精神薬は風邪薬ではない | 【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

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「早く治したいと思って」と、心療内科に通い始めベンゾジアゼピン系の薬を飲み始めたと、私個人のお客様から伺ってどうしたもんかと唸りました。
(2023.12.10下書き)

トイレを出ると見る非常口のターンの文字を見るたびに、ダンディ板野を思い出しターンする欲求を抑える私はご陽気なアラ還



来年の秋には試験を控えていると言うことなので、記憶障害の副作用や離脱症状もある精神薬であることを伝えてみましたが、一般人の反応ってこんなに危険なのかと思い知りました。


👇👇お伝えしたこと

実は私も長い間精神薬を飲んでおり、経験者の一人としてお伝えします。

一般的には全く知られておりませんが、精神薬は依存性があるせいか、簡単に止めることができません。

薬を止める過程で離脱症状が出てくるので、悪化と勘違いして泥沼にはまってしまう可能性が高いものだと言うことは、ほとんどの方は知りません。

また、効能と副作用の欄に同じ症状が書かれてあったり、副作用の影響で別の症状が出て来てもそれを副作用だとは医師も患者も認識しないので、副作用のせいで出ている症状を改善する為に、薬を減らしたり変えたりするのではなく別の薬を追加して対応するので、飲む薬が増えて行くと言った具合に馬鹿げたことが普通に当たり前に起きています。


怖がらせる意図はないのですが、風邪薬や鎮痛剤のように早く飲めば早く治ると言ったものではなく、早く飲めば逆に症状が長引いて引き戻れない可能性もあると言うことを知識として知っておいて頂きたいと思います。


ロラゼパム錠に付いて調べてみましたが、『ベンゾジアゼピン』と言う分類の精神薬のようで、薬物依存が問題視させているお薬です。


薬には全て『添付文書(取扱説明書)』が存在しています。

薬局で買える薬よりも詳しい説明書がインターネット上で公開されていますので、副作用について知っておくと離脱症状が出た時に慌てなくても良くなります。


精神の病気(自律神経失調症含む)は、数値化できないので、医師の見解によっての治療が行われます。
(なので転院すると病名も変わることは珍しくありません)

副作用や離脱症状を病気の症状であると思い込みたい医師が圧倒的に多いので(断薬させることに対して医師が不安や恐怖を感じているようです)
薬害に遭わない為にも患者側にも正確な知識が必要になります。

これも一般的には知られていないので、精神薬を飲んでいる人が増え続けているのが現状です。


断薬ですが、いきなり一気に飲まないでいると(一気断薬と表現します)離脱症状(禁断症状)が現れる恐れがあります。

(そしてそれを世間では『悪化』や『再発』と呼びます)

主治医の方が断薬に協力的な方でしたら、主治医の方の指導の元で断薬された方が安全です。

ちなみに私は医師の指導の元で薬を手放した経験がありましたので、2度目の断薬は同じ方法で行い医師の指導なく卒薬しました。


ベンゾジアゼピンは依存性が高いので、飲んでも良い期間がとても短いお薬です。

また、精神薬は脳をどうにかする薬なので、記憶力にも影響することが多々あります。

私が精神薬をやめてから4ヶ月経った頃にも年月日の月日の4桁の数字を覚えることが出来ませんでしたし、職場で電話に出ても相手の名前を記憶出来ませんでした。

症状も治っておられると仰せで、1年後に試験を控えてもおられるので、早く卒薬したいので、卒薬の計画を立ててほしいと伝えてみると良いかと思います。