お友達のお子さんの
お絵描き教室をしました
4才の男の子です
以前紹介した⇩こちらの子とは別です
絵の教室だったけど・・・
その子の言語化力に驚き、
感心しっぱなしでした
すでに自分でもお絵描きできる
4才のお子さん
「動物園を描きたい!」と
前日にはたくさんオーダーが来ていました
早速机に向かい、
パソコンに見本を表示させて
それを見ながらお絵描き開始
初めからスラスラ手が進みます
教えずとも絵は上手に描けているのですが
驚くべきところはお子さんの話すチカラ
「見本は、本物っぽい方が描きたい!」
「この画用紙の大きさなら1つ1つの動物は小さく描かないとダメだね!」
「胴体がむずかしかったら顔だけでもいい?」
「絵の具で塗ったらキリンの模様が消えちゃった!」
「お母さんの絵は星やハートがあって可愛い!」
「画用紙を横にしたら筆で塗りやすくなった!」
私やお母さんへの受け答えだけではなく
自分の考えや気持ちも
1つ1つしっかり言葉にして
伝えてくれます
その言葉の正確さと
スラスラ出てくるスピードも見事で、
「大人の私より上手に話せるね」
終始感心しっぱなしでした
だんだん、関心を通り越して
「なんでそんなにスラスラ話せるのか
教えて欲しいな」と
学びたい気持ちにさえなってきました
(私はスラスラ話せないという自覚があるので)
二人が帰宅した後
私は早速お母さんにLINEをしました
私は自分自身が言葉がスラスラ出てくる方じゃないと感じています。
また、高校生や中学生と10年以上関わっている中で、自分の考えや気持ちが言葉にできないという課題を持つ生徒が多いことも知っています。
言語化の中には、
・言葉の種類を知っている
・言葉の意味を知っている
・どの場面でその言葉を使うか知っている
・自分の考えがはっきりしている
・自分の気持ちが分かっている
・自分が相手にどうして欲しいのか分かっている
・自分の考えや行動の理由が分かっている
などなど・・・
たくさんの見えない過程を踏みます。
言語化が難しい時は
どこかにつまずきがあります
私だけじゃなく、
その子のお母さんも同じように感心しているし
私の両親も同じように感心していました
つまり、
誰が聞いても「素晴らしいね!」と認められるほどの力なのです
才能を見つけたら育てる
話す力や言語化する力がある
↓
それらをふんだんに使う遊びや取組みへ
例えば、
・1日の出来事や感じたことを書く日記
・新聞や本を読み、情報をまとめる
・自己表現からコミュニケーションに発展 など
お話を作るなどの想像・創作も面白いですが
「自由に絵を描いてみる」というテーマでは
あまり筆が進まなかった様子だったので、
・見本を上手にまねる
・型を覚えて活用する
できることを他の場面に広げていく方を
お勧めしました
今回のお子さんは他にもこんな才能もあり
いかがでしたか?
お子さんの興味感心や才能を育てることと
自分自身のそれを育てる過程は同じです
個別セッションでは、
あなたの興味関心や才能を育てる
というテーマも取り扱っています