英検2級クラスの開講に当たって、準備が進行中。

高校に進学した生徒に新しい教科書を持って来てもらった。どうやら初めて、私の教室で、その英語の教科書を開いたらしい。思わず、この生徒はつぶやいた。

「えっ…進学したのは底辺校ではないのに…」

高校の教科書は、難易度が異なる同じ学年の教科書がある中で、私は、その高校の先生が、入学してくる生徒たちの実態をよくつかんで選んだと、肯定的に捉えている。文科省の調査結果から、それほどまでに、中学校の英語教育が上手くいっていないのが実情だと思っている。研修で出会う高校の先生方もまた、中学校英語がきちんとした生徒が、良い大学進学実績に繋がっていると言っていた。

英検2級クラスが始まると、学校の教科書は生徒に任せることになるので、生徒と話し合い、4月24日の中3とのクラス統合で英検2級クラスが開講するまで、中学英語の穴を埋めたり、高校の英語の教科書をどう扱うべきかを訓練することになった。

早速、教科書を一緒に使ってみて、私は言った。

「この教科書を使うことに関して、私の力は必要ないでしょう?」

入塾から1年経ち、いまだに英語の苦手意識が強いこの生徒は、できることでさえもやろうとしない、典型的な英語嫌いの特徴がまだ若干残るが、一年間の訓練の成果として、単語や英文を覚えるスピードが速い。年下の生徒と合流することによって、しっかりとした高校生になることを期待している。

新たな英検2級クラスは、1年~1年半かけて私が鍛えた生徒が複数在籍することになるので、とても良いクラスになると確信している。後から加わる生徒がもしいたら、ラッキーだと思う。

既存の英検準1級クラスが、英検2級クラスとして、たった一人でスタートした時、大変だったのは、言葉でいくら説明しても、本人は「できるわけがない」と思っていたのか、なかなか私が思うように動かなかった。今回は、新たな入塾者が来ても、お手本が身近にいるので、そういう心配がない。

ところで、4月になると、教科書改訂後、新中学1年生の半分までに増えた英語嫌いについての学校の先生の話を思い浮かべる。小学校での英語嫌いは確実に進行している。

上記の中3が中1のGW開けに入塾した時、やはり苦手意識があり、英語成績5を取るまでに数か月を要した。

小学生の間に、英語嫌いになる前に対策を打つべきだ。

小6と中1で構成される中2クラスでは、「中学校では…」という生活指導をすることがある。

3人のうちのある生徒が、マンツーマンで授業をやっていた時は、それよりもずっと基本的な学習姿勢についてで、こんなやり取りがあった。

「授業中に、そのように叫んではいけません。」

ということがあり、その小学生は、

「学校ではみんなやっているよ。」と言っていた。

毎日、たとえ雨が降っても傘をさしながらでも、奇声を上げながら集団で坂道を駆け上がる、この校区の小学生たちを見ているので、そういう返事に全く驚かない。これも地域性だろう。小学校の先生方は大変だなあと思う。今は高校2年になった生徒の言葉を思い出す。

当時、中3だったこの生徒は、駅前の別の塾と掛け持ちをしていて、その塾を途中で切り上げて私の教室に来ると、仲間に愚痴をこぼしていた。駅前の塾の休憩時間では学校ごとに3つのクループになっていて、この教室の校区の生徒たちがとても騒がしいと。

このような一般的な授業規律に関わることを、小学生たちに指導することが、中高生よりも多い。こういうことが、中間・期末試験で90点以上をとっても成績5をもらえない悔しい思いをしなくても済むことに繋がる。

その一方で、この校区の小学生たちは声が大きいので英語の授業としてはやりやすい。英語は日本語よりも大きな声で話すからだ。こんなこともあった。教室の外から聞こえてくる小学生の叫び声に驚いた、厚木市から通う小学生は、この教室の近くから通う生徒のおかげで、発音や声の大きさを簡単に修正できた。




金曜日を除く平日の5時から始まるフルートの生徒を募集中。初心者から中級まで。
勿論、平日5時からの時間は、英語の生徒も歓迎。

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