|ブタペストの観光名所「漁夫の砦」に行ってみた
ブタペスト2日目。
朝からからだが重だるいのは、時差ボケのせい。
「あぁ、来たきた」と久しぶりの感覚を恐れつつもちょっと嬉しく朝が始まりました。
観光にほとんど興味がないわたし。
今回の旅も「暮らすように旅する」がテーマであって、スーパーや市場で食材を買って作って食べて、温泉に入れたらもうそれで十分だと思っているんです。(ハンガリーは温泉大国!)
ですが、「漁夫の砦(Fisherman's Bastion)だけは訪れてみたかった場所でした。ドナウ川や国会議事堂が見渡せて、とてもすてきでした。
|芯からポカポカ。鶏レバーのスープ
さて、メインイベントはやっぱり「ごはん」!
とはいっても、ここ数年で乳製品アレルギー・牛肉もダメになってしまったわたし。
ハンガリー料理の定番
■「グヤーシュ:写真左ページ上」
(牛肉を煮込んだスープ)
■「パプリカーシュチルケ:写真右ページ下」
(鶏肉をパプリカ味で煮込んでサワークリームを入れた料理。ガルシュカという平べったく丸いパスタを添えて食べる)
これらを食べられない…。
「食べられないのによく旅行するよねー」って、わたしも自分にツッコミたくなるのですが、いいんです。
だって食べられても食べられなくても外食が続くとしんどいので、結果的に自炊するんですから。
外食は一種のスパイスなのです。
訪れたのは、ガイドブックp27に掲載されていた「21(フソンジエ)」と言うお店。
漁夫の砦からすぐ近くです。
外観からして日本人好みのおしゃれ感で、テンションあがります。お店のスタッフの方もすごく優しく英語も通じます。
店員さんに聞いて、鶏肉のスープをオーダーしたところこんな可愛いうつわでサーブされました。
ささみか胸肉を割いたものと、鶏レバー(さらに砂肝を刻んで入れてあるみたい)をつみれ状にして具にしてあります。
このレバーつみれがすごく美味しい…!
これ、真似しよう。
ブタペストは日本の11月頃の気候なので、太陽が隠れてしまうと冷えるため、スープを食べたら芯からポカポカ温まりました。
|ハンガリー産の蜂蜜で「はちみつレモン」を作ってみた
午後になると、だんだん時差ボケがひどくなる兆候を感じたので、15時すぎにはさっさと帰路に着きました。
無理をしない
食べすぎない
予定を詰め込まない
わたしの旅の3大ルールです。
ベルリンに暮らしている友人が、
「こういう寒い日は、はちみつレモン」
とSNSに投稿していたのを思い出し、帰り道にはちみつとレモンを購入。
今どきなつかしいクマさんのはちみつが可愛い。
しかも、開ける前からすでに蓋にはちみつは漏れている…!海外らしくて、クスッと笑う。
そういえば、ハンガリーはアカシア蜂蜜の産地だそうです。
しかもクマさんはちみつは、日本円にして250円程度と衝撃の安さ…!
レモンを切ってギュッとしぼり、はちみつを入れてお湯をコポコポとそそぐ。
「うわぁ、おいしい」と、前日に引き続きひとりでつぶやく。
わたしの昨晩のSNSを見てくれた海外経験豊富な友人たちが
「ドンマイ!全て想定外だと最初から思ってると生き残れるよ〜」
とコメントをくれて、またクスリと笑う。
1日中あっちへこっちへと観光バスで10時間以上連れ回される旅よりも、こんな何気ないほっこりとした暮らしの延長を味わう旅が、
【やっぱり好き!】としみじみ思う一日でした。
|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引
ここまで読んでいただきありがとうございました。もし作ってくださる方がいらしゃれば、コメントやインスタグラムで教えてもらえたら、とっても励みになります。
発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。