【FX初心者必読】世界経済の不安要素がいっぱい | なつめっちの”FX実践ブログ”

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こんばんは!


なつめかづきです。



では今週も先週の振り返りからいきましょう。

先週は世界的な景気不安や地政学リスク、エボラ出血熱に対する不安
の広がりなどを受けてリスク回避の円買いが進みました。

ドル円は一時、1ドル105.20円の安値を付ける場面もありました。

これはドル高があまりにも急速に進行したことに対する調整の意味合
いもあったようです。

ただ、一辺倒に円高かと言えばそうでもなく、ドル円、クロス円とも
株式相場、債券相場(金利動向)を眺めながら、複雑に乱高下を繰り
返す展開となりました。

ドル円は105.50近辺から106.80近辺でレンジ相場となりました。

株式相場で若干、パニック的な売りが発生し、日本の株式相場も連れ
安となりました。

これは米国の10年債利回りが一時、1.86%まで下落し、リスク回避
ムードの高まりに下落基調にある米国の株式相場が過敏に反応した
ためではないかと個人的には推測しています。

個人的には、この下げが10月の底であることを期待しています。

それを確認するためにも、今週の一週間の値動きに注目が集まりま
す。

今週のイベントで注目すべきは中国のGDP第三四半期と鉱工業生産
、HSBC製造業PMIなど、中国経済の指標発表です。

このところ資源国通貨は資源需要の低下で経済状況が思わしくない
ため、中国経済の動向に注目が集まります。

中国経済の指標が予想より悪い場合には、豪ドル円などは90円へ
向けた下落トレンドを加速する可能性がありますので注意が必要と
思います。

米国の経済指標は、このところ良ければドル高の材料とされますが、
悪くても無視される傾向にあるため、個人的にはあまり重要視して
いません。

ドル高は規定路線と考えているため、どちらかといえばNYダウと
長期金利を気にしておいた方が良さげです。

このところ、ドルに関しては、ドル高、株高、債券高(金利安)
といった傾向にあるので、崩れるとすれば株か債券だと思われます。

では、

※投資の判断は自己責任でお願いします。

P.S.さて、いよいよ10月も残すところあと二週間となりました。

10月が無事に過ぎてくれることを祈るばかりです。

株の世界では、ハロウィーン効果という言葉があります。

これは、10月末に株を買って4月末に売りなさい、というアノマリ
のことを言っているのですが、どういう訳か、統計的には、この
通説が非常に当たるのです。

株式相場と非常に強い関係にある為替相場も、また、このハロウィ
ーン効果が期待できます。

例えば、豪ドル円などは、過去12年で10月末買い、4月末売りの
勝率は、10勝2敗という成績です。

これってすごい確率ですよね。

ぼくもこのハロウィーン効果を当てにしているひとりなので、
10月の底値がどのくらいで、いつ頃到達するのか、日々、楽しみ
に過ごしています。

では、また!!

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