北原メソッドは、上智大学で教鞭を執った北原延晃先生がつくった英語教育法である。

「北原メソッドのいいところ」を書くように、毎月、研修でお世話になっている北原延晃先生から、キタケンメンバーに依頼があった。

私が書いたのは以下の通り。


「北原メソッドのいいところ」

7 伝統的な日本の英語教育の悪いところを壊す

自律的な学習者に育てながら、本当の「基礎・基本」をしっかりとすることができるのが北原メソッド。

「生徒目線で」第二言語習得の理論に基づいてつくられた北原メソッドでは、生徒が主体的に楽しく活動し、自律的な学習者に育つ。授業中に習得した語彙の定着が良いので、英語嫌いを増やす「単語テスト」が無くなり、英語学習者の邪魔になる「何でも和訳」を撤廃して英語を英語で理解したり、教科書の英語本文と和訳を書く「悪のノート」のような従来の英語教育のマイナスを排除するに至ったことなどから、伝統的な日本の英語教育とは真逆の方法にも見える。それにもかかわらず、英語の四技能、「読む」「聞く」「話す」「書く」をバランス良く習得できる。

質の良い実技指導と北原メソッドを比較してみると、一般的な英語教諭が見過ごす基本的なことも含めて、基礎・基本を徹底的に習得させることが共通している。北原メソッドでは、基礎・基本を系統立てて学べるので、確実に英語力を伸ばすことができる。

「石の上にも三年」という言葉があるように、英語の基礎・基本をしっかりさせるには三年かかる。指導者がかわったとしても、生徒が三年間、同じように北原メソッドで授業が受けられる環境が整っていることが重要。私の教室に、一度、離脱して戻ってきた生徒がいるが、やはり、3年。3年間みっちりやれば、自力で、英語については、大学受験への準備ができると思う。なぜならば、北原メソッドで育った学生は、中学英語の完成度が高く、自律的な学習者に育つので、高校英語に費やす時間が劇的に減り、高校生活と並行して、大学受験への準備が容易になるからである。

大きな成果を生み出すには、指導者が、長いスパンや短いスパンの中で、「何が重要か?」を見極めて、その重要なことを徹底的にやることが大事。それも北原メソッドに含まれている。

さらに、学校には、生徒が人として集団の中で生きる術を学ぶという、教科指導よりも決定的に重要な役割がある。生徒同士の協働が北原メソッドに含まれてはいるが、北原メソッドをきちんと指導者がやれば、生徒の様子を観察する余裕が産まれるので、生徒指導もしやすい。


11 時短

北原メソッドで単語を中学校の教科書で3年間学んだ学生は、高校に入ってから、新出単語を覚えるスピードがとてもはやい。


13 その他

英語嫌いを出さない北原メソッド。

一度、英語嫌いや英語に対する苦手意識が生まれると、払拭するのが大変。

北原メソッドを始めてから、英語嫌いを一人も出していない。一方で、他の場で英語に対するマイナス・イメージを抱いた後で、私の教室に来た生徒については、たとえ北原メソッドで英検2級を取得するに至っても、完全にマイナス・イメージを無くすことができない生徒もいる。これが、現在の私の課題でもある。

英語が、どの大学の学部への受験する場合でも、ほとんど関係しているので、少なくとも、小中学校時代に英語嫌いにならないようにすることが、極めて重要。




以上に、入塾を検討する方向けに、書き加える。

北原先生が、赤坂中に卒業生に追跡調査したところ、「進学校を除いて、大抵の高校では、卒業生が英語に関しては学年トップレベル」ということが分かったという。実際に、ある都立高校に進学した、北原先生の指導下で英語を学んだ生徒は、英語に関しては学年トップレベルという報告を、キタケン(北原先生の研修メンバー)に参加した、その高校の先生が報告したことがある。

なぜそうなるかは、私が書いたように、北原メソッドで3年間英語を学んだ生徒は、単語や英文を覚えるのがとてもはやいことと関係があると思う。私の教室では、学年が上がると、英語への勉強時間が少なくて済むことから、他教科も成績が上がっていく傾向がある。

一方で、英語専門塾の私の教室には多い、英語が嫌いになったり、苦手意識がある生徒は、私の教室で英語力はつくものの、英語に対するマイナスイメージを払拭することは難しい場合もある。






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新規生徒募集 新しい英語のクラスを作ります

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フルートの生徒を募集します

金曜日を除く平日の5時から始まるフルートの生徒を募集中。初心者から中級まで。
勿論、平日5時からの時間は、英語の生徒も歓迎。

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上智大学で教鞭をとった北原延晃先生が唯一認めた、北原メソッドを実践する英語教室

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