なつめかづきの"Beyond The Next Level FX"
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こんばんは!
なつめかづきです。
今日は資金管理の重要性についてお話しようと思います。
資金管理の重要性については僕自身、トレードを日々していて、
資金管理ほど重要だと感じるものはありません。
というか、FXって資金管理に始まり、資金管理に終わると言って
もよいかも知れません。
つまり、どこでエントリして、どこでエグジットするかの一連の
トレード戦略を計画するとき、取れる枚数、そのときの利益幅、
許容できる損切り幅と損失額など、すべて手持ち資金がベースに
なって計画されるということです。
この感覚が乏しい場合、勘で枚数を取り、勘でエントリし、勘で
エグジットすることになります。
勘とか、雰囲気とか、感覚とか、そのような根拠のない後ろ盾で
相場を張った場合、程なくして大負けを経験し、その一度の大負
けで市場から退場させられてしまうのが落ちです。
では、資金管理って、何をすればよいのでしょうか?
それほど難しく考える必要はありません。
まず考えなければならないことは、あなたが1回のトレードで
許容できる損失額が幾らなのか、という事です。
この点に関しては個人差があるので僕がこれくらいと一概に言え
るものではありません。
トレード資金が潤沢にある人にとっては1回のトレードで10万円
の損失を出しても痛くも痒くもないかも知れません。
逆に、10万円の元手でFXに参入した人にとっては、1万円の損失
はかなり痛いはずです。
まずは、あなたが許容できる1回の損失額について決定する必要
があります。
1回のトレードで失っても大きな痛手とならない額とは、あなた
の資金の何パーセントでしょうか?
一般的には、2パーセントから5パーセントと言われています。
僕の考えでは、2パーセントか3パーセントが適正範囲と感じて
いますが、上記したように個人差がありますので、自分で決め
ておく必要があります。
日々のトレードで資金合計は増減しますから、常に許容できる
損失額をアップデートして頭に入れておく必要があります。
ここがすべての始まりです。
この数値が頭に入っていないとトレード戦略が立てられません。
どういうことかと言うと、実際にエントリする際には、売買す
る通貨ペアの枚数を決定する際、許容できる損失額と損失幅か
ら枚数を算出するからです。
例えば、
いまドル円のチャートが買いシグナルを発しているとします。
ロングでエントリすることを計画します。
まず最初にしなければならないことは、リスクの大きさを量る
ことです。
この場合のリスクとは、予想に反してドル円が下落するという
事態です。
そこで、ドル円のチャートを見ると、直近の安値付近にサポー
トラインが在りそうだと判断したとします。
このサポートラインを割り込んだら損切りしることにします。
このサポートラインまでが30ピップスだとします。
最悪の場合としてドル円がこのサポートラインまで下落して損切
りに引っ掛かった場合を考えます。
この時の損失額が決して許容できるあなたの損失額を超えない
ように枚数を算出する必要があります。
ここが資金管理における非常に大切な部分になります。
この考えを無視してより大きなリスクを取った場合、それがもし、
本当に現実のものとなったとき、あなたの資金はあっという間に
激減していることでしょう。
そうなると次のトレードで取れる枚数はより少なくなり、投資
効率も悪化の一途を辿る事になります。
というか、資金管理の考えが無い人は、資金が少なくなっても、
いつも同じ枚数でトレードしたりします。
こうなると、トレードを重ねるごとにレバレッジが上がる計算
になります。
気が付けばフルレバレッジでトレードしていて、大負けして市
場から退場させられるのです。
そうならないためにも、みなさんは今一度、資金管理の重要性に
ついて再認識しておいてくださいね。
では、
P.S.
FOMC声明前に円が急激に買われていますね。
このメルマガがみなさんの下に届く頃には、米国の量的緩和
縮小継続で650億ドルまで縮小されるのか、それとも、今回
は750億ドルに据え置きなのか、決まっていますね。
市場は縮小継続という路線で織り込んでいるようです。
発表が日本時間の朝4時ということで、僕はその頃寝ていま
すね。
起きてからのお楽しみです。
では、また!!
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