同感と同情と共感と。 | 別居・DV・浮気に悩む妻たちへ☆~愛ある家族になりましょう~

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こんにちは。芙蓉です。


秋田に暮らす、母方の伯父が、
脳出血で倒れて入院しました。

一命は取り留めたそうですが
予断は許さない状況。

年齢は、90。
学者として、現役で仕事もしていたので
亡くなっても大往生です。


それでも、母にとっては、
この世に残った唯一の兄で
この知らせを聞いて、不安定になっております。


「夜も眠れない」
「助かっても、これからリハビリさせるなんて、
可哀想だ」
「周りの人は、残酷だ」

など、同じことを繰り返し
こちらが話を切らなければ、
長時間に渡って話して来ます。

伯父さんがどう感じているか、は
もしかしたら違うかもしれないのに

すっかり、悲劇の主人公にしているあせるあせる

違和感バリバリの
話の内容なんですけどね。



「お前は、冷たい」
「伯父さんがこんな状態なのに、どういう神経なの?」
「何にも、ないの?」

私のことを、
ものすごい、人格否定ガーン

そこまで、言う?

…ということを言われるので、
思わず、夫に愚痴ってしまいました。


すると、夫は

「芙蓉って、そもそも、ドライなところがある人だよね。
そういうところ、俺は、前から気が付いていたけれど、
芙蓉のお母さんは、わかってないの?」


と言ったんです。


ひぇー。

私って、ドライなの?

全然、自覚がなかったガーンあせるあせる


一瞬、ある種の否定をされた気分になりましたダウン



ドライが、駄目ならば
私は、どうすれば良かったのか?

母と同じテンションで
飛んで行って、同じ気持ちになって
泣いたり騒いだり
してあげたら、良かったのか。


それとも、母の心中を慮り
寄り添って
傾聴してあげたら、
ドライではないと言うことになるのか。



その2パターンを想像するだけで、

オエっと
吐きそうになりました…ゲロー


絶対に、嫌だ…ダウン

気持ち悪い…ダウン

と、感じてしまいました。




そういえば、こういうことで、
母にはよく、非難されたり
否定されたりして来たな、
と思うのです。


他人には
「優しい」と言われても

身内の、それも母親からは
「冷たい」「ひどい」
と評されるので、

いつのまにか、私は
外ヅラの良い人間、というレッテルになって行きました。

夫と母は、性質的に似ているところがある
と思うことが
今まで何度かありました。


敵・味方という意識が強い。

裏切られたり
バカにされたりすることが大嫌いで

そうされたと感じた相手に、
ものすごい怒りをぶつけるんですね。
決して、許さない。


その反面
味方と思う人に対しては、
温かいというより、熱い。

…境界線がなくなります。

同じ感じ方、
同じ気持ちでいてくれないと
それもまた、腹が立つようなんです。



これまで、私が悩んできた歴史は
そういった

「共感」と「同感」そして「同情」といった、
気持ちの寄り添い方で

母親とうまくいかず

また夫とも、うまくいかない歴史であったな〜と思うのです。


他人というのは、基本的に
「共感」してもらえたら、
「この人、優しい」と思えるものなのかもしれません。

しかし、
親子関係
親族関係

結婚して家族になった途端に

「同感」や「同情」を強く求められたりしますよね。


日本独特の感覚、
なのかもしれませんし、


昔はもっと、それが強かったのかもしれません。


最近とみに

共感しかしない、共感しかできない感じになっているので

同感や同情を、当然のように求められて
母と住んでいる世界の違いを
改めて感じました。


共感は、するけれど、同感はしない。
同情もしない。
できない。


同感や同情で繋がりを感じ合う関係、
要らないなぁと
感じて

手放して行こうと思います。