舞台ハリポタの公式さんが

渡邉聖斗くんと一緒に踊った

ワンドダンスの動画を

公開してくださいました!!!





ワンドダンスで

ハリーポッターのオーディションを

思い出しました。


私の場合はオーディションは

5次審査までありました。


1次:書類審査

2次:動画審査

3次:実技

4次:実技

5次:実技


こんなに段階を踏んだ

そして期間も長いオーディションは

人生初のことでした。


今日はその3次の対面の実技審査の

おもにムーブメント審査について

話したいなぁと思います。




コロナ禍での対面オーディションは

ものすごい感染対策のもと

行われました。


日本に入国するのも難しい中

クリエイティブチームとやり取りしたり

来日してもらう段取りや

来日してからの隔離期間など

製作サイドは本当に大変だったと思います。


オーディションを開催してくださったことに

本当に感謝しています。


3次の演技審査では

ローズの役をやりました。


同時に行われたムーブメント審査。

そこでは体力があるかどうか

リズム感があるかどうか

を見るエクササイズをして

そして最後に課題としてワンドダンスの

フリを渡されました。


その様子を動画に撮って

本国に送りいろんな人が見るのです。


ワンドダンスとは…

劇中の杖の授業にて生徒たちが踊るダンス。


その場で実演してくれて

覚えて踊るという

シンプルなことなのだけど


フリ覚えが悪い私は

もうとてもじゃないけど覚えられず…

全然頭にも、身体にも入ってこず…


フリ渡しが始まって数秒後には

どうしよう!やばい!!と思いました。


フリが覚えられなくて

オーディションに落ちた経験は

今までにもあります。


不安感を抱えたままの

自信がなく誤魔化すように

中途半端に踊る小さな俳優は

まさか受かるはずもないのは

当たり前です。



もう、開き直ろう!!!


だって杖に振り回されるダンスなんだから!

思いっきり振り回されよう!!!



そう頭を切り替えて、

フリは曖昧だけれども

杖に振り回される身体を表現する方に

注力しました。


踊れなかったと思う。

でも、思い切りはよく挑めたと思う。


その人にはその人なりの

戦い方があるのかもしれない、人生。


でもあまりにも踊れないのが悔しくて

突然ダンス教室に通い始めた昨年の夏。笑


今日公式さんにワンドダンス動画を

公開していただいて改めて


フリも覚えられないところから

始まったことを思い出しました。


あれから皆でいっぱい練習して

とにかくとにかく踊りまくって

身体に覚えさせて、今に至る。


生徒たちの振り回されるサマを

劇場でご覧いただけたら幸いです爆笑


突然オーディションのことを

語り出しちゃいました。


今週もありがとうございました!

明日の休演日はゆっくり過ごして

また水曜日からも頑張りますウインク


橋本菜摘