久しぶりのブログです。

 

昨年の秋から準備していた日本酒の資格試験のWSETの受験が終わりました。ロンドンに本部があるWSETの日本酒部門Level 3の試験です。

 

問題の内容を詳しく書くわけにはいかないので、ざざっと備忘録的に書きます。

 

 

 受験会場では…

 

  • 受付で自分の名をサインし、受験者番号の印刷された紙を受け取って好きな席に着席。
     
  • テイスティング30分。2種類の酒を利いて、答える。
     
  • 30分の休憩の後、筆記試験100分。
     
  • 時計はモニターに表示される。
     
  • 4択50問、大問7問。
     
  • 4択の答えはAnswer Sheetにマーク式で解答、大問は問題の書かれた枠内に文字を記入する。
     
  • 解答しやすいよう、マークシートだけ別の紙になっている。ありがたい。
     
  • 正答率55%で合格。
     
  • テイスティングの解答用紙は、酒#1が左側、酒#2が右側の見開きになるような冊子状になっている。表紙に受験番号や名前を書くようになっている。試験実施団体(キャプラン)の名と登録番号を自分の名前の上に書くので、書く場所を間違わないよう注意(私はやらかした)。
     
  • 試験官は日本語でアナウンス。残り時間のコールは日英両方で。

 

 

 感想

 

  • テイスティングは合っていたかどうかすら推測できない。合否にかかわらず、後学のために、出題酒を知りたい。
     
  • 筆記の4択は、オンライン教材を解けばだいたい正解できるものが大半。ただし成績優秀者レベルを目指すなら、温度、パーセンテージなど細かい数字をきちんと知っていくべき。
     
  • 筆記の4択はマークシート解答式。TOEIC解答のマーク欄の2倍ほどの面積のマルだった。家に売るほどあるマークシート用シャープペンを持ってくるべきだった。
     
  • 筆記の4択は8割正解していたと思う。大問は時間が経つにつれあれこれ失敗を思い出したので、良くて7割か。
     
  • 会場はいつもの教室と同じだった。酒を自分で注いでボトルを後ろに回していくのも授業と同じスタイルだったので、(しかも後ろの席はいつものSさん)ちょっと安心感あり。
     
  • クリス先生は姿を現さず。(前日に酒イベントで遭遇したので日本には帰っていらっしゃたのね)
     
  • クリス先生が授業中に念を押していたいろいろが、やっとわかった。授業はまじめに出席しておいてよかった。先生、ありがとうございました!!
     
  • テイスティングは、もっと本番形式での解答練習をしたかった。
     
  • テイスティングは少し時間が余った。
     
  • 筆記は時間が余るだろうという予測に反して、終了3分前にやっとすべて書き終えた。
     
  • 実は、質問の意味をとるのに時間がかかった問題が1問あった。問われる内容は限られているので解答には支障がないはずだが、ちょっとモヤモヤ。
     
  • 考えてみれば、大問で出題する内容は意外と限られているから、過去問を公開しない、模擬試験もあまり出しません、というスクールのスタンスは仕方がないのかもしれない。

 

 

結果はなんと4か月後。不合格でも際限なく再受験できるらしいのですが、そこから準備するのも大変そうですね。できれば一発合格であってほしいですが、不合格ならばテストをもう一度体験できるので、将来テスト対策の授業か勉強会をするときの参考になりそうです。

 

それでは、また次回にお話ししましょう。