支援物資の御礼 | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

この度は3月10日~11日の給餌活動のために

ご支援、ご協力を頂きありがとうございました。

 

お送り頂きました物資は、

 

ご支援頂いた皆様と仲間のわんちゃん、猫ちゃんの

想いと一緒に現地の動物達に届けさせて頂きました。

 

現地の動物達を飢えと寒さから一時でも

開放することができ、命をつなぐことができたこと、

心より感謝申し上げます。

 

また、

メンバーの体を気遣いサプリメントを用意してくださった方

温かいメッセージを添えてくださった方

皆様の動物に対する強い想いがメンバーの支えとなり、

プロジェクトが実行できましたこと

この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

<ご支援いただいた物資>


①犬用乾燥フード(成犬・高齢犬・仔犬用)

②犬用缶詰・レトルト・パウチ(成犬・高齢犬・仔犬用)

③猫用乾燥フード

(成猫・高齢猫・仔猫・腎臓・泌尿器系・FUS予防に配慮用)

④猫用缶詰・レトルト・パウチ(成猫・高齢猫・仔猫用)

⑤犬・猫用リゾット

⑥療法食・サプリメント・ブドウ糖

⑦犬猫用カロリーエース・ミルク・粉ミルク

⑧犬用おやつ(紗・ジャーキー・にぼし)

⑨猫用おやつ(CIAO・ジャーキー・にぼし)
⑩フリース・毛布・タオル・バスタオル

⑪猫用ハウス

⑫ホッカイロ・ゴミ袋・ガムテープ・カッター

・漏斗・パイプ

⑬人間用サプリメント(みどりむし59フコダイン)

・お茶・クッキー

⑭フードレシピ

 

<ご支援いただいた皆様>

 

 

・アヤノさま ・ぁゃさま ・miさま・ ざざむしさま&社長

・みどりむしごくうさま ・ももこひめさま ・ふじこさま

・けいたんさま ・ふれすかんさま&キングこん子さま

・みーちゃんさま ・アンジュさま ・Rubyさま ・おっくさま

・I Love Animalsさま ・ゆみちゃんさま&りなぴたんさま

・夜空さま ・あやさま ・英国発POSHさま ・anegoさま

・shachyさま ・hrmさま ・もこさま ・もぐしゃんさま

・yumi-iさま ・imimさま ・あけねこさま ・伽羅ポンさま

・ネロラさま ・クマ五郎@さま ・泉の森さま ・Nにゃんさま

・てんてんてんこさま ・ナランチャさま

・O.Yさま ・A..Nさま ・K.Nさま ・K.Kさま ・K.Hさま 

・H.Aさま&Mさま&ティアラちゃん ・K.Tさま  

 

※(ニックネーム、姓名、順不同)

お名前が入ってない方がいらっしゃいましたらご連絡願います。

 

***行程***


メンバーですが、日程の関係で前回のメンバー3名に

兵庫県在住の学生さんが春休みを利用して

ボランティアに活動に初参加してくださり

合計4名で出発です。

 

今回は他のチームとエリアを分散してまわるため

まわれない方面のフードを託して7時40分出発!

 

前夜からの雨で、

車通りの多い車道では雪が解けて走りやすく、

霧が出ていたので今日は晴れると全員ひと安心。

 

・・・も、つかのま、日が当っていない峠は、

解けかかった雪でかなり車が滑りました。

 

スタッドレスは滑りやすいので要注意!

 

万一、滑って上がれない場合には、

ゆっくりとバックして、平坦な道まで戻って加速を付けて

一気に上がった方が上りきれます。

但し、上がりきった先がカーブの場合は

ハンドル操作に注意しないと

そのまま車は飛んでいきます。

くれぐれも無理をしないように気をつけてください。

(運転手談)

 

それから、

イノシシが飛び出してきて斜面を駆け上がって行きました。

運転には十分注意です!

 

また、

給餌目的の村では、車道からお宅までの長~い坂道が

積雪のため殆ど車で入れず、人力での作業となりました。

膝より深いところが多く、ソリも使いましたが、

繰り返し上り坂を走るだけで・・・。汗

今までで一番しんどかったです。

 

15時くらいから急に風が冷たくなり、

雪が舞い始めました。

同じ福島でも、ここはまだまだ寒さが厳しい・・・。

村の端や奥地で雪が深いところでは

支援が行き届いてないところがたくさんあります。

 

一生懸命まわっても、まわっても、福島は広すぎる。DASH!

現地に入って給餌活動に参加できる方

是非、お力をお貸し下さい。宜しくお願い致しますビックリマーク

 

餓えて悲鳴のような鳴き声で寄ってきた、

ねこちゃんにゃー わんちゃんわんわん

給餌後、後ろ髪を引かれつつ

先で待つ子供達のためにその場を離れました。

 

きっと、きっと、またくるから、頑張っていきのびるんだよ。

 

帰りの東北道は大雪、雨とコロコロと変わり不安定でした。

 

今回はエリアを限定して入りましたが

給餌活動中に出会った地元の方から取り残されている

動物の情報を頂きながら10時間まわりました。

 

いつもは船引三春ICから戻りますが、

この日は17時40分頃現地をあとにして

福島西IC経由で帰途に着きました。

 

***悲しいできごと***

 

現地入りする前夜に、亡き愛犬の喜ぶ姿を想い出しながら

「もこさん」から送って頂いたレシピを参考にして

手作りフードを作っていたときにメンバーから電話が・・・。

 

他の餌やりの仲間の方が、皆が気にしている

わんちゃんの様子を見に行ったところ、

雪の上に倒れていて既に虫の息。

いつもハウスで一緒に過ごしていたねこちゃんが

そばに寄り添っていたそうです・・・。

 

2月に現地入りした時に気になっていたマルちゃんです。

 

・・・福島へ向かう途中、亡くなったと連絡がありました。

日曜日に残されたねこちゃんが心配だったので見に行くと

マルちゃんは毛布に包まれて

ハウスの中で眠りについていました。

20歳だったそうです。

 

あの日までは、自然が豊かな「までいの村」で

飼い主さんとねこちゃんとともに

ゆっくりとした時を過ごしていたのでしょう。

 

その後、マルちゃんは飼い主さんの手により埋葬され

ねこちゃんは保護されました。

 

さらに進むと今度は3羽いたはずのニワトリさんが

小屋の中で2羽亡くなっており

感染症だともう1羽にも移るので小屋から出して

雪の中に埋めて飼い主さんに貼り紙を。

 

マルちゃん、ニワトリさんのご冥福を

心よりお祈り申し上げます。

 

ねこちゃん、マルちゃんがお空から

見守ってくれているからだいじょうぶだよ。

頑張って幸せになってね。


***特に気になった子***

 

次は前回車の音を聞きつけて鳴き叫んでいた

 

ブルーシートのねこちゃん。

 

相変わらず栄養状態が悪い様子でしたが

療法食とレトルト、焼きかつお、にぼしを混ぜて

カロリーエースも置いてきました。

 

そして、アンジュさんから送って頂いたハウスに

毛布を入れてプレゼントしてきました。

 

今日からは1匹でも暖かく過ごせるね。

春までもう少しだからなんとか耐え抜いてね。

 

次のエリアでも一番奥のわんちゃんとねこちゃんが

前回よりも酷く餓えた状態でした。

 

わんちゃんは、

スプーンでフードを取り出しているそばからパクつき、

 

わたし達に気付いたねこちゃん達は

鳴き叫びながら出てきて

わんちゃんのフードを食べようとします。

 

わんちゃんも取られまいと鼻にシワを寄せてヒクヒク。

危険なのでわんちゃんを「おやつの紗」で

気を引いている間、ねこちゃんの療法食フードを作って

ねこちゃんを抱えて別の場所へ移動。

 

りなぴたんがお小遣いで送ってくれたドッグフード

わんちゃんがとってもおいしそうに食べてくれました。

りなぴたん、わんちゃんからの伝言です。

「ありがとう。りなぴたん!」

 

***震災から一年***

 

 

こんな厳しい現実の中、たったひとつだけですが

 

嬉しいことがありました。

 

たまたま移動中に

 

タバコの自販機に用事のあるメンバーがいて

車を止めて降りたところ、「ちょっと、来て」・・・と。

 

呼ばれて行ってみると、そこの家のお父さんと

 

車の中にはわんちゃんが1匹。

 

事情をうかがうと、

 

あの日から離れ離れで暮らしてきたけど

やっと一緒に住めるようになったから

今日迎えに来たんだと。

 

震災から一年のこの日、

 

久しぶりに嬉しさで涙腺が緩みました。

 

飼い主さんとの再会が叶わないまま虹の橋へ旅立った子。

 

その子達の分まで、きっと、きっと、幸せになってね。

そして、二度と離れ離れになりませんように。

 

飼い主さんの状況は、お一人お一人違います。

 

でも、飼い主さんが、あきらめさえしなければ

動物達は迎えに来てくれること、会えることを支えに

今でも頑張って必死で生き抜いています。

 

どうか、少しだけでも気持ちが落ち着いたら

 

家に残してきた動物達のことを

もう一度考えてあげてください。

 

近所の方が餓えている子を見かけて

 

餌を与えてくださっています。

わたし達は動物に給餌し、

餌を与えてくださっている地元の方にも

お願いをしてフードを託しています。

 

動物達も頑張って生き抜いている!

 

動物の好きなご近所さんも家に戻った時には

気に掛けてくださっています。

わたし達も何があってもあきらめずに

給餌活動を続けます。

 

飼い主さんもどうかあきらめないでください。

 

あの子達は待ち続けています。

 

先月くらいから気になっていた

 

高齢のわんちゃんや病気のわんちゃんがかなり悪化。

 

ねこちゃんも気になっている子は

 

体がどんどん小さくなって、仔猫のような大きさに。

 

春まであと少し、もうちょっとで暖かくなるから・・・。

 

頑張って生き抜いて欲しい。。。

 

 

毎回毎回、時間の足りなさに泣きたくなります!

埼玉で解散して各自電車に乗って帰宅するので

22時50分の電車に乗れるよう到着しないといけません。

 

ところが、いつも無理をお願いしてギリギリまでまわるので

最終的に運転する人の負担になってしまいます。

 

・・・わっかっているのですが、

そこで待っている子がいるのを知っていて

そのままにして帰ってこれないのです。

 

メンバーのみなさん、

いつも同じ想いでいてくださってありがとうございます。

 

繰り返しになりますが

 

福島は広いです。

端や奥地の子が取り残されて餓えています。

 

現地に入って給餌活動に参加していただける方

是非、力を貸してください。

 

4月も現地入りする予定です。

今後とも宜しくお願い致します。

 

取急ぎのご報告となりますがお許し下さい。

 

※メンバー全員仕事があるため、

休日に資料の整理を行うことになりますので、

でき次第、ご報告申し上げます。