今日は自分の所属する劇団
青年座の〈時をちぎれ〉を
観に行ってきた。






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とても面白かった!!!


この舞台では

「さ、あらば。」
と連呼されていた。

ここから全然舞台に関係ない話。



その昔
「さようなら」
の語源について調べることで
心が救われた経験がある。

私はあまり日常では使わない。

「またね」とか
「じゃあね」とか、
また会える確証が低くても
また会う希望を少しでも残した言葉
少なくとも最後を感じさせない言葉で
人と別れることの方が多い。

自分が「さようなら」を使ってきたのは
もう会わない決意や覚悟を決めていたり
関係性の終了の場面だったりした。

メジャーな言葉のはずなのに
いざ日常ではなかなか登場しなくて
なんて言葉だ、と思ってた。

語源が気になって調べた。

「左様なら」

[そういうことなら]という
いわば接続詞からきているのだと。

「そういうことならば、仕方ない。」

それが「さようなら」の始まり。

なるほど
なんだかとっても美しい言葉だ
と思った。

そんなことを
ぼんやり思い出しながら

一人でサイゼリヤを食べている



そんな夜。


橋本菜摘