笑’が畑で育てたスイカは、ジャンボに、
さらに結構甘く美味しくなって、
夏の間、家族中に好評なおやつだった。
遊びに来た友達ともいっしょに食べたし、
お泊りに行った仲良しさんのお土産にもできたし、
みんなに褒められ、ありがたがられ、
毎回遠慮なく、大きいサイズにカットしたものに手を伸ばし,
「笑’ちゃん、こんなおいしいスイカを育てるのってなんかコツあるの?」
とお客さんに聞かれると
「草刈りしないで、ほっとくの。」
とのたもうていた。
担任の先生に話したら、食べたいと言ってくれたから、
このスタイルで登校。
大人も子どもも、学校にいる全員が集まる給食の時間に、
(と言っても9人)みんなで食べたらしい。
涼しくなってきて、スイカを食べるにはちょっとつらくなってきた頃、
ようやく最後の収穫にたどり着いて、
畑の片付けも終了。
収穫している間、ずっとスイカ畑にいて笑’を驚かせていたヤマカガシ(蛇)も、
草刈り機危機から逃れるように、
今度は下のエゴマ畑に退散した。
スイカ係と並んで
最近の笑’はいきもの係。
猫2匹の毎朝ごはんは、笑’が準備。
今を生きている笑’さん、
秒速で関心が薄れたり、興味が去るので、
色んな事が早々に放置され、
忘れ去られることが多いけれど、
相手が生き物ということもあって、
このごはん係は、だんだん習慣づいてきた。
人参にキアゲハの幼虫がついて、モリモリ人参葉を食べていくので、
笑’に伝えたところ、羽化まで飼うとのこと。
ここで、
エサとしていっしょに入れているのが人参の葉、
というのに驚く方もいらっしゃるかも。
私も最初これを見た時は固まったけど、ヾ( ̄0 ̄;ノ
聞いてみたら、この辺はさすが9歳。
幼虫がバリバリ食べていた秋蒔きのものではなく、
ちゃ~んと春蒔きの最後の残りの、
トウが立ち始めたものからもいだ、とのこと。
それにしても、畑ではつぶされる虫もいるのに、
このようなビップな待遇。
美しいというのは、やっぱり得だなあ (^o^;)
と思っていたのもつかの間、
無事さなぎにこぎつけたことを確認していたら、
なんとサナギを麻紐で棒に括り付けてあり・・・。
アゲハさん、
様子がおかしいとはやめに出ようとしたみたいで、
でも出るに出られず、
顔を出したところで、チ~ン・・・(。>0<。)
あちこちでさなぎになっているものを、整理したかったらしいのだけど・・・((゚m゚;)。
9歳ってやっぱり
わかってることと、
わかってないことの差が激しい・・・(@_@)。
そんなわけで、
ひとまず、冬のストック人参は、アゲハ被害から守られたのでした。