5月12日(日)に、山口県酒造組合が主催する「山口地酒の祭典 新酒発表会」に参加してました。年に一度、山口県内で開催される贅沢なイベントです。
今年は、周南市の遠石会館で開催されました。新幹線の徳山駅より車で10分ほど。送迎バスが運行され、助かりました(ザーザー降りの雨でした)。参加人数が多いため数回のピストン輸送でしたが、最終便に乗れた私たちも何とか開始直前に間に合いました。
宴会場には27のテーブルが並べられ、受付で希望のテーブル番号を言って、座る場所を決めます。今年は22の酒蔵さんが参加でした。参加者は会場内のブースを自由に回ってお酒をいただくことができます。
お食事は席に運ばれてきます。とても美味しい!ですが、酒蔵ブースを回るのに夢中で、あまり落ち着いて座っていなかったと思います(笑)
参加した酒蔵さんと代表銘柄は以下の通り(ブース番号順)
はつもみぢ(原田)
山縣本店(防長鶴)
中島屋酒造場(寿、カネナカ)
金分銅酒造(金分銅)
永山本家酒造場(貴)
旭酒造(獺祭)
堀江酒場(金雀)
村重酒造(金冠黒松、eight knot)
酒井酒造(五橋、Five)
八百新酒造(雁木)
新谷酒造(わかむすめ)
金光酒造(山頭火)
山城屋酒造(スギヒメ、鴻城乃誉)
竹内酒造場(錦世界)
長州酒造(天美)
大嶺酒造(Ohmine)
永山酒造(山猿)
阿武の鶴酒造(三好)
岩崎酒造(長陽福娘)
岡崎酒造場(長門峡)
八千代酒造(ROOM)
澄川酒造場(東洋美人)
開始早々、長蛇の列ができたのが、堀江酒場さんのブース。
「金雀」を求める列でした。昨年も早々にsold outになったブースです。
忙しくて、写真におさめたのはほんの一部のお酒なのですが…。
永山本家酒造場さん。貴の樽の中にはスパークリング酒のサーバーが。
開始1杯目は泡のお酒で爽快に。
金光酒造さんでは、三軒茶屋の山口イベントで早々に完売した(ので買えなかった)「ゾロ大吟醸」を。今年も三茶のイベントにいらっしゃるようなので、楽しみです。
岩崎酒造さん。先月のCraft Sake Weekで長陽福娘の法被を着て売り子のお手伝いをしたので、思い入れがあります。岩崎社長は山口県酒造組合会長で、この日は大変忙しくされていましたが、少しだけお話しできました。
新谷酒造さん。ちょうど前日に左の「十二秘色」のほうを家でいただいたから、この日はピンクの「牡丹」を。新谷酒造といえば、ピンク この樽も新谷ピンク 杜氏の文子さんにはお会いできなかったので、次の機会のお楽しみです。
酒井酒造さん。Craft Sake Weekではピンクのfiveをいただきました。この日は黄色のfive(純米酒)を。(翌日は岩国に足をのばして五橋文庫に行きました)
永山酒造さんは昨年蔵開きに行った大好きな酒蔵さん。限定夏生を。
山城屋酒造さんは、今回もっとも気になった酒蔵さん。少量ずつ全て試飲しました。右のプリンセスのボトルのはとても甘いけれど、日本酒の芯をしっかり感じられて美味しかった。ボトルも美しい。この中でいちばん辛口の純米酒(赤いラベルのスギヒメ)は、第一印象が優しく甘く、のちにキリリっと辛さがやってくる変化がよかったです。
このほか、写真がありませんが、はつもみぢさんのブースでは原田社長と阿部杜氏にお会いでき、発売前の「なつ」をいただきました。竹内酒造さんでは、錦世界純米吟醸を。長州酒造さんでは、新体制での天美純米吟醸を。とても美味しかったです。
このイベントに参加するのは3回目です。初参加は2022年の下関市のシーモールパレスで開催されたとき。コロナ禍だったため、定員が例年より大幅に減って80名のところ、整理番号80番でギリギリチケットを買うことができました(1分ほどで売り切れたそうです)。
大きな丸テーブルに4人がけというソーシャルディスタンシングな配置でしたが、一緒のテーブルになった地元の日本酒ファンの皆さまと盛り上がり、二次会にも混ぜていただきました。その後もSNSで交流が続き、昨年、今年と再会を果たしました(そして二次会も)。山口の酒友達が年々増えていくのが嬉しいです。山口酒にますますのめりこんでおります。