始まったばかりと思っていたイットランズインザファミリーも
この週末の三連休で東京公演は幕を閉じる。
早いわーーー。楽しいことってあっという間よね。
私も今週末、parco劇場へまた足を運ぶ。
残念ながら千秋楽ではないけど、my千秋楽を堪能してくるつもり。
そしたらネタバレ込みで思う存分
デーヴイッドを語りたいと思いますので
暫しお待ちくださいませm(u_u)m
ということで、
今日は珍しく錦織一清でもステファン・ランビエルでもない
最近の私のお気に入りの人物について書いてみたい。
あ、ランビエルはこの件については大いに関係あるので
一応文中に出てくるけど、メインはある女性アーチスト。
この夏、例年の如く私はアイスショーを幾つも遠征した。
それらのショーではお目当てのランビエルを筆頭に
各スケーターの演技に魅せられ存分に楽しんだのだが
今回ばかりはスケーター以上に惹きつけられてしまった人がいた。
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まだそれほど知名度が高いとは言えないと思う。
一般的に名前が知られるようになったのは
この春にあった関ジャニの仕分け名物・カラオケ勝負で
当時無敗を誇っていたMayJを破ったことだった。
家人がこの番組が好きでいつも見ているので
私もこの時の勝負も見ていたのだが
ほーー綺麗な声と歌い方だなぁと感心した。
しかしこの時、サラが勝ったことよりも
メイが負けたことに焦点が当てられていて
悔し涙に咽ぶメイに慰めの声をかける関ジャニという環境の中
サラは勝ったのに申し訳なさそうな所在なさげな様子で、私は
なによ、この人が可哀想じゃない。
勝利者をもっと讃えなさいよ。
とテレビを観つつ思っていたのだった。
とはいえ、私とてそれ以上の感想はなく
その後、彼女の存在は頭から消えていた。
それが6月のある日、
私が行くアイスショーのゲストアーチストに決まったと知った。
はっきり言ってしまえば、
今まで出演してきたアーチストたちと比べると
タレントとしての知名度は一段も二段も落ちる人選だった。
ただ、既に彼女の歌を聴いていた私としては
実力的には問題ないので安心できたし、寧ろ楽しみでもあった。
そして7月5日、Fantasy on Ice富山
その第一声を聴いたとき、大袈裟でなく衝撃を受けた。
透き通ってどこまでも優しく
直接心に響いてくるその歌声。
テレビで聴いた何倍も素晴らしいその歌声に
私は完全に心が持っていかれてしまった。
一曲目はアカペラだったのだが
じっくり聴きたいのに、ただスケーターが近くを滑ってくるだけで
キャーーー
と嬌声を上げる一部の客たちにうるせーーー大技披露した訳でもないのに騒ぐな、黙れ

と怒りさえ覚えてしまった。
その後、彼女は日本人とも外国人とも、
またシングルともアイスダンサーともコラボしたが
これが全て素晴らしく、
夢のような2時間を過ごしたのだった。
何なの?あの澄みきった高音の素晴らしさは。
何なの?このベルベットのような耳心地の良さは。
スケオタというのは難しいもので
アーチストが目立ち過ぎては邪魔だと顰蹙を買うし、
かといって大人しすぎても印象に残らず、
だったらCD音源で十分じゃないかと思ってしまう。
けれど、サラの歌声というのは
決してスケートの邪魔にならず
というより
彼女の美しい歌声がスケーターに寄り添い優しく包み込み
歌声を衣装のように纏ったスケーターたちの演技は
いつもより一層心に残るものになっていたように思う。
これは本当に凄いことだと思う。
ああ、アーチストとの生コラボって
本来こういう効果を求めてのものなんだ
と心から思い知らされた。
私のショーの目的であるランビエルとは
これまた私の大好きな映画ニューシネマパラダイスでコラボした。
ステファンの繊細で柔かな情感あふれる美しい滑りと
サラの郷愁を誘う切なくも美しい歌声
そして彼女自身が奏でるヴァイオリンの音色が
絡み合って、極上の空間を作り上げていた。
これについて、後日二人ともが感想を言っていたのだが
ステファン曰く
最初サラは(初めての経験だから)ただ歌っていただけだったから
僕もCDで聴いていた通りに滑った。
でも2回目には彼女は僕の動きを理解してくれて、
僕も彼女のリズムを理解した。
その後、回を重ねるごとにコラボレーションが育っていった。
彼女の歌声が好きだし、僕の滑りにとてもあっていると思う
そしてサラ曰く
ステファンの演技を見てインスパイアされて
CDからアレンジを変えてヴァイオリンソロを作曲した
とのこと。
別々の媒体で喋っているのに、
お互いが理解しあいコラボがより良くなっていった過程がわかる。
根っからのアーチストの二人がお互いをリスペクトして
生まれた素晴らしいコラボプロ。
できることなら再び、また違った曲でも観てみたい。
とにかくその圧倒的な歌声にやられてしまった私は
翌日のショーで物販コーナーで見つけたサラのCDを購入。
お店の方によると、ショーの始まる前はそうでもないが
ショーが終わった後、購入される人がどっと増えるとのことだった。
さもあらん。
だってあの声を聴いたら絶対心が揺さぶられるもの。
よくヒーリングミュージックとか癒しの歌声とか聞くけど
これこそそのものだと思う。
彼女を称して「天使の歌声」と言われるが全然大袈裟じゃない。
この日会場に降り注いだ歌声は正しく天使のものだった。
このショーは6月の幕張から始まって、
富山、新潟と三か所で行われたのだが
実は幕張だけは違うアーチストであった。
ニシキの大先輩のGさんである。
(生中継されていたのでご覧になった方もいるかもですが)
世に出てからずっと人気アイドルだった彼には
観客が自分ではなくスケーターを観に来ているショーというのは
やはり相当に勝手が違ったようで、MCで
誰もこっちを観ていないショーは初めて
と自虐ギャグを何度も仰っていた。
そして、
これを機会に僕のコンサートにも来てくれたら嬉しい
ということを何度も仰った。
更に昨年、
私が毎年行くスイスのショーの日本版でのアーチストは
少年隊と同時期に活躍したアイドルバンドのメインボーカルFさんで
彼はそういう直接的なお誘いというかお願いはなかったけど
デビュー30周年でコンサートツアーをやるという告知はあった。
果たしてその後、それきっかけで
GさんやFさんのコンサートに行ったスケオタがいたかは分からないし
CDを勝った人がどれくらいいたかは分からない。
ただ、サラの吸引力には絶対勝っていないと思う。
私が一緒に見たスケ友は全員CDは買ったし
コンサートに行った人も結構いると聞く。
実際私も行こうと考えてたし(色々あって行けなかったけど)
サラはショーの最中、自分の宣伝は一切しなかった。
ただスケーターの紹介をしただけで
あとは自分の歌と演奏のみに全力を注いでいた。
でも、その歌声だけで
本来サラを見に来たわけでもない人たちをしっかりと掴んだのだ。
そうなのだ。
声高に「凄い」「上手い」と主張しなくったって
本当に魅力的なら自ずとファンはついてくるのだ。
なんせこの私
お目当てのランビエルにすらこれまで一度も
プレゼントボックスには貢ぎ物を投入したことがないのに
(注:スケートのショーの会場にはプレゼントボックスというのがあって
競技会のようなリンクへの投げ込みではなく、ここへプレゼントを預けるのです)
どうしてもサラにお手紙を書きたくて
富山の一週間後の新潟公演のためにサラへのプレゼントを用意し
便箋にびっしり三枚も手紙を書いてしまったのだから。
で、ついで的にランビエルへも同じものをプレゼントに買ったけど
彼へのメッセージは一行だけという…
ごめんよ、ステファン。気持ちはあるけど、語学難民なんだもん(苦笑)
とはいえサラだって生粋の日本人じゃないのに
あんなに長々日本語で手紙書かれても、実は迷惑だったかも(;^_^A
先日、彼女の待望のセカンドアルバムが発売された。
1曲目がニーノ・ロータのロミオとジュリエットで
いやーーーん。
これがあるならステファンのコラボ、これでも観たかった~!
次に共演することがあるなら白薔薇プロ再びやって欲しいよねー
と、ランビエルファンの友人と盛り上がったけど
同じことを羽生選手はじめロミジュリ経験者は思ってるようで。
そうよね、あの曲フィギュア界じゃあ定番だもんね。
やって欲しいと言えば
アルバムに収録されてるI Dreamed A Dream
この曲も本当に豊かに歌われているけれど
寧ろサラには本当に「レ・ミゼラブル」に出演して貰って
是非ともコゼットをやって欲しいなーと思ったり。
役的には本当は7月の仕分けで対戦した島田歌穂さんのやった
エポニーヌの方が好きなんだけど、
サラ自身のルックスと天使のソプラノを活かすならやはりコゼット。
サラが演るなら久しぶりに帝劇まで観に行くんだけどなー。
その他も前述のショーでスケーターとコラボしたいくつかの曲や
原曲とは違ったサラ独自の印象を残すカバー曲や
そして何よりサラの特性を生かした高音部が美しいオリジナル曲と
ファーストアルバム同様に素晴らしくて
家事をしながらうっとりと聞き惚れている。
しかしこれに合わせてミニライブ&サイン会が行われているのに
先日のコンサート同様、何の因果かどうしても
その日に用事が被っていて、どのイベントにも行けない。悲しい。
そんな私にとっては
明日BSフジで放送されるこの時のショーが目下の楽しみである。
あそこで聴いた生の歌声の衝撃には敵わないだろうけど
あの数々のコラボを再び見て聴いて手元に残すこともできるなんて
この週末は生でニシキを観て
テレビでステファンとサラを見ることが出来る。
旅行とかには行かないけど幸せな三連休になりそうだわ

ここへいらしてる皆さん、少しでも興味が沸いたら
BSフジ 11日19:00~21:15 Fantasy on Ice 2014 in Toyama
見てみてください。自信を持ってお勧めします!
なんか最近のニシキ記事より熱が入ってだいぶ長くなってしまった(^_^;)
ところで唐突に話が変わるが
(つかこのブログ的にはこちらが通常の話題なのだが)
イットランズ演出の山田さんのブログを久々に覗いたところ
花房徹さんの訃報を知った。
山田さんは自身との共通点をPZの演出したことと記されていたが
私的には89年のAGAINの演出家というよりも
88年のCAPRICCIOの出演者としての印象の方が強い。
お礼は如何様にでも財善パール!
花房さんのご冥福をお祈りします。
夏海