幼稚園の甥っ子の運動会。
毎回感動です。


青空〜!!

うちの弟には4人子供がいて、お兄ちゃんから7年、この幼稚園のいろんな行事に参加していますが、運動会は毎回、涙が出るくらい感動しちゃいます。

毎回園長先生の挨拶が感動です。
『かけっこで1番になった人が偉いんじゃないんですよ。1番の人もビリの人も、転んだ人もみんな偉いんですよ』

私たちは生まれた時は、ただのむくの赤ちゃんでした。
自分が世界の中心だった。

でも、社会に出ていくにつれ、
『誰かに負けないように』
『○○で一番になるように』

『だれかが決めた』基準の中での競争が始まります。


女性なら、容姿、胸の大きさとか。笑笑
どんな旦那をゲット出来るか、子供がどんなに優秀かとか、、、
最近は仕事も家庭もオシャレもいきいきがんばって、キラキラしていないともいけない。

歌手なら、CDを出してる、何枚売れてる、ライブの動員数、どんな大御所のミュージシャンと共演しているか、SNSのいいねの数、、、などなど。

そういう私も今でも、常に頭の中で何かと競っています。
何を見ても、何を聞いても、
誰々よりこれは出来てる、出来てない。
ここは負けてるけど、ここは勝ってる。

なっちゃん、本当に競争好きだね〜笑笑
自分に刷り込まれた『競争ぐせ』に気づいて笑ってしまいます。
うちは特に、自称『負けず嫌い』な人が多かったと私は捉えています。
祖母、父、母、
でも、それぞれ強烈に出来ないことや苦手なことがあり、それについて語る時の圧の強さと言ったら、笑笑

もちろんその『競争ぐせ』が、私が人生を進めて来た原動力だったし、そんな中で、大好きな歌うことに出会い、大切な友人たちにも会えた。

でも、『勝つ』ってなんだろ?『負ける』ってなんだろ?
誰が決めるんだろ。どこから見た基準だろ?

ゴールのテープを先に切る方が『勝ち』となぜなるの?
『勝つ』は良いこと、幸せなことで、良いこと
『負ける』はダメで、不幸なこと。

負けるってなんだろ?負けるのダメ?

負けるの定義は人それぞれあって、それを変えたりするのは大変だ。
自分の基準もなかなか簡単には変わらないかもしれない。

『負けてもいい』。。。

そう思うのが私は今は一番、安心します。

年、取っててもいい。
スタートが遅くてもいい。
出来ないことがあってもいい。
いつも完璧でいなくてもいい。
バカでもいい。
時間が守れなくてもいい。
忘れちゃってもいい。

小さい甥っ子と遊んでいて、わざとじゃないけどゲームで負けちゃう。
甥っ子は大喜び。
『あ〜、負けちゃった〜』と笑う感じ。

喜ぶのは私。負けちゃった〜と笑う時の力の抜きた感じ。

しばらくはそんな感じでいこうと思います。