こんにちは

裾が可愛いから買ったパンツですが、裾が長くて引きずるので2回ほど折り返して着ています。
本末転倒感すごい。夏川。


本日は
何度か出演させていただいています、

「声の優れた俳優によるドラマリーディング」
に出演させていただきました!

演目は、夏目漱石の「こゝろ」。

写真は共演者の方々と!

小松昌平さん、
駒田航さん、
千葉翔也さん、ありがとうございました!

これが、夏川椎菜の平成最後のお仕事になります!



さて、世間はGW真っ只中ですね。
夏川も、10連休とは流石にいきませんが、比較的ゆっくりできそうかなと思っています。

そんな中、4月と5月の間が今年は特別なものになりますね。

平成が終わって、令和に。
文字通り時代が移るわけです。
令和って、まだ慣れませんけど、きっと現代人の適応力の高さをもってすればものの数日で馴染むと思っています。

個人的リトマス試験紙はツイッターのトレンドかなって。

ツイッターのトレンドに、令和や平成に関するものがなくなった時、令和であることが日常になったということなんだと思いますよ。
(少なくともツイッターユーザー層の中では)



やはり気になるのは、これから生まれる〝令和ベビー〟達です。

自分が平成生まれであることを〝なにそのパワーワード〟と言わんばかりの反応で返された経験上、
〝令和生まれ〟が、自分にとってのパワーワードになる日が、十数年後やってくるのかもしれないな、なんて思ったりします。

十数年後というと夏川は30代。
もちろんどんな人間になっているのか想像もつきませんが、目に笑い皺ができてりゃいいな、とは思うとります。(それ以外の皺は許さん)

今の夏川にとって、30代というのはもちろん〝大人〟ですし〝とてもかなわない〟とすら思う存在ですが、
夏川が10代の時の20代にも、同じような思いを抱いていたのですよね。

そういえば、小3の時小6のおねぇさん達はとても強そうだったし、
中1の時の中3の先輩はとんでもなく偉い人だと思ってました。
18歳の夏川にとって、22歳の先人達は、きっとすごく頭が良くて、なんでもできる人なのだと、そう感じていたのです。

でも実際、その年齢を全て経験した夏川が、
とても強くて、偉くて、頭が良くて、なんでもできるかというと、そうではありません。

むしろまだまだ学ぶべきことばかり、考えるべきことばかりで、いつまでも〝いちばんした〟なのだという意識が抜けないでいます。
実際、社会で見たら22歳なんてヒヨッコもいいところなのです。

生まれてから何年生きてきたかなんて、そのくらい いい加減なもので、別に歳が高いから偉いとか、強いとか、そういうんじゃないんだなぁーと思います。

大事なのは〝何年生きたか〟ではなく〝何をして生きてきたか〟だという事です。

まぁ、色んなところで口すっぱく言われているような事だとは思いますが、自分で認識して意識し始めてから、人に対する敬意の払い方について考えを改めるようになりました。

前はただ、人生の先輩だから、目上だからというだけで、無駄にうやうやしく接していた節がありましたが、それではただ強きものに屈服しているに過ぎず、自分自身の経験値が何も変わらないのだと思うのです。

相手の何に敬意を払っているのか、この人から何を学ぼうとしているのかをしっかり認識してから接するだけで、変に緊張することがなくなり、自分を曝け出すことにさえ成功しているように思えます。

すごく回りくどいことを言いましたが要は
「相手の年齢とか気にせんくなったら、なんかコミュ障マシになったわー」ってこってす。


さて、平成をスタンダードとして育ってきた夏川のような人間たちは、
これから始まる令和という時代の感性や価値観をどう受け止めるべきでしょうか。

敬意を払うべきは 時間ではなく経験 といったのと同じように、
敬意を払うべきは 時代ではなく経過 だと思います。

これまで移り変わってきたもの、
そしてこれから移り変わっていく全てのものに敬意を持つ姿勢を、
私たち平成スタンダードは積極的に見せていく〝べき〟だと思います。










平成最後の仕事が、「こゝろ」の朗読だったということで、色々と深く考え始めたら止まらんくなりました。

とても楽しかったです。




ばいなーんす( ´∀`)ノ