こんにちは、奥村美里です。
一週間ほど前、アメリカで、
サウスウエスト航空の旅客機のエンジンが
空中で爆発するという事故がありました。
エンジンの爆発により、
旅客機の窓の1つが吹き飛び、
1人の乗客が窓から外に投げ出され(怯)
爆発による金属片が機内にも入って来る…
飛行機の乗客は約150名。
機内はたぶん、悲鳴であったり、
泣き声でパニックだったんじゃないか…と思います。
そんな中、結果的に
飛行機を無事に空港に着陸させることができたんです。
このニュースがかなり話題となっているのですが…
なぜ話題となっているかというと、
窓から投げ出された1名と、
心臓発作を起こした1名を除き、
残り全員無事帰還、というほかに
機長と管制官の会話が公開されていて
機長が
めちゃくちゃ落ち着いているんです(汗)
ココから聞けます↓
実際の会話は46秒くらいから(字幕付き)
すごくないですか?
自分も死ぬかもしれないのに、この落ち着き度合い。
上記の動画の後のほうに出てくる
損傷した飛行機、結構ひどいことになっていますよね…
こんなのを
操縦しながら、
150人の乗客の命を預かり、
たぶん、機長室だって
エマージェンシーで
いろんな機器がピカピカ光って
異常を知らせている…
中で、この落ち着き。
ちなみに下記のニュースサイトは
会話がノーカットで収録してあるのが聞けるのですが
最後なんて
"Good day"
で締めくくっているんです(汗)
https://tinyurl.com/yarep4a9
しかも、
空港に無事着陸した後は
客室にいって
乗客の様子を見て、
「大丈夫?(英語でHow are you holding up?)」
と話しかけていたようで。
その落ち着き具合は
ただものではない…と思ったら
それもそのはず、
彼女は元 米海軍のパイロットだそうです。
(戦闘機ホーネットの最初の女性パイロットのうち1人)
ちなみに上記の記事は
最後に
"She's a formidable woman, as sharp as a tack"
と書いていますが、
formidable = 畏敬の念を起こさせる、素晴らしい
という意味。
この言葉、敵に使うと、
「恐ろしく強い」という意味にもなります。
要するに、「すごすぎる」という感じで
いい意味も悪い意味にもとることができる言葉です。
(もちろん、ここでは素晴らしいという意味です)
as sharp as a tack
で「鋭い知性の持ち主だ、とても鋭敏だ」という意味。
tackは「画鋲」のことだそうです。
画鋲のように鋭い、って
なんか、褒められている感じが薄いですが(笑)
でもすごく頭がよい、という意味に英語だとなるようですよー。
それではまた!
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