春夏秋冬そして春 | ・・・の続き

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エヴァ・オーリンも、ペ・ドゥナも、まとめて好き。


正直もっとエロ度が強いと想ってました。
いや。エロを期待して見に行ったわけでもなく。
もじもじ。春夏秋冬そして春キム・ギドク監督。
あかんね、お昼ご飯食べてからの鑑賞は。
「春の章」でちょいうたた寝。

ずっとね「はるなつあきふゆそしてはる」
という音かと信じ切っておりました。
チケ売り場、前にいたおねえちゃんふたりが
「しゅんかしゅうとう2枚」って言っていたので

「そっかー」とごく普通のことに納得。
キム・ギドクの「悪い男」を観たのは、つい2週間くらい前だし。
その時点で、わたしの心の従兄弟だわ。と決めつけ。
予告編は何度も「衛星劇場」でみてたので
バイオレンスもないわけねー、とちと安心して席につく。
ギドク-バイオレンス=残るのはエロ
画面上はそうなんですけどね。
その隙間のファンタジーを「悪い男」の鏡の向こうに見つけてしまって
ぽわーんと憧れのまなざしを、ちょい怖い面の監督へ射る。

もうなんというマゾなの!
サディストじゃないですよ、あの監督は。
マゾゆえの、アレなんだと想う。
【魚を紐で縛る】わたし的にも「美」だと想ったりして
自分の変態ぶりのチェックもできたわけなんですが
ここらへんが心の従兄弟。

あれは縛って快感じゃないのよね、きっと。
縛った画像をスクリーンの前の観客がみて
ヘラヘラうろたえる姿を想像して、監督は悦ぶんじゃないんだろうか。
まったく全部推測ですがー。

ますます「魚と寝る女」を観たくなるじゃないか。
「悪い男」の女子大生も、この映画の白いワンピースさんも
監督の好みのラインが貫かれるような気がするし。
「悪い男」のファンタジーを10とすると、この映画では2くらい。
「悪い男」のエロさを10とすると、この映画では0.5くらい。
んまー顔をスカーフで隠した女性が立っているだけでも、
エロさも感じるんですけどね。
わたしはなにを求めていたんだろうかー。

いやいや。
実は「うっ」な場面もある。「うっ」は涙腺ゆるみの擬音ね。
板張りの床に彫った「般若心経」の文字。
しかも、猫のしっぽで書かれた文字なんだけど。
そういえば「悪い男」も「救い」が裏テーマだったような気もする。

あらすじhttp://contents.innolife.net/listm.php?ac_id=7&ai_id=3852

きゃーマゾよマゾ!と騒いでしまうわたしもアレだが。
これも悦びのひとつ。

こんなことを書いていたら
明日の朝、目覚めたとき
わたしの背中にも石が生えてしまっているかもしれない。

かんじーざいぼーさーぎょうじんはんにゃーはーらーみったー

追記★
うーん 観た数時間直後ってなんでいつも
エロい、だの このあたりにこだわってしまうんだろうか。
時間がたって読むと非常におばか満開。
結局、こんな見方しかできんのか、このおばさん、とつっこまれそうです。
明日くらいになると、真面目に「色即是空」について
語れるかもしれない。・・・なわけもなく。

般若心経も石を引きずって山へ駆け登るのも
監督自身の償いモードなんだろか。
ああ、また明日も考えそう。

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タイトル: 魚と寝る女~The isle~




タイトル: 悪い男




タイトル: 悪い女 青い門