みーちゃんと保護っ子ちゃんたちの通院 | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)
2月20日(土)は退院後再診の「みーちゃん」と一緒に、「ダイヤちゃん」、「まんちゃん」、「あーちゃん」も動物病院へ。
 
 
 

19日(金)、調子が良い時の「みーちゃん」。
お湯でふやかしたドライよりも乾燥したドライを好んで食べています。

21日(日)、この日はふやかしたドライを口にしようとしますが、上手に口に入れられず。
それでも途中までは前の手で体を支えることができています!
 
昨年の4月には胸に水が溜まり一時危険な状態でしたが、それも乗り越えて頑張ってきた「みーちゃん」です。
 
昨年の時も疑われたFIPは、再度行った検査結果でも可能性が低いということで、消去法でいくと脳腫瘍の可能性が高いとのこと。
 
頭ではもしかしてと思っていても、実際に可能性が高いと言われ、ショックでこの日の診察は写真を撮ることさえできませんでした。
 
最近では目をパチパチしたり、両手の先が内側に曲がってしまい体を支えられない時があります。
これはチック症状と言われる神経症状の一つだそうです。
 
また、目が見えてない時もあるようで、ご飯を食べようとしても、場所がわからなくてツンツンしながら匂いでたどっているようなことも見受けられるようになりました。
脳腫瘍であれば、視神経に影響が出て見えなくなってもおかしくないとのこと。
そのため、心臓をサポートするお薬と神経のお薬に加えて、脳のお薬も継続することになりました。
脳のお薬はMAXの量になっています。
今まではトロトロウエットに混ぜれば食べてくれたのですが、最近は口にできない時が出てきたので、お薬だけはシリンジで投与することになりました。
 
 
血液検査の結果です。
血糖値は図るときにより安定していませんが、現在2目盛りのインシュリンを朝夕2回打っています。
腎臓の数値はやや高めですが、心配するほどではないとのこと。
 
以前にも記載しましたが、脳腫瘍を確定するためには全身麻酔が必要なMRIを行わなければなりません。
MRIで脳腫瘍を確定できたとしても、今の「みーちゃん」には手術や治療に耐えうる体力がありません。
 
仮に、脳腫瘍であれば、このまま緩やかに症状が進んでいくであろうと院長が話されていました。
 
心臓・神経・脳のお薬の投与
インシュリン注射
サプリメントは貧血のFVVリキッド・ささの恵を使用しています。
「コルディ」というサプリメントも良いそうなので、「みーちゃん」に使えるかどうかメーカーに相談したいと思っています。
 
普段はお仕事がありますが、お仕事と活動日以外はできるだけそばに寄り添い穏やかに過ごしてもらえるように見守っていきたいと思います。
 
今までいろいろな猫ちゃんに出会いましたが、こんなに性格が良い穏やかな子は出会ったことがありません。
できることならずっとそばにいてあげたい。
次は二週間後の受診になります。
 
 
 
(0223撮影/ダイヤちゃん)
2月7日(日)に左耳の外耳炎で受診した「ダイヤちゃん」。
この日は二週間後の経過を診るため受診です。
 
ステロイドのお薬もピルアシストに包んで毎日ゴックンできて、耳の清浄や外用薬の塗布も嫌がらずにさせてくれるので、お薬は飲みきったら終了、外用薬は週に二回くらい定期的に行うことで、この日で通院終了!
 
両方の後ろのアンヨが不自由な「ダイヤちゃん」、時折、激しい発作が起きるので、ぶつかって危険なため留守の時はケージで過ごしています。
 
フリーにしていると、他の子達がいるお部屋にひょこんと仲間入りをしていて、不自由なアンヨを引きずりながらも、のんびりゆったりと過ごしています。
 
 
 
(0223撮影/まんちゃん)
 
 
膵炎による糖尿病で一時危険な状態にあった「まんちゃん」。
この3月で我が家にやってきて5年になります。
 
いつもとっても穏やかな「まんちゃん」ですが、体を触ることも嫌がり、健康のバロメーターの食欲もないため、5年間継続しているインシュリンの注射量が適正かどうかの検査と血液検査と検診です。
 
2016年3月に7.13kgあった体重は、現在6.07kg。
脱水の感じもなく体重管理が良い方向に行っているそうです。
心音もOK!
血液検査の結果、腎臓・肝臓は大丈夫、血糖値が478と高いため、こちらはインシュリンの検査センターへ。
 
食欲がないのは、フードを切り替えた影響があるかもしれないので、以前、食べていたピュリナワンの体重管理に戻すことに。
すると、食欲も復活し、快便に!
ご飯が合わなかったのが原因の一つのようです。
「まんちゃん」ごめんね。
 
あとは、インシュリンの量がこれ以上増えないことを祈りたいと思います。
 
2月24日(水)追記
昨夜、「まんちゃん」のインシュリンの注射量の検査結果について院長よりご報告があり、「まんちゃん」の結果が24.8%で正常範囲の20~30%に収まっているので、現状の5目盛り/1回量×朝夕一日2回を継続することとなりました。
 
毎日、一日二回のチックンは大変だけど、「まんちゃん」一緒にがんばろうね!
 
 
 
(0223撮影/あーちゃん)
 
 
我が家の一番先住の「あーちゃん」です。
保護したのが震災の前の年の11月、既にその時は成猫ちゃんだったので、推定年齢13~15歳くらいでしょうか。
 
検診の結果、
体重:3.05kg
検温:38.0℃平熱
心音:OK
口の中:口の周囲には傷んだ時の汚れが付着しているが、口自体はキレイ
血液検査:腎臓の数値が73.9でステージ3(中程度)
 
腎臓の数値が高いのですが、注射が苦手で、食べ物の好き嫌いが激しい「あーちゃん」。
お口に合う療法食を増やして対応していきたいと思います。
 
その「あーちゃん」ですが、「あずき」がお空に旅立って間もない頃から、昼夜問わず、大きく低い野太い声で鳴くようになりました。
 
もともと「あーちゃん」は他の猫ちゃんが苦手でしたが、「あずき」はシャーされてもパンチされても「あーちゃん」のそばを離れず、お腹を出してくっついていました。
 
そんな引っ付き虫の「あずき」がいなくなった寂しさなのか・・・、認知症の始まりなのか・・・
わたし自身、次から次へと目が離せない子が続き、「あーちゃん」と向き合う時間が減っていました。
 
検診と合わせて、院長に相談してみると、やはり、「あずき」がいなくなってしまったことが大きいかもしれないとのこと・・・。
「あーちゃん」も、わたしと同じように、「あずき」がいなくなって寂しい思いをしていたのかと思うと・・・
これからは、できる限り、たくさん抱っこしてお話ししようね!
 
認知症の可能性も否定できないとのことなので、しっかりと見守っていきたいと思います。
 
我が家の保護っ子ちゃんたちは愛おしいシニアちゃんばかりです。
投薬や注射、オシッコのお世話や発作時の対応や受診など、お仕事と活動と並行して頑張りたいと思います!
 
ブログの更新など、引き続き、温かくお見守りいただければ幸いです。
 

 

 

【緊急のお願い】

 

ご支援者の皆さまとともに繋いできた物言えぬ尊い命・・・

決してあきらめることなどできません。

 

出会えた時がチャンス、

お外の子たちは飯舘に限らず、次に必ず出会えるという保証は何一つありません。

 

餌場を失い、行方が分からなくなっている子達、解体が始まり取り残されている子達、

ボロボロになってさまよっている子達と必ず出会えると信じて、こらからも捕獲器を積んで向かいます。

 

まだまだ、保護をしたい子がいます。

連れて帰りたい子がいます。

餌場を撤去された場所、野生動物が姿を現す餌場では、子供たちの姿が見えなくなってきています。

 

どうか命あるうちに保護させてください。

 

叶うならば、安心して眠れる寝床と、彷徨うことなく毎日のご飯を口にできるようにしてあげたい。

 

また、最近では、被災地以外で飼い主さんが他界されたり、施設入所などに伴い取り残されている子の保護依頼が増えております。

 

一時預かり様、譲渡会に向けて人馴れをさせてくださる方、里親様を引き続き緊急で募集いたします。

ご連絡をお待ちしております。

☎090-3815-2924

 

どうか皆さまのお力をお貸しください。

できることをつなげて、より多くの命を繋ぐために!!!

 

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2月の活動日程

<飯舘村活動>

●CDCAnatsumint隊

2月26日(金)以降出発で調整中

●物資募集について:2月13日に発生した地震により物流が遅延する可能性がありますので、今月の物資募集は見送らせていただきます。

●2月の仕分積込作業:なし