今日は最近読んですごくよかった!という本を2冊ほど紹介したいと思います。
1)生きるための選択 パク・ヨンミ
13歳で北朝鮮から凍った川を渡り、中国へ脱北。
中国で人身売買の被害に遭い、その後、ゴビ砂漠を徒歩で縦断してモンゴルに入り、韓国に亡命したヨンミさんの実話です。
私は普段こういった本はあまり読まないのですが今回、読んでみて北朝鮮の悲惨さに驚愕しました。
が、それ以上に興味深かったのが北朝鮮からの亡命者が韓国でまず最初に入る事になる脱北者のための定着教育施設「ハナ院」で受ける教育です。
北朝鮮では「私」は存在せず「私たち」しか存在しない。
「ものを考えないこと」「疑問を抱かないこと」を奨励される。
そんな中で教育を受けるとまず、
「自己紹介をしてください」
この意味がわからないんだそうです。
なぜかというと
「なぜ、私のことなんかに興味を持つの?」
「なぜ、私の考えなんか聞きたいの?」
と思うんだとか…
見かねた先生が
「ほら、好きな色とかはどう?ピンクとか?」
というと、
「やっと正解をもらった!好きな色はピンクって言えばいいんだ!」
と思ったと。
教育って凄まじい影響を与えるものだなと思いました。
そのほかにもハナ院ではこんなことを勉強するそうです。
・努力は報われるものである(北朝鮮では出生が悪いと努力しても一生報われない)
・資本主義の国には口約束じゃなく、契約書がある。ただし、契約書にサインをして
あとで「気が変わった」といってもサインをした限り責任は全うしなければいけない
などなど。。。
もう、壮絶なカルチャーショックでした。
この著者のヨンミさんが有名になったのはダブリンでおこなわれた
One young worldのスピーチで、
この動画が200万回の再生を記録。
なまっていて英語がわかりにくいですが、英語字幕もついているので、ぜひ見てみてください↓
2)君はどこへでも行ける 堀江貴文
1ヶ月以上前からすごく楽しみにして発売を今か今かと待っていた本です。
私はかなり海外へ行きますが、ここ数年感じていた東京や日本の「割安感」をかなりわかりやすい論点から説明してくれた本です。
海外で起業とか、海外移住とか、そういうことをちらっとでも考えている方、
そんなのは全然考えていないけど、
「中国人の爆買い」
「シャープが台湾企業に買収」
などのキーワードにピクっと来る人はもうぜひ読んでいただきたい本です。
知らない知識がてんこ盛りでいろんな意味で考え方が変わると思います。
ぜひ読んでみてくださいね^^
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