甘えてはいけない | 別居・DV・浮気に悩む妻たちへ☆~愛ある家族になりましょう~

別居・DV・浮気に悩む妻たちへ☆~愛ある家族になりましょう~

『新・良妻賢母のすすめ』認定講師です。
DV・モラハラ・別居・浮気のご相談を承っています。
ご希望の方はメルマガにご登録ください♪

こんにちは。芙蓉です。



甘えてはいけない



母の入院から、姉と接する機会が増えて

幼い頃の事をよく思い出すようになりました。


私が今、カウンセラーという仕事を10年も

続けて来られたのは、

姉という存在がいてくれたおかげだと

つくづく思っています。



もし、姉が普通の

障がいのない姉だったとしたら


私はここまで人の心というものに

深く立ち入る必要などなかったでしょう。


心の声なき声に耳を傾けたり

本音を感じようとする感性も

育ちはしなかったに違いありません。



姉のような人が、幼い頃から

ずっとそばにいたから


私は私になって来たんだな、と

思わずにはいられないのです。



昨年、潜在意識を書き換えるセラピーに出会って、


私自身は、

「甘えてはいけない」という思い込みが

根深く潜在意識に眠っていたことに

気付かされました。



姉という存在があったから、

私はいつしか、「甘えてはいけない」


それがあまりにも

当たり前になっていたんですよね。



実際、私は誰にも甘えて来なかったのか?

と言えば、けっしてそうではないと思います。


人並みに甘えて来たことは、多分ありました。


だけど、「甘えている」と言われると

無性に嫌な気分になる。


そんなことない‼️

私はやっているんだ‼️


と怒りたくなるような、変な気分。


これはおそらく、

姉をはさんでの、母との関係で

いつのまにか出来てしまった「しこり」のようなものだと思います。



そう言えば-



夫から死ぬほどの暴力を受けた時も、

私は、夫に対して



「もう、甘えないでよ❗️」と一言発したことが


とんでもない暴力の引き金になっているんですね。





何故、「甘えないでよ」ごときで

そんな大惨事が起きたのか?…


当時は、全然わかりませんでしたが、


私にとって、「甘えないでよ❗️」は

究極の一言だった、ということなのかもしれません。


地獄の蓋を開ける、

そんな周波数が出ていたんでしょうね😅




潜在意識の書き換えをして、


「甘えてはいけない」を外したら、


姉に対する苦しい気持ちから解放されました。



高校生くらいから、

親が死んだあと、

私はこの姉をどうして行っていいのだろう?と

考えるようになって


勝手に苦しくなっていました。



姉の障がいに、真正面から向き合おうとしない親を

批判したい気持ちになったことも

ありました。



それで、激しい口論をしたこともありました。

普通なら、親子断絶になるだろうレベルの

大げんかです。



私自身、敢えて障がい者のボランティアや

介護の仕事に身を投じて来たのも


「苦しさ」をどうにか解決したい気持ちからだったんですね。



私は、「甘えてはいけない」と思い込んでいるので、

甘えている人を見ると、

異様にザワザワしました。



ザワザワしながらも、

障がい者の仕事をし続けて


まるで自分をいじめるみたいに、やり続けて


「これは一体、なんなのか?」と

自分に問い続けていたのかもしれません。



潜在意識を書き換えて、

「甘えてはいけない」という思い込みを手放すことにすら、抵抗感がありました。


これを取っちゃったら、

私はどうなってしまうのだろうか?と


怖かったです。


それでも、勇気を出して

甘えてはいけない、という思い込みをはずしてみたら、


怖いことは何もありませんでした。



だからといって、

急に甘え腐った人間になるわけではなく…(笑)




甘える、ということ自体が

どうでもいいことになった、というのが

ピッタリくる感じです。



この世に「甘える」という具体的な行動というものは、結局存在していないんですよね。


ただ、ある行動に

「甘えている」という解釈というか

そういう感情が、勝手にくっつくだけなんだなぁ、と


視えた感じです。




今現在、

母が入院して

姉のことが、まったく大変ではない、と言ったら

嘘になるけれど


それは、家事が大変であったり

仕事が大変であったり

子育てにも大変な側面がある…ということの


一つにすぎません。



それよりも、この姉が姉だったからこそ、


私は私になった。

なれた…という感謝の方が大きいですね。



いろいろな姉妹がいると思いますが、


案外、絆が深い姉妹なのかもしれないです。







おやすみ。マリー🐶