまま動かないが、昨夜、食べることができたので、朝はインシュリンを打つ。
 
 
 
その後も動こうとしないので、ケージから出して寝かせていると、優しい「まんちゃん」が寄り添う。
 
「あずちゃん」の時もそうだったね。。。
「まんちゃん」、ありがとう。。。
 
そして・・・
このあと、ビックリすることが!!!
 
飯舘村の、とある餌場で、猫ちゃんたちのお世話をされているHさんから猫ちゃんの保護依頼の電話が入り、スピーカーにして話していると、その声に反応して目を開けた「みーちゃん」。
 
これは、飯舘の方言?話し方?に反応したのかもしれない!
 
もしかしたら、「みーちゃん」のお母さんの声に反応するかもしれない!
 
Hさんとの電話が終わった後に、「みーちゃん」のお母さんに連絡をしてスピーカーにして話していると、なんと寝ていた「みーちゃん」が、携帯電話に手をかけて、数字の「2」を二回押したのです。「22」と!
そして、今までが嘘のように、力強く目をしっかりと開いたのです!
 
メンバーにも伝えたところ、そんなことがあるわけないと言われましたが本当なのです!
 
「みーちゃん」は本当にしゅごいね!
 
お母さんとのお話の中で、昨年の4月に闘病中と話されていた、「みーちゃん」と相思相愛のお父さんが6月に他界されたとお聞きしました。
 
「みー、お父さんの分まで長生きするんだよ!」と、「みーちゃん」に言葉をかけてくださったお母さん。
 
「みーを保護してもらわなければ、今頃生きていない。」
「感謝しています」と。
 
6年前に保護させてほしいとお伝えした時の胸の中の引っ掛かりが、やっととれたような気がしました。
 
「みーちゃん」、だいしゅきなお父さんの分まで生きようね!
 

頭を下げたままだった「みーちゃん」ですが、夕方には自分でお水を口にできるまでになりました。
それでもお鼻がお水に付いて、ゴボゴボしてしいます。
 
 
 
2月27日(土)の朝、ムースを少しだけ口にする。
この状態だと、インシュリンは打てません。
 
お昼過ぎ、少し動くことができましたが、このままでは、お水もご飯も口にできず、低血糖が怖くてインシュリンを打つことなどできません。
 
音にとても過敏になり、プラスチックのスプーンでお茶碗のウエットをかき混ぜる音、電子音、他の子の動く音など・・・
いろいろな音に反応して、そのたびに目や手がピクッと動きます。
 
とても電車で移動することなどできず、タクシーで今まで搬送していましたが、病院に到着しても、病院が開く時間まで外で並んで待たなければならず、順番を受付した後も、コロナで人数制限があるので待合室に入れる人数が限られてしまいます。
 
どうしようかと思案していたところ、現場を終えて朝帰りのメンバーが、少し仮眠をしたあとに病院へ搬送してくれるとのこと。
 
おかげさまで寒さと音から防いであげることができました。
 
「みーちゃん」、お疲れのところありがとうだにゃん!
 
 
 
 
 
●体重:3.30kg
●血液検査の結果と処置内容
・朝、インシュリンを打ってない割に、血糖値が落ち着いている
・脱水の影響で、腎臓の数値が上がっている
→補益60cc
・貧血が出ている
→造血剤注射
 
●今後
・心臓のお薬・神経のお薬:朝夕、一日二回
・脳のお薬:朝、一日一回
・インシュリン注射:朝夕一日二回、2目盛→1目盛に変更
・補益:60ccを一日一回夜に行う
※心臓が悪いため、一度に多い量の補益を行うことができません。
点滴セットは、あずちゃんの時に購入したものが残っているので足りない分だけ購入。
 
次回受診は一週間後になりました。
 
 
 
 
病院から帰宅すると、ウエットを1/3くらい食べて、顔付も穏やかになる。
 
この調子でがんばろうね!
 
 
 
2月28日(日)の朝、体を自力で起こせない。
 
様子を見ながら、お水を少しずつ少しずつ与えるが、ウエットは口にできない。
 
18時半頃、60ccの補益を行う。
明日は平日、朝からお仕事です。
 
仕事に出かけるまでの間、少しでもお水やご飯を口にできますように!
 
そばにいてあげられなくてごめんね。。。
「みーちゃん」、お仕事が終わったら直ぐに戻ってくるからね!
 
待っててね!
 
あずたん、にこちゃん、ちょこちゃん、まちゅう、まるこちゃん、ハチワレ母さん、松川ちゃん、
みんなみんな、「みーちゃん」を守ってね!
 
 
 
 
我が家の保護っ子ちゃんたちは愛おしいシニアちゃんばかりです。
投薬や注射、オシッコのお世話や発作時の対応や受診など、お仕事と活動と並行して頑張りたいと思います!
 
ブログの更新、飯舘村の活動など、引き続き、温かくお見守りいただければ幸いです。
 

 

 

【緊急のお願い】

 

ご支援者の皆さまとともに繋いできた物言えぬ尊い命・・・

決してあきらめることなどできません。

 

出会えた時がチャンス、

お外の子たちは飯舘に限らず、次に必ず出会えるという保証は何一つありません。

 

餌場を失い、行方が分からなくなっている子達、解体が始まり取り残されている子達、

ボロボロになってさまよっている子達と必ず出会えると信じて、こらからも捕獲器を積んで向かいます。

 

まだまだ、保護をしたい子がいます。

連れて帰りたい子がいます。

餌場を撤去された場所、野生動物が姿を現す餌場では、子供たちの姿が見えなくなってきています。

 

どうか命あるうちに保護させてください。

 

叶うならば、安心して眠れる寝床と、彷徨うことなく毎日のご飯を口にできるようにしてあげたい。

 

また、最近では、被災地以外で飼い主さんが他界されたり、施設入所などに伴い取り残されている子の保護依頼が増えております。

 

一時預かり様、譲渡会に向けて人馴れをさせてくださる方、里親様を引き続き緊急で募集いたします。

ご連絡をお待ちしております。

☎090-3815-2924

 

どうか皆さまのお力をお貸しください。

できることをつなげて、より多くの命を繋ぐために!!!

 

画像 

一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

新しいバナーができました。リンクフリーです。

※CDCAのHP、順次リニューアル中

 

 

ご寄付 支援物資

里親募集 ・ボランティア募集 

 

CDCA民間災害時動物救済本部

フェイスブックページ開設

https://www.facebook.com/cdca.animal/

(CDCA活動報告はこちらより)

2021/02/28現在

 

2月の活動日程

<飯舘村活動>

●CDCAnatsumint隊

2月26日(金)以降出発で調整中

●物資募集について:2月13日に発生した地震により物流が遅延する可能性がありますので、今月の物資募集は見送らせていただきます。

●2月の仕分積込作業:なし