全部お前のせいだと母を恨んだ日々


無事試験を突破し

中高一貫校へ進学。


楽しい中学校生活のはじまり。。


のはずだった。


でもわたし、勉強ばかりして

大事なこと何も分かってなかったんよね。


だからこそ

中学に入学してまず

友達関係でつまずいた。


ただでさえ、あれくらいの

歳の女の子の人間関係って

かなりハードモードじゃん。


それプラスで

家庭環境ぐっちゃぐちゃの私。


人間不信になってたんよね。


誰も信じられなくて。


そりゃーまともに友達関係も

築けるはずないわっていう。


さすが中高一貫校ってことで

勉強もかなりハードモードで。


周りと自分の差がどんどん離れてって

学力の差、人間関係の差。

それでどんどん病んでいってしまって。


遂には学校辞めてやるって

退学届に名前書いて

制服のポケットに忍ばせて

登校するようになって。


その頃からだった。


家に知らない男が来るようになった。


母が新しい彼氏だよって

紹介する男にろくな奴居なくて


1週間もすればまた新しい男が来て


そしてまた1週間すればそいつは消えて


また新しい男が来て


でも、信じたかった。


この人が新しいお父さんになって

くれればいいのになって。


次来る人は良い人だったらいいなって。


でも期待はあっさり裏切られ

1週間ごとに男は入れ替わった。


週替わり定食かよ(笑)


その時はかなり辛かったな。


学校でも家でも、居場所がなくて。


勉強して勉強して勉強して。


良い点数とって

良い成績とって


母に認められたいけど

周りの学力について行けなくて


本当に心細かった。


気づいたら母を憎むようになっていて。


お前のせいだって気持ちが

ムクムク大きくなって


あんなに大好きだったのに

いつの間にか大嫌いになっていた。


大嫌いなのに

認めてほしい気持ちも消えなくて


なんか、かなり複雑だったなあ。