シング・ストリート

「今年のベスト１が、もう決まってしまった」
と評価する人が続出の映画

Sing Street


監督は、『ONCE ダブリンの街角で』、
『はじまりのうた』のジョン・カーニー

「この作品は、ただの音楽の物語でなく
　自分自身を反映した作品にしたかったんだ」

と自伝的な作品ともなった今回。


〜Story〜

舞台は1985年、歴史的な不況に突入したアイルランドのダブリン。

主人公の少年・14歳のコナーは、
父親が失業したために公立の荒れた学校に転校させられる。
（日本でもありましたね…学校の窓ガラス全部割れるてな時期）

学校ではイジメられ、家では両親がケンカばかり。
唯一の楽しみは、ロンドンで大ヒット中の
ブリティッシュ・ミュージックを聴くこと。
音楽大好き兄も、ベストチョイスな選曲

そんな毎日が、たった一度の出会いで１８０度変わっていきます。

コナーは、校門の前で派手なメイクとファッションを決めて佇む
自称モデルのラフィーナに一目惚れ。

なんとか彼女に近づきたい一心で
「僕のバンドのビデオに出ない？」と声を掛けるコナー。

すると…彼女がOKしたからさぁ大変！
慌ててバンドを組んだものの
メンバーは超・個性派揃い（笑）
バンド名は『シング・ストリート』

コナー達は、ロンドンの音楽シーンを驚愕させる
ミュージックビデオを撮ると決意し、
猛練習と曲作りの日々が始まります。

曲を作り、猛練習して、
ストリートや海辺でミュージック・ビデオのゲリラ撮影。

さえない毎日が、急激に変化していきます。

年上の女性との切ない恋
メンバーたちとの友情
家族の絆

いろんなコトに　傷つきながらも成長していく
コナーの姿に、涙する人もキュンキュンする人も
きっと、沢山いると思います。

ナイスバスを出し続ける兄・ブレンダンに
拍手を送りたくなる人もいるかもしれません。


スクリーンからは
デュラン・デュラン、ザ・キュアー、
ザ・クラッシュ、ザ・ジャム、ホール&オーツ、
a-ha、スパンダー・バレエなどなど
迷える若者の救世主だった
80年代ブリティッシュ・ミュージックが次々に流れてきます。

主題歌は、『はじまりのうた』にも出演した
マルーン5のアダム・レヴィーン



こちらも素敵すぎる１曲です

映画は昨日から公開スタート

青春を感じにお出かけください