天を架ける小雨が降りしきる、夕暮れ・・・木陰で、傷を舐め合う子猫たち・・・まるであたしたちみたい・・・ちっぽけな心と、大きな傷跡と、互いを見つめる潤んだ瞳・・・やがて雨があがり、七色の虹が天を架ける時、あたしは強くなる・・・by ナツキ