新しい英検2級クラスがスタートする日が決まった。4月24日(水)が初日。それまでは、中3と高1が別々に、合流に向けて準備をする。中3は仮定法をやる予定。合流してからは、月曜日と水曜日が2級クラス。クラス統合に伴って、5月から、火曜日と木曜日に私の空き時間ができるので、この1セットについては、新たな入塾希望者によって内容は決まる。

英検2級クラスに新規入塾する方は、いきなり3人でできることになるのでとてもラッキーだと思う。スタートまでは、新クラスを始める準備に参加していただいた方がスムーズだと思う。

この高1生徒は、これから英検3級受験とはいえ、それなりの実力はあり、最近、入塾を希望した中高生が時間がかかることを、はやくできる。文や新出単語を覚えるのがかなりはやいし、あれだけ嫌がっていた英検3級のスピーキング練習を、「楽しいので早くやりたい」とまで言うようになった。

この中3生徒によると、神奈川県立高校の英語の入試問題が、かなり難しくなったと学校で話題になったとのこと。この高1生徒によると、隣で受験していた受験生が、始まったとたんに泣き出しそうな顔をしていたという。昨年度、先輩のいじめが原因で学校をやめて、今年、別の県立高校を受験した英検準2級の実力がある私の生徒でさえも、難しかったと報告している。勿論、私も問題を見た。きっと、学校の定期試験で高得点を取った生徒であっても、入試は厳しかっただろうと思う。

教科書の改訂で、語彙が倍近くに増えて、高校英語が中学に降りて来たものの、学校の授業数は増えていないので、実際の学校現場では、教員不足もあって、学校での英語教育は上手くいっていないと思う。

元々、英語嫌いになってから私の教室に来る生徒の割合が多いが、その嫌いのレベルが高くなって、もはや親の思い通りには動かないケースが最近は多い。早めに対応して、英語嫌いになる前に動くべきだと思う。上記の高1のように、英語の苦手意識が強くなってから何とかしようにも、それをひっくり返すのは大変。

上記の中3は、中2の5月に入塾した。2年生になってから、1年間ずっと英語成績5を維持したものの、中1の時は、なかなか5を取れなかった。英語の教科書の量が増えたことも関係していると思う。この生徒のすぐ後に入塾した、最近まで一緒に学んでいた同学年の生徒も、5を取るまでに時間がかかった。その後、二人とも中2の秋に英検3級に合格、他教科も成績が伸びて、2年生の2学期は、2人とも、9教科の成績の合計45点満点の内、30点代後半、40近くまで伸びた。

この他教科が伸びた現象は、以前、市立中学校から法政二高に進学した生徒と同様の現象。彼の場合は、中1に入る直前から始めたので、3年間英語成績が5だった。この生徒は、中1の時は英語と社会だけが5だった。普通の生徒ではあったが、年下の生徒達のお手本になろうとし続けたのか、とにかく努力をし続けていた。

たとえ塾の協力で英語力が伸びたとしても、学力だけでは成績は4まで。結局のところ、日頃の学校の授業を大事にしなければ、5は取れない。この教室の生徒で、中間・期末試験で90点以上を取っても、5が取れなかった例は、過去6年の中で4例もある。生徒数が少ないこの教室での出来事なので、かなり高い確率。いかに学校の授業を大事にすることが重要かがわかる。

それゆえに、中1の間は、ある程度、学校の提出物について訊いたりするものの、生徒の実情を見極めた上で、段々と、生徒に試験対策は任せるようにしている。その方が、英語成績5を取る確率が間違いなく高くなるどころか、他教科も伸びている。


小学6年生2人と、中学1年生1人で構成される中2クラスが、面白い。中2クラスといっても、改定前の古い中学校2年生の教科書を使っている。このクラスは、マンツーマンから、段々と増えていった。生徒数が増えた今が、生徒の笑顔が一番多いし、学習効果も上がっている。自称「勉強が苦手」な生徒さえもが、宿題を積極的にやっているし、スピーキングが一番うまい。この生徒は、毎回、15分早く教室にやってくる。毎回、教科書を読まされるのを知りながらも。そういう小さな努力の積み重ねが、スピーキングが一番、上手になっていることに繋がっていると思う。まだ取り組みの報告が途中経過ではあるものの、英検4級の過去問題が結構できているので、2024年度第1回で4級合格者が出ると思う。

小学校で既に英語嫌いが増えているとも聞く。本当に力のつく意味のある活動であれば、小学校高学年の生徒でも一生懸命にやろうとすることは、勉強嫌いの小学生が示している。

中学生の生徒での退塾の共通点は、教科書の音読を疎かにすること。この3人は、中2特有の「中だるみ」を経験せず、逆に、小学校最高学年の6年生の自覚から、今年度は、今の勢いで中2の教科書をやりきると容易に想像できる。中1になった生徒も、学校の教科書は簡単に思うことだろう。となれば、全国の多くの中学生が英語学習に多くの時間を費やして苦しむ中で、最小限の英語英語学習で済むはずである。中学3年までに英検2級を取れれば、年々、難化する県立高校の英語の問題にも対応できるであろう。

この中2クラスに、新中2が入ったらどうなるか?教科書が学校と異なるので合わないと思う。他の英会話教室で耳と口がトレーニングできている小学校5年~中1が適切だと思う。


上智大学の北原延晃先生による研修会でのアンケートに以下のようにこたえた。

一年前に、事情で教室を去る事になった生徒に感想を求めたときに、「勉強だけではなくて、それ以外のもっと大事なことを教わったのが良かった」と言っていたのを思い出した。


・初めて北研に参加した年月 2017年4月
・どうやって北研を知ったか、参加した感想など 

キタケンHPで研修の存在は知っていたが敷居が高かった。私にとって、英語教育界のヒーローの一人である北原先生は、唯一、現場にこだわって、実際に中学生に授業をしている先生で、授業をどうしても見たかった。GW明けに授業参観させていただく事になり、同じ時期にキタケンの継続参加が始まった。研究会も、授業と同じように楽しい内容。

当時、既に、プロの指揮者達にオーケストラのリハーサルを見せていただいて、常任指揮者が自分のオーケストラと練習するときと、客演指揮者が練習するのが違うことには気づいていた。赤坂中の授業参観は、まさに常任指揮者によるリハーサルで、とても忘れがたい体験だった。

指揮者のどういうオーケストラへの働きかけで、どのような演奏が産まれるのか、これは、教室内での教師と生徒の関係によく似ている。上手な指揮者は、限られた時間内で効率よく準備を進める。教室の場合、何よりも大事なことは、授業を通じて、第一に、生徒が社会の中で生きていく上で重要なことを身につけることで、第二に、学問的な実力を付けることである。この姿勢は、仕事の場が塾という形態になっても、変わっていない。指揮者が絶えずオーケストラの音をきいて判断するように、生徒の様子をよく見たり、声をよく聞いたりしながら、社会で必要とされる人材を育成したいと思う。


この基本姿勢は、学生時代にボーイスカウトをやっていた影響だと思う。日本で1055番目の富士スカウト。天皇陛下が皇太子殿下だったときに、赤坂御所に、一年間に進級した全国の富士スカウトが集まって表敬訪問した。バスでの出発の直前に、スピーチしたのはソニーの井深大氏と本田技研の本田宗一郎氏だった。当時は、その偉大さをまだ知らなかったが、二人の親しい関係と、話の内容を覚えている。世界ジャンボリーに二回参加した。これらの出来事は、日本のために何かをするとはいかなる事かを、度々、考えるきっかけになっている。

「ひとたび3つの誓いを立てたら永遠にスカウトである。」




金曜日を除く平日の5時から始まるフルートの生徒を募集中。初心者から中級まで。
勿論、平日5時からの時間は、英語の生徒も歓迎。

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上智大学の北原延晃先生が唯一認めた、北原メソッドを実践する英語教室

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