薪ストーブというと、
どっしりして火持ちの良い真っ黒の鋳物のストーブを使っている方が多いと思うのですが、
うちの場合「うちはこれで十分でしょ」ということで、
3~4年おきに更新する超安物。
 
今年から、錆びない期待からステンレス製になってけど、
それでも5000円くらい。  
 
煙突も、そんなストーブに見合う安物。
 
そんな薪ストーブを使っているからなのか、
突然煙突の接続部分から煙が漏れ出したりして、
急遽煙突掃除をしなければならないことがある。

普段煙突掃除はFuが定期的にやってくれているのが、
薪に松を使うことが多かった?
前回より早々に詰まってしまった。

この日この時、たまたまうちに居たのが私とJirで、
「一人でやったことはないけど、大丈夫、できるよ。」
とJirが言うので、このコンビでやることになった。

この煙突、曲がり部分に煤の取り出し口をつけていないので、
煙突の曲がり部分で分解しないと掃除ができない。

家の中はJirに頼んで、
私は外に伸びた煙突を梯子に登ってはずすことにした。
 
家の中に比べて、接続部が1つしかない外煙突は簡単に外せたけれど、
垂直に長く伸びた煙突を、梯子にいながら支えて垂直なまま地面に降ろす、
ということは、思ったより簡単でなくて、
早々に煙突は倒れていき、
おっこちるぅ~、変形しちゃうぅ~(/TДT)/ 
と思ったところで、電線に引っかかった。
  
ラッキーと思ったのは一瞬で、
真っ直ぐだと軽いのに、倒れると重くなった長い煙突を、再び垂直に戻すのは難しくて、
1人では二進も三進もいかなくなり・・・(x_x;)
 
家の中の接続部はずしに奮闘したJirは、
はずしかけたところから貯まったススがこぼれ出してくるらしく、
ススが目に入るのに閉口して、
顔も手もいつの間にか真っ黒に。
 
そんな感じで、多分ふだんの2~3倍の時間をかけて煙突の分解は終了。


ススを掃除棒でとるのは難なく終わって、
再び接続部分をはめ込む。
 
最後外に突き出た部分は、
Jirのアイディアで梯子2つ使って2人で登り、
なんとか元通りな位置に収めることができた。

こんなこと、Fuは毎回やってるのかしら・・?
 
聞いてみると、慣れれば段取りよく、外の煙突もすんなり降ろせるらしい。
 
高いとこ苦手だから、とまかせっぱなしだったのは、ちょっと反省。 
 
 
それにしてもJirも、頼もしくなった。 
 
いつもだとFuやWacがテキパキ動くのに隠れてしまうのが、
兄達がいないと、急にしっかりして、いい仕事する。
これはちっちゃい頃から変わらない。

 
電線にひっかかった煙突を棒を使って外してくれたのもJirだし、
Fuのやり方を見たり、手伝ったりしていて、
普段の掃除のやり方を教えてくれたのもJirだった。
  
そう伝えたら、
嬉しそうに目が光ったあと、すっと照れ笑いに。
 
この顔がやっぱりちっちゃい頃から一緒で、
可愛くて好き♡