リンドペイントナー(リントパイントナー)のベートーヴェンの主題による変奏曲を録音した。

全音楽譜出版社の『演奏会用フルート名曲集 ゴールデン・エージ(マルセル・モイーズ 編/高橋利夫 監修)』では、「リンドペイントナー」と表記しているが、「リントパイントナー」という日本語表記も少なくない。

この変奏曲の主題は、ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 作品47 『クロイツェル』の第2楽章の主題を使っている。原曲もまた、主題と変奏曲でできていて、リンドペイントナーは、原曲と同じヘ長調で作曲している。師匠の演奏で、ベートーヴェンの原曲を聴いたのだろうか?経歴を調べてみて、そんな憶測をした。この作品を演奏してみて、原曲を聴いた作曲家の感動を感じたので、フルート作品として創作された全く別の作品としてではなく、原曲をできるだけ尊重した演奏を心がけた。


全曲を通して聴くには、再生リストから。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLfFfASVQuagqPGHrFQF09J5IoB6Fe1AWr

主題部分



リンドペイントナーは、多数の作曲をしたにもかかわらず、現在ではほとんど日本では知られていないので、複数の日本語以外で書かれたWikipediaのページを参考に、略歴を以下のように書いてみた。


ペーター・ヨーゼフ・フォン・リンドペイントナー(Peter Josef von Lindpaintner 1791年12月8日 - 1856年8月21日)は、ドイツの作曲家で指揮者だった。ベートーヴェンは1770年に生まれて1827年に没したので、同時期の音楽家と考えて良いだろう。

リンドペイントナーは、テノール歌手の息子として、現在のドイツ、コブレンツに生まれ、ペーター・ヴィンター(Peter von Winter, (1754 – 1825))とヨーゼフ・グラーツ(Joseph Graetz (1760 – 1826))に師事した。

*ペーター・ヴィンターは、神童ヴァイオリニストとして称えられ、マンハイムの宮廷オーケストラの一員から、指揮者としても活躍するようになり、主に歌劇の作曲をした。

*グラーツはオルガニストとして働いて、インゴルシュタットで法律を学んで弁護士を1年間やった後に、ザルツブルグでミヒャエル・ハイドンに作曲を学んだ。1788年以降、ミュンヘンを拠点に、作曲家、音楽教師として活躍した。1790年頃、オペレッタ『トロンメルのゲシュペンスト』とオペラ『フェルトハイムのアーデルハイト』を作曲した。

リンドペイントナーは、1812年から1819年まで、ミュンヘンに新しく設立されたイザルトル劇場の音楽監督として働き、そこで最初のオペラ『デモフーン』を作曲した。1819年以降、シュトゥットガルトでヴィルヘルム1世の宮廷カペルマイスターを務め、亡くなるまで務めた。ミサ、声楽、交響曲、序曲、協奏曲、室内楽、メロドラマ、バレエなど、多くの作曲をした。英語版WikipediaのLindpaintnerのページには、21にもなるオペラのリストがある。ジングシュピール、ドイツ語による大衆オペラが中心で、カール・マリア・フォン・ウェーバー(Carl Maria Friedrich Ernst von Weber (1786 – 1826))の影響を受けたという。ボーデン湖畔のノンネンホルン(バイエルン州)で死去。




https://ameblo.jp/nativemarutakan/entry-12848272719.html
新規生徒募集 新しい英語のクラスを作ります
*小学生クラスは、火曜日と木曜日17:00-18:20に決定。

https://ameblo.jp/nativemarutakan/entry-12843528462.html
フルートの生徒を募集します

月曜日か水曜日の5時から始まるフルートの生徒を募集中。初心者から中級まで。
英語の生徒も歓迎。生徒募集の最新情報は電話でご確認下さい。

**********************

上智大学で教鞭をとった北原延晃先生が唯一認めた、北原メソッドを実践する英語教室

マル髙塾のホームページ
https://www.navita.co.jp/s/21045407/

お問い合わせ・取材
〒252-0029
神奈川県座間市入谷西4丁目19番26号
            マル髙塾 高橋 
電話:046-259-8979 平日 14:00-22:00

アルバイト採用情報
講師その他の採用は、全て私が育てた生徒に限定している。