【FX初心者必読】政策金利には気をつけろ | なつめっちの”FX実践ブログ”

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こんばんは!


なつめかづきです。



では今週も先週の振り返りからいきましょう。

先週は月初めの第一週ということもあり、非常に注目度の高い指標発
表、各国の政策金利、要人発言が目白押しの週でした。

また、秋からの大相場を期待する向きも多く、かなり注目された一週
間でした。

先週のこの場でお伝えしたように、各国の政策金利の変更は相場に与え
るインパクトが大きく、それをきっかけに大きなトレンドが発生するこ
とも多くあります。

特にサプライズ的な要素が加わるとそのインパクトはより大きなもの
となる傾向があります。

先週で言えば、欧州ECBの政策金利の発表が典型的です。

ECBは政策金利を1.0%引き下げることを決定しました。

追加緩和の必要性はいろいろな場面で報告されており、市場では、そ
の時期がいつになるのかという点に注目が集まっていました。

先週の前半では、今回は見送られるだろうというのが大方の予想でし
た。

その予想を裏切る形でドラギECB総裁は金利の引き下げを発表しまし
た。

ドラギさんは、マイナス金利を導入した際も、かなりサプライズ的な
タイミングで政策を発表しています。

個人的な印象としては、ドラギさんは敢えてサブライズ性を高めるこ
とで政策の効果を意図的に高めているのではないかと思っています。

この世界、先読みされて市場が織り込み済みと判断した場合、往々に
して期待したほど政策の効果が出ないこともあります。

ドラギさんの発言は今後も要注意ですね。

さて、先週発表のあったその他の政策金利としては、オーストラリア
が2.5%に据え置き、英国も0.5%に据え置き、カナダが1.0%に据え置
きとなっています。

その他にも先週は重要指標の発表も多くあり、特に米国の雇用統計の
発表前はポジションを調整する動きもみられました。

週を通じて米国の景気回復基調を裏付ける形となり、ジリジリと米ド
ルが買われた一週間でした。

これで秋からの相場の大方の流れは、ドル買い、ユーロ売り、円売り
なのは明らかなように思います。

ただし、トレンドの中でも大小の調整は付き物ですから、ポジション
を取る際は十分な注意が必要なのは言うまでもありませんね。

さて、今週、注目されるテーマは11日に発表となるニュージーランド
の政策金利とウィーラーRBNZ総裁の発言です。

ニュージーランドは前回、それまで引き上げ続けていた金利を据え置
きました。

また、通貨当局による通貨下落の見通しというのも気になるところで
す。

注意しておいた方がよさそうです。

また、今週はカーニーBOE総裁の発言が9日、10日の両日、控えてい
ますので、こちらも注意は必要でしょう。

最後に、やはり気になるのはウクライナ情勢です。

停戦合意したようですが、破られるのが常なので、いつリスクオフに
転じるとも限りませんので、ポジションを取ったら必ずストップを入
れておいてくださいね。

ストップを入れておかなかった時に限って、有り得ない程の損を抱え
てしまうのがこの世界の常です。

では、

※投資の判断は自己責任でお願いします。

P.S.
ちまたではデング熱が騒がれていますね。

僕も今年の夏は例年になく多く刺されてしまいました。

僕の血液型はB型なのですが、統計上、B型は0型に続いて刺されやすい
ようです。

刺されるだけなら許せる気もするのですが、あの痒みだけは許せない
ですね。

絶滅させたい。

そのときは、まさか、絶滅危惧種に指定されることはないだろう?!

では、また!!

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