皆様、ごきげんよう
令和5年( 2023年)の大晦日です。
既に、年越し蕎麦は頂きました。
ブログにてこの一年を振り返ります。
(な訳でTVは見てません。紅白は見る予定もない。K-Pop祭か。)
では
ドゥル ドゥル ドゥル ドゥル ドゥル~ ジャーン(ドラムロール🥁)
第1位(2位も3位も無くいきなり)
今年最大の出来事は何と言っても
親父殿が救急車で運ばれた事です
年末最後に長い長い話で失礼する
高齢の両親は入浴も夕食も早いので、
私は少し遅れて(合流)取るので自分の部屋に。
その日は、聞いた事もない母の甲高い声が
部屋の下から(真下がキッチン&ダイニング)
薄っすら聞こえてくるのです。
ん?何かあったのかな?と思いつつも
床に耳を当てて(バカモノ、ソンナコトシテナイデ、サッサトカクニンセイ!)
のんびり様子を気にする私 ナンダロ?
すると、母が私の名前を呼んでる。
どうしたんだろ?と階段を下りて行くと
「お父さん、どうしたの?
ねぇ、どうしたの? お父さん、お父さん。」と
父の体を揺らしながら、取り乱してただただ叫んでいる母。
父を見ると、意識があるのかないのか
顎を上げ口が開いたまま目を閉じ、後の壁に寄り掛かっている状態。
その父の上に母は覆いかぶさるようにして、必死で呼び掛け。
異常事態と悟った私も
頭真っ白になりつつ、兎に角落ち着いてと思いつつ、
そうこうしているうちに、父が嘔吐し始めて
これは更に厄介な事になると(気道に詰まったら大変)
頭を下に向かせてシンクにあったボールを取りに。
ひとしきり吐いたら、再び頭を上げて口をパクパク。
泡でも吹いたらどうしようと心配しつつ
さっきと違い、今度は呼び掛けに応じるから意識はある。
でも又、嘔吐が始まる。
再び、呼び掛けても返事がない。
母は正気を失っていて「お父さん、お父さん」とタオルで
口の周りを拭いて叫んでばかりで何も出来ない様子。
もう素人では判断出来ないので、救急車を呼ぼうと独断。
近くにあった固定電話から110番を押しても
全く繋がらず、何度掛けても繋がらない。
「なんで繋がらないのー!!!」と半泣き状態。
そのうち、自分の手も震えだして110が上手く押せない。
諦めてその側にあった母のらくらくホン携帯から110。
これも何故か、何度掛けても繋がらず。
更に焦る私は、判断能力がおかしくなってて
繋がらない電話を涙目で何度も掛ける。
そうだ!自分の部屋の固定電話(一人暮らしから戻った際の電話回線)を
思い出して、二階に駆け上がり110。
通じた!やっと通じた!
「はい、110番です。救急ですか?消防ですか?」(と多分言ったと思う。)
「至急、救急車をお願いします。」(落ち着いて言えた)
「住所と電話掛けてる貴方のお名前を教えて下さい。」
「〇〇〇の〇〇、〇〇です」
「どうされました?」
「父親が食事中に様子がおかしくなって会話が出来ない...」との内容を伝えたはず。
その後も色々と会話をしたのに、記憶が定かではない。
その説明中に自分の呼吸も何かおかしくなって、過呼吸みたいな息遣いに。
すかさず、電話の相手の方は
「お嬢さんですか?落ち着てい下さい。あのね、落ち着いて説明して。」(流石プロ)
「お父さんは今どんな様子?意識はある?」
「今、父がいる部屋とは離れた場所で電話をしてます。
呼び掛けに応じたり応じなかったりです。
口をパクパクさせています。」( 鮒か説明下手か)
あのですね、この後のやり取りは余り良く覚えていないのです
最後の方の会話の一部だけは覚えていて
「今ね、もう救急車は向かっていて直ぐ着きますからね。」と
言ってる途中でサイレンの音が近づいてきたのを聞いて
「あっ、今来ました。」と安心した、その後の会話も覚えていない。
電話を切った後も冷静にしようとしても焦る。
玄関から来るのか?駐車スペースの方から来るのか?
(家、初めて来る方の半分は玄関が分からないのです)
どっちなんだろう?とウロウロしていると
救急隊員の方お2人が入口を探してらして、
「今搬送する方はどちらに居ますか?」
案内すると、直接リビングの部屋の出入り出来る窓から
靴にサッとカバーを掛けて家に上がる。
まずその場の状況と父の様子を確認。
父は少し会話が出来るようになっていて、隊員の方の問いかけに
「大丈夫。大丈夫。」とテーブルに上半身をうつ伏せにして喋ってる。
母と私は、とりあえず隊員の方の言う通りに動く。
(でも、2人とも用紙に記入した以外は何したか記憶が飛ぶ。)
とりあえず、意識朦朧の父を救急車に乗せるべく
(運ぶ時に身体が落ちないようベルトみたいな物を巻き付け
担架ではない物で両側から抱えて持ち上げられてた ウマクセツメイデキズ)
「大丈夫、大丈夫」と全く大丈夫じゃない男の
頭真っ白状態だった少し落ち着いてきた妻と子
「今ね、受け入れ先の病院を探してますから少し待っていて下さい。」
そうです、救急車には乗ったものの、隊員の方が受け入れ先探し中。
その間に、色々と説明を受ける。
「まず、お父さんのお薬手帳と保険証、あと靴を用意して下さい。」
「搬送先の病院が決まるまで、家の中で待機していて下さい。」
そうだ、病院に一緒に行くんだ、着替えなきゃ、と色々我に返ってきた。
遠い病院じゃなきゃいいな、知り合いの〇〇さんなんて搬送先の病院が
片道1時間半も掛かる場所に連れて行かれたと言ってた...とか余裕が出てくる
取り敢えず、外出する用意をし戸締りを確認して待機。
私が家中の戸締り火の元を確認している間に母は、隊員の方から
「最低、五千円程は持って行って下さい。」と言われたそうな。
(隊員さん、お気遣い有難うございます。
こんな時、財布の中身を確認する事すら気が回らないですよね。)
よし、これでいつでも救急車に乗れる準備は出来た。
なかなか搬送先が見つからないのか?気になり救急車の様子を見に外へ。
すると、外にいた隊員の方が
「付き添いの方は1人しか乗れないです。」との事。
先に様子を見に行った母は同乗済み。(オロオロしていたのにいつの間に)
「まだ時間が掛かりそうなのでもう少し待っていて下さい」との事。
まだまだ長くなりそうなので、年越しで続きを書きますわ ゴメンナスッテ
そうだ、今月はもう1冊本読みました。(いきなり違う話題 )
残念ながら他界された渡部昇一先生の本です。
戦前の大和魂と品格があった日本人を見習え!な内容で
戦後のGHQのWGIPで劣化した日本国民は全員読むがいい オノレモダ
皆様、本年もブログを読んで頂きありがとうございました
ごきげんよう