こんばんはニコニコ

今回は、感情の消化方法について説明していきますグー

1.自分の全ての感情に注目します

分かりやすく解説する為に、前回と同様、不毛な恋愛を例に挙げます。不毛な恋愛をしていた私は、常に寂しい感情がありました。
ここで、私はなぜ、寂しいのか?に注目します。

2.ノートや紙に書いて、感情を感じる

私はなぜ、寂しいのかな?この気持ちはなんであるんだろう?
ノートや紙に書き出します。
そして、ただ、ひたすら感じます。最初は上手くできないかもしれません。当然です。できなくても続けましょう。
感情を感じ慣れてないと、現実に対する感情に呑まれる状態になります。

例.彼から連絡が来ない→寂しい、死ぬ、連絡来なかったら〇〇になる、どうしよう、、、

あらゆる妄想が繰り広げられ、気が気じゃなくなるし、パニックに陥りそうになります。これが感情に呑まれている状態です。
ここで朗報です。安心してください。その妄想は現実化しません。だから、安心して感情をずっと感じて下さい。
慣れてきたら、妄想の部分を除いて、感情の部分だけを感じて下さい。

例.寂しい、死ぬ、だけを感じる

慣れると俯瞰して感じられるようになります。
俯瞰して感じられるとは、落ち着いて、その感情を眺めているように感じられる状態です。

その状態まできたら、自分に聞いてあげて下さい。
私はなんで寂しいの?と。
自分と会話するイメージです。

3.自分との会話を繰り返す

なんで、寂しいの?と聞くと、寂しいもん。って返ってくると思います。他の回答が返ってくるかもしれません。正解・不正解はありません。全部拾いましょう。聞こえてきた答えが全て正解です。

4.ある程度会話をしたら、返ってきた答えの中から掘り下げる

なんで、寂しいの?→寂しい、しんどい、死ぬ、もう嫌だ、死にたい、無理、、、の中から拾って、掘り下げて聞きます。

例.なんで、しんどいの?→誰にも必要とされない感じがするから
なんで、死にたいの?→いる意味がないから
なんで、もう嫌なの?→生きてる意味が見出せない

ここまで書いて、もしかしたら分かる方がいるかもしれませんが、あれ?誰かに必要とされたい?存在意味を見出したいのかな?と、なんとなく言いたいことが見えてきます。
じゃあ、必要とされたいその相手は誰なんだろう?と今度は聞いてみてください。

この時の聞き方は、「小さい頃に、今感じてる誰かに必要とされたいと感じる出来事があったと思うんだけど、その時のことを思い出せるかな?」と小さい子に話しかけるような聞き方で、家族や親戚などの近い方の顔を思い浮かべながら、聞いてください。

すると、びっくり。
小さい頃に同じように感じた事を思い出します。

出てきたら、その出来事や見えた映像を書き出します。

例.スーパーで欲しいお菓子をお母さんに言ったら買ってもらえなくて、わがままを言ったらお母さんに置いて行かれた。

その後に、その時にどんなことを思ったのか、感情を書き出しましょう。

例.寂しかった。悲しかった。孤独だった。怖かった。、、、

書き出したら、その感情をひたすら眺めて、自分に「私は、寂しかったんだねー」と話しかけて、その感情があったことを認めてあげましょう。

その後に、
「その時に、本当はお母さんにどうして欲しかった?」
と聞いて、その回答を書いてみましょう。

例.お母さんにお菓子を買って欲しかった、お母さんに置き去りにされたくなかった、、、

恐らくここまで書き出せた頃には、すっきりしていることでしょう。

なぜ、すっきりするのか?
答えは、感情を消化するからです。

皆さんは、アダルトチルドレンという言葉をご存知でしょうか?
小さい頃に、傷ついたり、満たされなかった気持ちが大人になっても心の中に存在し続けている状態です。
なぜ、存在し続けてしまうのか?
→消化しないからです。感情は、感じ切ると消化します。反対に消化しない限りは、永遠に残り、繰り返し出てきます。

人は負の感情を感じることが苦手な傾向にあります。ですから、幼少期に負の感情を感じ切って消化しないと、自分の中に存在し続け、大人になっても、感じて欲しい!と訴えて出てくるのです。
その訴えに気づいて、感じて消化することができれば、消えます。
すなわち、寂しいと思う気持ちが消えるのです。

前回の例に挙げた恋愛だと、
寂しいと思わなくなる→会いたいと思わなくなる=不毛な恋愛をしなくなる。

のです。

ここでは文面だけの説明なので、ちょっと単純に見えますが、繰り返しきちんと感情を消化することで、寂しくなくなり、寂しくなるような恋愛をする必要がなくなるので、不毛な恋愛から抜け出せるのです。

以上が、感情消化についてです。

感情を消化し切ると、当然ですが、今までとは違う選択ができるようになります。
見える世界も変わってきます。

次回は、その辺について解説しますねウインク

では。