カッコよかったなぁ~・・・草刈正雄






・・・って私、ニシキの個人舞台観に行く度に
必ずこんなこと言ってる気が・・・汗
前回はそれが松村雄基さんだったかと(^▽^;)
でも仕方ないよね。

だって本当にカッコよかったし、そういう役でもあるし。




ということで、
先日行ってきた「ローズのジレンマ」。

ル・テアトル銀座・・・旧名・銀座セゾン劇場。
ここへ来たのは何年ぶりだろう?
と思って調べてみたら99年の「新・幕末純情伝」が最後だった。
そうか。21世紀に入ってからは初めてなんだ。
ちょっと大人な、お洒落な雰囲気の劇場で好きだったけど
ここにニシキが立つことになるとはね。
少し感慨深い。




前回書いたとおり大変面白く
ニシキが出ていようと出ていまいと楽しめる舞台だった。
正直なこと言って
ニシキが出ているから観に行くけど
出ていなかったら絶対観に行かないよなぁという舞台は
これまでに多々あった。
それがどれであるかはご想像にお任せするが
今回のこの舞台、
はっきり言ってニシキの出番はそう多くはない
そもそも1幕なんて登場するのは40分過ぎた頃だ。
だけどそこまでが決して長くは感じない。
出演者はたった4人だけど
全員がしっかりとした役者さんで魅せてくれるからだ。




前述したとおり草刈さんはもうひたすらカッコイイ。
以前にもブログで書いたことがあると思うが
草刈正雄といったら天下の二枚目。
若い頃の草刈さんのカッコよさったら無かった。
彼の映画やドラマをちゃんと見てるわけじゃないが
CMで見ても、彫りの深いスマートなハンサムっぷりには
子供心にもドキドキしたものだ。
あれから幾年月・・・。
50代になってもやっぱり草刈さんはカッコよかった。
そしてそれ以上に草刈さんの役者っぷりにも驚かされた。
元々は外見が重んじられていたアイドル俳優で
こんなに味のある役者さんじゃなかったと思う。
「篤姫」での苦悩の老中首座・阿部正弘の演技も良かったけど

舞台とはまた違うし…と思ってたのだが、

生で見ても魅力的な役者さんで、いい意味で裏切られた。





その点で言ったら菊池麻衣子さんも同様。
私の中では菊池さんといったら
今でも「ふたりっ子」の麗ちゃん
ダブル主演だった子役出身の岩崎ひろみ嬢と比べると
やはり演技面では見劣りする感じだったが
今回観てみたら演技も発声もすっかり女優さんで
麗ちゃん成長したのねーと嬉しくなってしまった。
そして何だかとっても好感のもてる女優さんだったのも収穫。





そしてなんと言っても主演のローズ・黒柳徹子さん。
この方も昔からよーーーく知ってるけれど
やはり私の中での印象は
ベストテン・トットちゃん・ユニセフ・パンダ・・・
といったもので、元々女優さんなのに
その女優っぷりを見たことがなかった。
今回初めて黒柳さんのお芝居を観て
うわー、この人は本当に凄い女優さんだったのだわー
思い知らされたのだった。
だって、なんというかあの女優オーラは凄いわ。
タイプは違うけど、大地真央さんを最初に見たときに感じた
劇場を支配するような圧倒的な雰囲気があった。
舞台がどう転んでも、この人に任せておけば安心みたいな。

パンフを読むと台詞は一字一句台本どおりらしいのだが

それが本当にあたかも黒柳さんがアドリブで言ってるかのような

ごく自然な役との一体感というか・・・。(多少噛んでたが)

とにかく恐れ入りましたという感じだった。




で、我らが錦織一清だ。
見た目は・・・orz
2ヶ月前の黒燕尾の王子さまは何処?

全っっ然見た目にはカッコよくはなかった。

初めて「チャタレイ夫人の恋人」メラーズを観た時以来の

久々の衝撃的なお姿・・・(((( ;°Д°))))

髭面は分っていたとはいえ最初は軽くがっくりだった。
話し方もどこか銀ちゃんを髣髴とさせるべらんめぇ調。
下品で粗野でクソ生意気でイキがって・・・
でも、それがクランシーなのだなぁと思った。
(とはいえ腹回りはなんとかせぃよパンチ!





そして演技の点で言えば、やっぱり

ニシキが出てきてから圧倒的に舞台が回りだす。
これはファンの贔屓目ではなく、
もちろん役的にも脚本によるものでもあるんだけど、

ニシキの間の取り方・リアクションっぷりが絶妙なのだ。

黒柳さんがアドリブ?と思えるほど役と一体化してると書いたけど

ニシキにしても、これいつものニシキじゃん?

と思えたところが沢山あった。

それがまた他のお三方とものすごくイイ感じに絡み合ってて
それまで笑うにしてもクスって感じで様子をみていた客席が
一気に爆笑モードに突入するのがこの辺りから。

不可思議な状況が全く分らないクランシーと

なんとか状況を取り繕うとするローズと

状況はわかってるけれどやっぱり認めづらいアイリーンと

微妙なポジションのウォルシュ。

そういう状況だからまったくかみ合わない会話が

アンジャッシュあたりのコントのようで私も笑いっぱなしだった。





2幕中盤、ローズと菊池さん演ずるアイリーンとの絡みから
物語は大きく動き、喜劇から泣けるお話に展開していく。

そして最後は意外な結末・・・。

それぞれがそれぞれに幸せになったんだろうけど

客席のあちこちからすすり泣きが聞こえてきた。

ネタバレになるので

後は皆さんご自身の目で観てくださいね。





それから、パンフがまたいい感じ。

値段も大きさも手頃だし。
プロフィール写真も舞台稽古写真もイイのだ。

今月の月刊ミュージカルで着てたツナギをここでも着てる。

しかしプレゾンのパンフにも稽古写真がよく載ってるけど

それよりこっちの方がいいってのが何とも・・・σ(^_^;)

プレゾンだとメガネに無精ひげに変なバンダナとかしてるからね。

あと紙質もイイのだ(笑)

いや、大事なんだって。

すぐに指紋がついちゃうタイプの紙質とかイヤだし。

中身では出演者のそれぞれ他の3人についてのコメントが

私的には好きなとこかなドキドキ





また今週も観に行くので
ますます良くなってるんじゃないかと楽しみだ。

まだ行ってない方は是非是非早めに劇場へ~~。

その方がリピートできるチャンスも増えますよ(笑)




夏海