保護者の笑った目を見送って週末を迎えた。

東大生の父親が私の教室に立ち寄って下さったのだ。きっと、通っている息子の妹が入塾するクラスがあるかどうかの相談だけではなく、家庭で、東大生の弟である私の生徒が教室に通ってから変化したことを話すために。

この生徒自身、父親の熱心さをリスペクトしているし、それに十分にこたえられていない自分自身への不満を言ったのを聞いたことがある。

受験を迎えるにあたって、私の教室と掛け持ちして、名だたる予備校に通い始めてから、「自分にとってプラスになるのを選びなさい」と父親が訊いたところ、私の教室が残ったという。

(高校生の場合)「宿題無しで、こんなに効果があるのは、この教室だけ。どんなに探しても、この教室しかない。」

「この教室に来るまでは、全教科の半分以上の勉強時間を英語が占めていたのに、この教室に来る時間だけというのは本当に凄いこと。」

今回、以上のようにおっしゃっていた。

自分の息子が1年半、私の教室に通う事を通して、私の教室では、良い進学実績を上げているだけではなく、中1の夏前から入塾すれば、本当に英語を話せる生徒が育っているのが嘘ではないと、分かって下さったと思う。

知性だけではなく、教養のあるこの保護者と話すことは実に楽しいが、今回は、そういう雑談をする間もなく、この春に某進学公立中高一貫学校に入った妹が入る適切なクラスがないかという話になった。以前、「授業料は、世間一般に合わせて一番低い中1クラスが、私の教室では、実は一番価値がある」と話したのを覚えてくださったのだろうか?絶妙なタイミングで来て下さった。

まさしくぴったりなクラスがある。

小6二名と中1一名からなる中2クラスだ。ちょうど女子3人が仲良くやっている。入ったら、きっと、最初、本人はついて行くのが大変だろうが、協力する文化がすでに生徒達に育っているので、やっていけるであろう。持って生まれた賢さがあるのは、父子と接して私が分かっている。きっと、馴染んだ頃には、兄が英検準1級クラスでやっているように、他の3人に良い刺激を与えて、より楽しい授業になっていくことだろう。

某進学公立中高一貫学校の生徒達は、共通して、一般的な公立学校では滅多に出会わないような生徒達。つまり、尋常ではなく、記憶力に優れて、情報処理能力が高い。まさしく日本の宝だ。しかしながら、私の教室に来る生徒達は、学校で激しく痛めつけられて、不思議なぐらいに自信がない。

「こんなに能力が高いのに、何で、こんなに自信がないのだろう?」

生徒に訊くと、こういうことは、「学校ではあるある」とのこと。驚くことに、生徒達も、それがヘンだと気づいている?

某進学公立中高一貫学校の生徒達が来る度に、「このような日本の宝を集めておきながら、県下でも特に優秀な教員が集められた学校で、そういう教員達は、一体全体、何をやっているのだろうか?」と、激しい怒りを感じながら授業の準備に気合いを入れたのは言うまでもない。

こういう能力の高い生徒になるまでには、持って生まれた能力が生かされている部分もあるが、本人の努力と保護者の多くのコスト、時間と費用がかかっている。それだけ大きな期待があるのだ。税金が給料になっている公務員には、そういう生徒達を任されている意味が分からないのであろう。このような生徒達を、自分から行動する人間に育て上げれば、世の中で必要とされる優秀な社会人に育つであろう。

教室での生徒との会話を二つ話した。

先に入塾した同学年の男子生徒と説得して、ようやく自分から英検準1級を受験する気になって、この週末に申し込むと言っているので、自分から言い出すのを待って欲しいということ。難しい英検準1級の合格を保障はできないが、きっと英語に自信を持つ結果が得られると私は確信している。

もう一つは、最近の授業での会話。

私:二人の高3男子に向かって「今度こそ、英語の5を取ってくれるよね?」

男子生徒達:口をそろえて「推薦で大学に行きたいわけではないので、5は必要ないです。定期試験に向けて、勉強はするけれども、入試の過去問の方に時間を割きます。」

私:「それで良いよ。そういう目標が定まっているのなら、自分の目標に向かってベストを尽くしなさい。」

保護者には、高校生が他教科も含めると膨大な勉強時間が必要なので、生徒を信じて任せている旨を付け加えた。きっと、変な事、面白いことを言う教室だなあと思って帰られたのではないだろうか?



「本当に、結果を見るだけで良いの?当事者にならなくて良いの?」

ところで、新しい英検2級クラス、本当に、地域の方々は放っておいて良いのだろうかと、私が言うのもおかしいが、放っておくのは、心からもったいないと思っている。今までの塾生達が「まるで遊びだ」と言ったことがある「日本文化紹介」という活動を通して、二人の長く通ってくれている生徒達が仲良くなりながら、良いクラスに進化しつつある。例えば、座間高校や秦野高校のような、一応、基礎ができている高校生が、この一番楽しい時期に加わってくれたら、一緒に大きな波に乗って行けると思う。数ヶ月すると、この生徒達は、色々なことができるようになるので、後から入ろうとする自信のない高校生は、体験授業で恐れをなして入塾する気にならなくなるだろう。慶應義塾大学への合格者を出してから、10人ぐらいの高校生の保護者から問い合わせがあったが、結局、「自分には無理」と、ほとんどが入塾には至らなかった。私が育てた生徒を冷静に見ると、そうなるのは無理のないことと思う。体験授業に来た生徒の多くが、入塾に至らなかったのは、別の見方をするなら、私の生徒達がきちんと英語能力を高めているからだと思う。そういう状況下で、上記、東大生の父親は、入塾に後ろ向きの息子を、強力にバックアップして下さり、入塾に至った。今なら、多少、自信が無い高校生でもやって行き易いと思う。

私自身、日々、英語能力とフルート演奏能力の向上に努力しているが、それに加えて、どのクラスを思い出しても、私の指導下で育った生徒達が、他の生徒達に働きかけたり影響を及ぼすことはとても大きくて価値のあるものだと思う。




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