先日、ドイツのハンブルクカンパニーから

4年間カール役を務め、

他にもアルバスはじめたくさんのカバーを演じ

合計5役を務めあげたニコライくんが

日本に旅行に来てくれた。


数ある国から日本を選んで。


その数日前に、トッシーが教えてくれて知った。


「え!凄くない!?日本にわざわざ!?

えー!!!すごっ!!!」


って、私はいたく感激してしまって。


というのも、ひとつの夢であるから。


自分がいつか他の国へ行って、

他のカンパニーの舞台を見て、

そして出演者に会うことが叶ったりしたら、

もうそれは本当に嬉しくて仕方ないこと。


貴重な機会…

これは会いたい…話したい…

コミュニケーションを取りたい…


だって陸も続いていない

島国の日本をわざわざ選んで

来てくれるんだよ。


他の国でもやってるのに、、、!


休みの日に劇場に行って

「え…何、どうしたの…」

という視線をかいくぐって笑

ついに会えました、ニコライくん!!!





とても素敵な人だった。

優しくて穏やかで。


母国語はもちろんドイツ語なんだけど

英語を使って話してくれて

私も拙い英語で必死に話した。


「このあと時間ありますか?」


って言ってくれたから


「Yes!!!」


即答お願い

そして数人で和食を食べに行った。


あれも食べてみてほしい!

これも食べてみてほしい!


普段は発揮できないくらい

押しが強かったなぁと思う

たぶん大阪のおばちゃんだった


でも

もしいつか自分が1人で海外に行ったときに

これを自分がされて嫌か?

どうか?大丈夫か?どうか?


一応 心の中で自問自答はした。


でもさ、自分がされて嬉しいことが

必ずしも相手にとって嬉しいわけではない

その辺の線引きってすごく難しいなと思う。


やり過ぎちゃったなって

思うことも普段いっぱいある。


考えすぎちゃってる場合もある

自分の思考のくせを変えたいから

あえて気づいてないフリすることもある。


初対面だから発揮できるのもある

だって会えるのはきっと今しかない

あなたに会えて嬉しいですと

本心で伝えたいなとやっぱり思った。


あぁ、脱線しました、、


ご飯食べながら突然思いついちゃって


「東京タワー行こう!!!」


って、また勢いで提案してしまい

数人で東京タワーをご案内。





拙い英語は重々承知。

でも前より少しは聞き取れるようになってる。

相手が心で繋がってくれる人だという

自信さえあれば、

英語を話す恐怖心も前よりはない。


たくさんお話した。

ほんとにいろんな話を聞いた。


充実した話しぶりや

終わってしまっていわゆる”ロス”の感情とか

あぁ、大切な関係性を築き上げた

よい時間だったんだなぁと聞いてて思った。


やっぱり知りたいなぁ。

日本じゃない場所では

演劇が文化としてどう根付いているのか。


見て感じなきゃ、きっと分からないなぁ。


ニコライくん、東京タワーも楽しんでくれて。


帰りに大量のオススメ日本のお菓子を

コンビニで買い、お土産にとプレゼント。


いつかドイツに行った時はよろしくね!

なんて言って、お見送りして、お別れニコニコ


そのあと彼は日本のあらゆる所を

たくさん旅してドイツに帰られたよう。


あぁ、出会えて本当によかった。


これもひとえに、

トッシーが教えてくれたおかげです。

私は休みの日だったし、

前もって知らなければ絶対会えなかった。


ありがとう!小松季輝くん!


日本に来てくれてありがとう!

ニコライくん!!!


幹二さんもこの間ロンドン行ってらした。

いいなぁ、とっても素敵だよなぁ!!


私もいつか、行きたいな。


Thank youfor coming to Japan!!

I hope we meet again.


素晴らしい時間でした。


いつか会えたとき

この日のことを思い出せたらいいなと

日記にしました。


橋本菜摘