大手塾のように生徒の笑顔の写真を使うようなことをしない私は、宣伝が上手ではないこともあり、私の教室での授業の面白さや楽しさは、上手く伝えられていないと思う。いつのも授業から、切り取って描写してみる。
私の教室には、英検準1級クラスが二つある。先に始まったのはNo. 1、高3二人と高2一人から構成されて、英検準1級教材を一通り終えて、スピーキング試験対策の比重が以前よりも増している。もう一つは、No. 2高2の年齢三人から構成されて、英検準1級教材を半分ぐらい進めている。
No. 2は、学校の先生にとっては扱いにくい生徒たちだと考えられる。実際、去年、年間成績5を達成したある生徒は、「今年の(学校の)英語の先生は嫌いだから提出物は、あまりやりたくない」と言っている。小学校の時に学級崩壊の原因になって担任が代わった、同じ小学校のクラス出身の生徒二人が、たまたま私の教室で居合わせた。いつも可愛くないことを、私の教室でも言う生徒たちが、行儀が悪いのを外から見られないように「カーテンを閉めなさい」と言ったときに、「こんなに面白い授業はもっと世間に知られるべき」と言いながら、しぶしぶ指示に従った。彼らは、たまには可愛いことを言う。その時の授業を、記憶が新しいNo.1の方を思い出しながらレポートしたい。
井上尚弥選手の最新の試合の記事から。井上選手はNo. 2の生徒たちの中学校の先輩。
The unbeaten Inoue was declared the winner when Doheny was left hobbling and unable to
足を引きずって歩きながら
continue following a barrage to the body from the man nicknamed "Monster."
「barrageってなんだ?井上になったつもりでジェスチャー。辞書を見てもいいよ。でも声には出さないで。」
男子生徒たちが、「連打」という辞書の記述から、ランボーが機関銃を撃つ様なジェスチャーを始めた。
No! He is NOT a gunman. He is a boxer!
それでもピンと来ていないので、ボクサーの連打を私がジェスチャーした。その上で、文脈から意味を考える大切さをあらためて確認した。
Inoue had to be patient against his cautious opponent but he began to land some big body blows
慎重な 相手
as the fight progressed.
進行する
私:「patient、品詞は何だと思う?」
生徒:「名詞」
私:「名詞の意味は?」
生徒:「患者」
私:「モンスター井上がリング上で患者になった?試合に勝ったのに変じゃね~か?名詞の証拠は?名詞だったらpatientの前に何がある?」
生徒「aかtheです。あっ形容詞だ。」
私:「相手、ドヘニーの試合運びが上手で、井上に忍耐が必要だった。」
私:「ではlandの品詞は?」
生徒:「toの後ろだから動詞。」
私:(おもちゃでピンポーン)「正解、では意味は?」
生徒:「body blowsが後ろにあるから、パンチを食らわした?」
私:「では、辞書を見て答え合わせをしよう。」
この日は、新聞記事3つの後、自分で選んだ記事を要約して発表、英検1級の単語30個を覚えるいつもの流れ。面白かったのは、英検準1級のスピーキングテストの過去問題。7月後半に、私の教室に帰ってきた法政二高の高3は、早くも、昔の感覚を取り戻して、見事な新聞の要約をやって見せた。それだけではなく、スピーキングの過去問題にこたえている時、教育システムについて触れて、附属校特有のことを話し始めると、これから大学受験をする他の生徒たちが、それに反応して笑ったり、何か言いだした。
新聞記事については、No. 2や、同じ教材を読んでいる英検2級クラスの生徒たちも同じような反応。7月以降、災害級の大雨や、マイクロソフトが原因で航空会社に影響が出たり、事故で電車が止まるようなことががあり、そういう記事を、台風の直後に使っても、どのクラスでも、台風の影響と勘違いすることはなかった。最初、タイトルを読んで、「台風?」というつぶやきがあったにもかかわらず。
No. 2の生徒たちは、一人が、この春に高校に入り直して生き返ったかのように元気になって以降、クラス全体が前向きに動き始めた。夏休み中に、No. 1の生徒が、都合でNo. 2の授業に参加したところ、「確かに、行儀が悪いけれども、読む時には静かに集中している」と、時には、同じ新聞記事を授業で扱っても、No. 2の生徒たちの方が、速く読む理由を、No. 1の他の生徒たちに語ってくれた。
最近は、小学生も、最初から辞書を使っている。小中学生たちは、私よりも早く辞書を引こうと、競争を楽しんでくれている。
最後に、生徒からのリクエスト。
中学英語に真剣に取り組んでいる小学校4年生。
「一緒に学ぶ仲間が欲しい。」
「わくわくペアワーク」で、本当は、他の生徒たちに質問するはずなのに、4~5人分、別の人物になりすまして私と活動をしているからか、あるいは、近所の中1が複数生徒のクラスで楽しくやっているのを聞いたからか、そんなことを言い出した。
「他の英会話教室出身の人なら」と私は思っていたが、この賢い小4によると、「小学校で英語を頑張っている人ならできると思う」とのことなので、まずは体験授業で一緒にやってみて、一緒にできるか判断してみようと思う。
この小4は、言ったばかりの英文を、見ないでノートに書いている。後から加わる人は、話す・聞くを優先してやりながら、「書く」は、後から段々できるようになると思う。
*「北原メソッド」については、
「北原延晃 北研のページ」で検索、「北研のページ」→「北研のご案内」に、「北原メソッドのいいところ」などの資料があるので、ご覧ください。
https://ameblo.jp/nativemarutakan/entry-12848272719.html
新規生徒募集 新しい英語のクラスを作ります
*小学生クラスは、火曜日と木曜日17:00-18:20に決定。7月始めに既に始まっています。合流希望者は早めにご連絡下さい。塾長の空き時間の予定から、今のところ、来年度、アルファベットから始める新規クラスの新設予定はありません。
https://ameblo.jp/nativemarutakan/entry-12843528462.html
フルートの生徒を募集します。月曜日か水曜日の17:00-17:40
初心者から中級まで。
英語の生徒も歓迎。生徒募集の最新情報は電話でご確認下さい。
**********************
上智大学で教鞭をとった北原延晃先生が唯一認めた、北原メソッドを実践する英語教室
マル髙塾のホームページ
https://www.navita.co.jp/s/21045407/
お問い合わせ・取材
〒252-0029
神奈川県座間市入谷西4丁目19番26号
マル髙塾 高橋
電話:046-259-8979 平日 14:00-22:00
アルバイト採用情報
講師その他の採用は、全て私が育てた生徒に限定している。
私の教室には、英検準1級クラスが二つある。先に始まったのはNo. 1、高3二人と高2一人から構成されて、英検準1級教材を一通り終えて、スピーキング試験対策の比重が以前よりも増している。もう一つは、No. 2高2の年齢三人から構成されて、英検準1級教材を半分ぐらい進めている。
No. 2は、学校の先生にとっては扱いにくい生徒たちだと考えられる。実際、去年、年間成績5を達成したある生徒は、「今年の(学校の)英語の先生は嫌いだから提出物は、あまりやりたくない」と言っている。小学校の時に学級崩壊の原因になって担任が代わった、同じ小学校のクラス出身の生徒二人が、たまたま私の教室で居合わせた。いつも可愛くないことを、私の教室でも言う生徒たちが、行儀が悪いのを外から見られないように「カーテンを閉めなさい」と言ったときに、「こんなに面白い授業はもっと世間に知られるべき」と言いながら、しぶしぶ指示に従った。彼らは、たまには可愛いことを言う。その時の授業を、記憶が新しいNo.1の方を思い出しながらレポートしたい。
井上尚弥選手の最新の試合の記事から。井上選手はNo. 2の生徒たちの中学校の先輩。
The unbeaten Inoue was declared the winner when Doheny was left hobbling and unable to
足を引きずって歩きながら
continue following a barrage to the body from the man nicknamed "Monster."
「barrageってなんだ?井上になったつもりでジェスチャー。辞書を見てもいいよ。でも声には出さないで。」
男子生徒たちが、「連打」という辞書の記述から、ランボーが機関銃を撃つ様なジェスチャーを始めた。
No! He is NOT a gunman. He is a boxer!
それでもピンと来ていないので、ボクサーの連打を私がジェスチャーした。その上で、文脈から意味を考える大切さをあらためて確認した。
Inoue had to be patient against his cautious opponent but he began to land some big body blows
慎重な 相手
as the fight progressed.
進行する
私:「patient、品詞は何だと思う?」
生徒:「名詞」
私:「名詞の意味は?」
生徒:「患者」
私:「モンスター井上がリング上で患者になった?試合に勝ったのに変じゃね~か?名詞の証拠は?名詞だったらpatientの前に何がある?」
生徒「aかtheです。あっ形容詞だ。」
私:「相手、ドヘニーの試合運びが上手で、井上に忍耐が必要だった。」
私:「ではlandの品詞は?」
生徒:「toの後ろだから動詞。」
私:(おもちゃでピンポーン)「正解、では意味は?」
生徒:「body blowsが後ろにあるから、パンチを食らわした?」
私:「では、辞書を見て答え合わせをしよう。」
この日は、新聞記事3つの後、自分で選んだ記事を要約して発表、英検1級の単語30個を覚えるいつもの流れ。面白かったのは、英検準1級のスピーキングテストの過去問題。7月後半に、私の教室に帰ってきた法政二高の高3は、早くも、昔の感覚を取り戻して、見事な新聞の要約をやって見せた。それだけではなく、スピーキングの過去問題にこたえている時、教育システムについて触れて、附属校特有のことを話し始めると、これから大学受験をする他の生徒たちが、それに反応して笑ったり、何か言いだした。
新聞記事については、No. 2や、同じ教材を読んでいる英検2級クラスの生徒たちも同じような反応。7月以降、災害級の大雨や、マイクロソフトが原因で航空会社に影響が出たり、事故で電車が止まるようなことががあり、そういう記事を、台風の直後に使っても、どのクラスでも、台風の影響と勘違いすることはなかった。最初、タイトルを読んで、「台風?」というつぶやきがあったにもかかわらず。
No. 2の生徒たちは、一人が、この春に高校に入り直して生き返ったかのように元気になって以降、クラス全体が前向きに動き始めた。夏休み中に、No. 1の生徒が、都合でNo. 2の授業に参加したところ、「確かに、行儀が悪いけれども、読む時には静かに集中している」と、時には、同じ新聞記事を授業で扱っても、No. 2の生徒たちの方が、速く読む理由を、No. 1の他の生徒たちに語ってくれた。
最近は、小学生も、最初から辞書を使っている。小中学生たちは、私よりも早く辞書を引こうと、競争を楽しんでくれている。
最後に、生徒からのリクエスト。
中学英語に真剣に取り組んでいる小学校4年生。
「一緒に学ぶ仲間が欲しい。」
「わくわくペアワーク」で、本当は、他の生徒たちに質問するはずなのに、4~5人分、別の人物になりすまして私と活動をしているからか、あるいは、近所の中1が複数生徒のクラスで楽しくやっているのを聞いたからか、そんなことを言い出した。
「他の英会話教室出身の人なら」と私は思っていたが、この賢い小4によると、「小学校で英語を頑張っている人ならできると思う」とのことなので、まずは体験授業で一緒にやってみて、一緒にできるか判断してみようと思う。
この小4は、言ったばかりの英文を、見ないでノートに書いている。後から加わる人は、話す・聞くを優先してやりながら、「書く」は、後から段々できるようになると思う。
*「北原メソッド」については、
「北原延晃 北研のページ」で検索、「北研のページ」→「北研のご案内」に、「北原メソッドのいいところ」などの資料があるので、ご覧ください。
https://ameblo.jp/nativemarutakan/entry-12848272719.html
新規生徒募集 新しい英語のクラスを作ります
*小学生クラスは、火曜日と木曜日17:00-18:20に決定。7月始めに既に始まっています。合流希望者は早めにご連絡下さい。塾長の空き時間の予定から、今のところ、来年度、アルファベットから始める新規クラスの新設予定はありません。
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初心者から中級まで。
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**********************
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