こんにちは、奥村です。
最近、
Netflixで"the CROWN"というイギリスドラマに
ハマっています。
こういうやつ↓
今も在位中のイギリスのエリザベス女王の即位前後のお話しなのですが…
これがチョー面白い。
エリザベス女王のお父さんは
数年前にアカデミー賞を受賞した
「英国王のスピーチ」のモデルとなった
吃音のジョージ6世。
このジョージ6世は
もともと王になるべくして
育ったわけじゃなくて
お兄さんのエドワード8世が
アメリカ人のウォリス・シンプソン夫人
と結婚するために王座を捨てて
(いわゆる「王冠をかけた恋」)
たまたま王座についてしまったわけです。
なのでエリザベス女王も
王座に就くべく育てられたわけじゃないんですね。
でも父王が若くして亡くなって
なんと若干、
26歳のときにイギリスの女王に
なってしまうんですねー。
イギリスだけではなくって
16か国の主権国家の君主となってしまうわけです。
でもその当時、
彼女にはフツーに夫がいて
子供もいて、
その中でなんとかもがきながらも
「よい君主」になろうとする姿が
人間味があってよいんです。
で、このドラマ。
イギリス関係ですから
当然全部イギリス英語です。
私はアメリカ英語に慣れ親しんでいるので
その違いがすごーく面白いわけなんですよ。
たとえば
"Fire away"という表現。
このドラマに
すごくよく出てきます。
〔言いにくいことなどを〕思い切って話す
ということに使います。
たとえば
"I have some questions I want to ask you."
"Fire away"
のように使ったりします。
で、昨日見ていて
「へええええええ」
と思ったのが
"dress down"の意味です。
日本語だと
「カジュアルな服を着る」
とかそういう意味で使われますが
Give them a good dressing down like children.
(子供を叱るようにしかっておやりなさい)
というセリフが出てきて
「叱る…?」
と思っていると
Because they're English, male and upper class.
A good dressing down from Nanny is what they most want in life.
(イギリス人男性で上流階級。
そういう彼らは
乳母に叱られるのが大好きなんですよ)
と話していて
dress downを辞書でひいてみたら
「しかりつける」
と書いてあってすごーくびっくりしました。
ちなみにこういわれて
女王が叱ったのは
チャーチル首相なわけですが。
そのほかにも知らない表現が
いっぱい出てきてすごく勉強になります。
Netflixお持ちの方は見てみてください。
このシーンですね↓(1:28くらいから)
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