こんにちは

箱で買った砂肝が減りません。
そろそろ飽きてきました夏川です。
ししゃも食べたい

夏川この間家の中で鍵をなくしました。

何言ってるのかわからなくてブラウザバックしそうな皆さんちょっと待ってください、確かにこの記事は長くなりそうだし皆様の人生にとって とてつもなくどうでもいいかもしれませんが最後に次女様がご褒美を下さるのでそこまでは読んでおいて損はないです待ってください。

夏川鍵にひよこのキーホルダーつけてるんですよ。結構ボリューミだしバックの中に入れてても目立つんで。

この間の朝、さあ家を出ようと思って、家の中の鍵置きから鍵を取り出そうとしたんですが、
いつもそこに入れているはずなのに、無かったんです、鍵が。

鍵っていう表現なんか硬いんで、キーコと呼びますね、便宜上。

夏川はキーコを探し回りました。
いろんな可能性を考慮しながら。

昨日来てた上着のポッケに入れっぱなしの可能性。
部屋着のポッケに入れっぱなしの可能性。
キーコが可愛すぎて一緒にお風呂に入ってた可能性。
キーコが美味しそうすぎて冷蔵庫に入れた可能性。

探せども探せども、キーコは出て来てくれません。

「キーコー?」
*現実では「鍵ぃ?」と言っています。

ここでアラームがなります。
そう、夏川はもう家を出なくてはなりません。

「お願い、キーコでてきてよー」
*現実では「え、ねぇなんでねぇ鍵!!」と言っています。

焦った夏川は次女様に電話をかけます。
お母様と電話したかったのですが、朝に弱いお母様は午前中かかってきた娘からの電話をしばしば無視なされるので次女様経由なのです。

「なぁにおねーちゃんもしもしー」
*本当は、「ぁばぁい…もひぃぼひぃ」

あっ。
夏川一瞬で察しました。
次女様は寝起きだ。
なんなら私からの着信で起きたやつだ。

お母様に変わってほしいことを伝えると、のそのそという雑音が聞こえた後、お母様の声がしました。

「お母様ごきげんよう、聞いてくださいまし、キーコがいなくなってしまったの」
*「家んなかで鍵無くしたありえんどうしよう」

するとお母様は呆れたように鼻を鳴らしたあと、私が外出した後夏川城で留守番をしてくれるらしい事を言ってくれました。

「それにしてもキーコはどこへ行ってしまわれたのかしら。」
*「許さん、鍵ぃぇ…」

時間も迫ってきていましたので、夏川は諦めて夏川城を出たのです。
外の冷たい風を顔に受けた時、ふと夏川の脳裏に「灯台下暗し」という言葉が浮かびました。
それと同時に、肩に背負ったリュックサックの重みを感じ、気づいたのです。

あれ、そういえばこのリュックサック、いつから背負っていたっけ。

扉の前で夏川は静かに記憶を辿り始めました。
朝起きて、着替えて、さぁいくぞとなった時、夏川はこのリュックサックを背負いました。
そして扉へ向かった時、キーコがいないことに気づいたのです。

探した場所をもう一度思い出してみました。
昨日着てた上着のポッケ、部屋着のポッケ、風呂場、冷蔵庫…

あっ。

夏川一瞬で察しました。
ずっと背負ってたせいで、みてないんじゃないか、リュックサックの、中は。

チャックをチリチリと引いて中身を確認してみると

「あーらこんなところにいたんですかキーコさん」
*「かぎぃあああったああいあああああ」

その場ですぐ電話しました。
夏川城に向かっているお母様を止めなくては。
癖で次女様にかけてしまい、次女様が出られましたので、キーコが見つかった事と見つかった場所を報告しましたら




「くたばりあそばせ」
*「死ね」




「今日は良い日になりそうですわ」
*「ごほおおおびいいいいいいいい」






ばいナーンス( ´ ▽ ` )ノ