私は、私の人生を作り上げた。

なぜなら、私の人生が

気に入らなかったからだ。


シャネル




生まれた時から人生ハードモードだった。


実の父親の顔を知らないで育ち

母の再婚相手に虐待され続け

気づけばうつ病になってて

双極性障害とか

不安障害とか

パニック障害とか

人格障害とか

色んな病気発症して

キラッキラのキャンパスライフを

送るはずが

2回も大学を中退して


振り返ると

暗くて苦しい27年間だったと思う。


そして私はその全てを

過去や周りのせいにしながら

生きてきた。


虐待されたから

病気になったから

愛されなかったから


そうやって言い訳して


"だから誰か、助けてよ"


って思いながら


色んな人に依存しながら


そうやって生きてきた。


でも、30歳を目前にして

気づいたのね。


"あ、このままだと人生詰むな"


って。


この歳になって、

周りが結婚とか出産とか

環境がどんどん変わって行く年齢に

なって


いつまでも未熟なままの

自分に違和感があった。


どうして私は幸せになれないん

だろうって。


本気で


そして真剣に


考え続けたの。


そしてたくさん勉強した。


そして誰かに言われたからとか

そんなんじゃなくて


自分の頭と心で気がついたの。


"人や過去のせいにしていても

幸せにはなれないし

そして時間は過ぎて行く"


って。


人のせいにして

過去のせいにして


アイツのせいだ

こんなことされたからだ


って言い続けて

気づけば30歳目前。


"え。このまま

おばさんになるの?わたし。

ヤバい。"


ってなったわけさ。


よくある話だけど

自分の人生を映画に例えた時

辛い経験や苦しい出来事って

最高のクライマックスへの

伏線なんだよね。


そして、終わったことに

どんなふうに意味を与えるかが

めちゃくちゃに大事。


虐待されたことや、

大学2回辞めたこととか、

病気になったことを


他人や過去のせいにして

生きて行くこともできる。


だけど私はそんな

不幸なままで終わりたく無い。


色々辛いことがあったのは

必要な過去だったんだと思う。


だってさ、良いことしか起きない

映画って

クソつまんなくない?