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エヴァ・オーリンも、ペ・ドゥナも、まとめて好き。

先週からワイドショーの恰好のネタ

「ピアノマン」わたしの周りでは、「いい男!」

「あんなん、ブサ男やったら話題にならんわ」

と、井戸端に咲く一輪の華。

に、なりかけております。かと思えば


「こんなネタがトップニュースなんて

いま事件がないんやな」とクールな眼も。

トップニュース=あくまでもワイドショーのね。


世間では「ラベンダー・・」のなんとかという映画

がコレに似ているのでは?と宣伝説もありーの。


だれもパク・チャヌク監督の「NEPAL」を

思い出さないんだろーか。

強烈にコレなんだけどな。


そもそも「NEPAL」は、「もし、あなたなら」

というオムニバス映画のなかのラストを飾る作品。

先月観たばかりだけど、「こんなこともあるのか!」

が一ヶ月後には、こんなピアノマンの出現。


韓国であるひとりの女性が保護された。

コトバも喋らず、行動も不審なので

精神病者では?の疑いが下される。

そして彼女は精神病院行き。

6年後、実は韓国語がわからないネパール人だったと

判明する、というお話。

コレは実話を元にしているらしい。うぬー。


観つつ、ひとこと「ネパール!」と叫べよ!

とじれったくもなったものですが

いきなり警察につれて行かれたりすりゃ

人間不信になって、答えたくもなくなるんだろか。

「異」について考えてしまった。

あと「おもいこみ」も、ね。


ピアノマンは、ピアノが上手に弾くことができる。

そんな特技がなければ、ネパール女性のような

扱いを受けているかもしれない。

もしくは、男前じゃなければ

地元の噂のひとつにすぎない扱いだったかもしれない。


わたしは、ニュースの内容を知らず

映し出された写真をひとめみたときから

「あ、こやつ、地球の生物じゃないな」と直感したのですが

誰も信じないでしょーねー。

タイトル: もし、あなたなら ~6つの視線
韓国の若手監督6人のオムニバス。
おもしろかったー。 DVDは、7月29日発売。