その「常識」は何のため? | 年商億越え女性起業家 奥村美里のブログ

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こんにちは、奥村美里です。


今日は「常識」についてのお話しです。


私たちは、いろんな「常識」をもって生活してます。

「常識」は、疑わなくても「AはBだ」と即座に判断できる考えのこと。
わかりやすく言うと「水は飲んでも安全だ」みたいなのです。

「常識」は何のためにあるかというと、
生きていくためです。

ある程度の「常識」が頭の中に入ってないと、

靴を履いたり、顔を洗ったりする簡単な行動でさえ、
いちいち行動に移す前に

「これを行って、大丈夫なんだろうか?」

と考えてしまい、疲れてしまうわけです。


なので、
「常識」というものは
便利であり、生きていくのに必要なものなのです。

でも、
この便利な「常識」にもいろんな種類があります。

たとえば、
あなたの「常識」と「ゴール」が相いれないとき、
あなたは苦しんでしまうわけです。


仮に、あなたが女性で結婚していて

「妻は毎晩、料理をするものだ」

という常識を持っていると、
料理を作れない日があったとする。

そうすると罪悪感にさいなまれるわけです。

なので、その常識を持ったまま、

「起業してバリバリ稼ぐ!」

とか

「会社で頑張って昇進する!」

みたいなゴールを持っていると、
仕事に全力投球するのが難しくなる時期が必ず来ます。


「料理しないなんてダメな妻」とか自分にダメ出しを始めるわけですね。

つまり、
「ゴール」と「常識」が相いれず、苦しくなるわけです。


そして、
「常識」を疑うというのはかなりしんどい作業です。

だって、
常識を疑うということは、
ずっと昔からあった自分とか周りの人の信念を疑うということなので、かなり疲れるんです。


なので、
多くの人は常識を疑うことをせず、常識に従います。

夜9時とかに疲れて帰ってきた共働きの奥様が食事を手造りするのもこのパターンです。



でも、
「常識」をいったん疑い始めると

「何が正解なのかわからない」

というところに行きついてしまい、これはこれでしんどいわけです。


でもですね・・・
ある意味、「常識」というのは、
「洗脳」の一種なんです(文化、といってもいいけど)


だって、「常識」って国ごとに違うので、
その国とか文化が創り出した「ひとつの考え方」でしかないわけです。


私は最近子育て中なわけですが、

日本では生まれた翌日から毎日、子供を沐浴させるのが「常識」です。
夏は1日二回、お風呂に入れてください、汗かくからね、みたいなことを言われる。


「お風呂?2~3日に一回入れるかな」

とかいうと

「ええええ?」と非難の目で見られたりするわけです(汗


しかし
アメリカでは生まれてからしばらくはお湯につからせないのが「常識」です。
体をふくだけ。それも肌が弱いから週に2~3回だけ、みたいなのが常識。
毎日お風呂とかとんでもない、のが常識。


こういう些細なこと1つとっても

「ええっ?どっちが正しいの?」

となるわけです。


たぶん、どっちでもいいんだと思う(笑)

でも、この

「突き詰めて考えるとどっちでもいい」

という常識にがんじがらめになっている人がすごく多いんですね。


たとえば

・トイレでは、トイレ用のスリッパをはかなくてはいけない

みたいな小さなものから


・小さいうちから、子供を保育園に預けると可哀想
・女性はあまり稼がなくてもいい
・女の子はあまり勉強しなくても大丈夫
・女性は結婚したら家事をするべき


などなどなどなど。

でもねー、
どっちでもいいんですよ。


トイレでトイレ用のスリッパ履いても履かなくてもいいし

女性が稼いでも稼がなくてもいいし、
女性は結婚して家事をしても、家事はせずダンナさまにやってもらったって、外注してもいいわけです。

どっちでもいいわけなんです。

たぶん、トイレでトイレ用のスリッパ履かなくても世界は終わらないし、誰も死なないワケ(苦笑


そういうレベルです。

だから
自分の常識に縛られて、いきたいところに行けないとか、
やりたいことをやれない人は、一度、自分の常識を疑ってみてください。


「これってホントなの?何が証拠なの?」

と。


常識を疑うというのはそれはそれでしんどい作業ですけど、
つまらない「罪悪感」「つらさ」から解放されて、かなり楽になります。


おためしあれ~



今日は以上です。


Have a wonderful day!