さて、今日のお題は
itとthatです。
こないだ、私のクライアントさんがこんな文章を書いてきました↓
I saw the weather forecast yesterday. That was crazy.
(昨日、天気予報を見たんだけど…クレイジーだった)
で、これ、ちょっとおかしいです。
正しくは、
thatじゃなくてitなんです。
でも、辞書をひくと、
thatもitも「それ」って書いてあるんです(汗
このthat / itの使い分け。
意外と知られていないので
今日はそこを解説しようと思います。
一言でいうと、
itは「特定の何か」
thatは「文脈全体」
を表します。
冒頭に出てきた文章は、
the weather forecastを「それ」が
さしていたのでitになるわけです。
例…
- I got this new bag.
- It's really nice!(そのバック、素敵ね!)
この場合におけるitは、this new bagのことを指しています。
文脈全体をさしているわけではないのでitを使うわけですね。
でも、実は
上記でも、Thatを使うこともできます。
- I got this new bag.
- That's really nice!(それって、素敵ね!)
itだとバックを指して、
thatだと「買い物した」という文脈を指すんですね。
微妙な違いなのですが(汗)
ビミョーに意味が違ってきます。
A: Finally I passed the entrance exam!
(ついに入試に合格したよ!)
B: That's great!
(すごいじゃん!)
この場合、もしitにした場合は、
it = the examとなります。
でも、「入試に合格した」という
文脈に対して「すごい」と賞賛して
いるため、thatが適切だということになります。
まあ、間違っても通じますが、
使い分けが難しいようでしたので
今日は解説してみました^^
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